呼称 | 心優しきタイタン |
CV | 林直樹 |
誕生月 | 12月 |
※「HP・攻撃力・防御力」は上限が存在しないため記載しません。
クリティカル率 | 15.5 |
命中 | 780 |
回避 | 240 |
魔法効力 | 0 |
魔法抑制 | 0 |
速度 | 14.4 |
自動回復 | 0 |
魔法耐性 | 7.3 |
物理耐性 | 60.8 |
吸収力 | 0 |
クリティカル増幅 | 0 |
クリティカル耐性 | 2.5 |
洞察 | 0 |
根性 | 9 |
治療効果 | 0 |
受ける治癒量 | 0 |
攻撃速度 | 0 |
クリティカル回避率 | 0 |
防御貫通 | 0 |
魔法貫通 | 0 |
熟知 | 0 |
受け流し | 0 |
Lv.1 | 10秒の間、自身に攻撃力×350%のダメージを吸収するシールドを付与する。 |
Lv.2 | シールドの耐久度が攻撃力×400%に増加。 |
Lv.3 | シールドの耐久度が攻撃力×450%に増加。 |
Lv.1 | 地面を叩きつけ、前方範囲内の敵に攻撃力×110%のダメージを与え、1.5秒間スタンさせる。 |
Lv.2 | ダメージが攻撃力×120%に増加。 |
Lv.3 | ダメージが攻撃力×130%に増加。 |
Lv.4 | ダメージが攻撃力×140%に増加。 |
Lv.1 | 敵一体を持ち上げて投げつける。 落下時に攻撃力×165%の範囲ダメージを与え、さらにダメージを受けた敵の速度を5秒間30減少させる。 |
Lv.2 | 速度の減少値が40に増加。 |
【ゲーム内説明】 ヴェルディア連盟のタンク英雄。 敵を放り投げて相手の陣形を崩すことができる。 |
登場時 | 森……守る…… |
移動時 | 敵……どこ…… |
通常攻撃 | オーギーも、戦う |
スキル1 | よくも |
スキル2 | 出ていけ |
必殺技 | オーギー、怒った! |
勝利時 | もう、怖く、ない |
※未実装
心優しい巨人族、オーギーーー
人間とは異なる姿を持ちながら、森の中で暮らすヴェルディア連盟の中でも、オーギーは特に目立つ姿だった。
巨人の血を引くオーギーは、とにかく身体が大きく強壮で、見る者を怖じけさせるほどだった。しかし、そんな粗野で猛々しい姿とは裏腹に、オーギーは純粋でおとなしく友好的で、森の動物たちと仲が良かった。
彼が怒ることは滅多にない。しかし、仲間や友達を傷つけなどすれば……一度怒られたら最後。並外れた豪腕と固い岩のような肌が、容赦なく襲うだろう……。
オーギーは不器用な性格の持ち主で、自己表現がとても苦手としている。そのため、ヴェルディア連盟の仲間と交流することもほとんどなく、ユグドラシル辺境の緑地帯にある丸太小屋に一人で住んでいた。誰かと会話することがないオーギーは、言語能力が退化し、ごく簡単な言葉しか使えなかった。だからといって、オーギーがそれに困ることもない。なぜなら、彼はヴェルディア連盟の誰かと言葉を交わすより、森の動物達と静かに語り合うことが何よりの安らぎだったからである。オーギーは毎日ユグドラシルを散歩し、キノコやドングリを採取しては動物に分け与えていた。森で動物達と過ごす平和な日々を心から愛していたのだった……。
だがーー
そんな穏やかな日々は終わりを告げる。破滅の深淵の封印が解かれ、悪魔たちが一斉にユグドラシルへ向かってきたのだ。
多くの動物の住処は蹂躙され、殺されていった……。
オーギーはかつてないほどの怒りを、固い胸に感じた。オーギーが大切にしてきたもの全てをカタストロフが破壊していくのを黙ってみていることなどできず……。
「森、守る……」
彼は決意した。森を守るため、戦うことをーー
己の力のみでは森をなに一つ守れないと気づいたオーギーは、自分と同じように森を守るヴェルディア連盟の仲間たちと共に戦うようになった。
これまで一人で過ごすことに満足していた彼は、もうどこにもいない。今では、仲間を傷つけようとする者から守れる強さがほしいと、心から願うようになったのだった
「オーギー……おごっだぁ!」
ユグドラシルの奥には、翡翠のようにキラキラと輝いている巨大な木が鎮座している。根がむき出しになって絡み合い、幻想的な世界を作り出しているようだ……。
森の賢者アルドンが木々との交流を終え、ゆっくりと目を開け、木の幹から手を離す。普段は穏やかなアルドンが、いつになく白い眉を潜めていた。千年も生きてきた古木から悲痛な叫び声が聴こえる。それは、不吉な兆しだったーー
茂みからガサガサと、全身が真っ白な半人半馬の女性が現れた。
「ネモラ、どうしたのじゃ?」
何かがあったようで、ネモラの表情は不安でいっぱいな様子だった。
「『ヴィジランツ』の斥候が湖の近くで怪しい痕跡を見つけたの。もしかしたら……」
ネモラはさらに顔を曇らせる。
「もしかしたら、カタストロフの跡なんじゃないかなって。ネモラは判断できない……。先生、お願いしたいの」
アルドンは頷いて、杖をついてネモラと湖へ向かった……。
湖に近づくと、腐敗の臭いが周囲に漂っている。植物は枯れ果て、地面にも焦げ跡が見えた。これは……カタストロフの仕業に違いない。
「カタストロフがユグドラシルの幻術を破ったようじゃな」
アルドンはため息をつきながら、次なる策を考え……。
「ネモラ、『ヴィジランツ』全員に伝令じゃ! この辺りをくまなく捜索し、警備を固めよと。戦争は……既に始まっておる」
ネモラが頷き一歩踏み出した瞬間だった。突然、木々が震えるほどの雄叫びが森中に響き渡ったのだ。森の住民たちはこの叫びの意味を知っている。
そう……オーギーが怒り出したのだ。
「ネモラ、行ってみるぞ!」
ネモラとアルドンは走り出し、雄叫びの方向へと向かった。
ネモラが先に到着すると、森の空き地で凶暴そうな巨人が立ちはだかっている。
やはりオーギーだった。
彼の前には2匹のカタストロフが歪んだ嘲笑を浮かべている。オーギーの周りには、木の枝がいくつも落ちていて、本当だったら枝の上にあるはずの鳥の巣も無残に落ちている。そして、その隣で小鳥が血に染められ、死にかけていたのだ……。
罪もない小動物が傷つけられ、ネモラも激怒した。しかし、彼女の怒りはオーギーのものとは比べ物にならなかった。彼の顔がどんどん歪んでいき、2匹のカタストロフを睨みつけると……。
「オーギー……おごっだぁ!」
怒りが爆発したオーギーは、カタストロフへ突進していく。重い足音が鳴り響き、大地が震動していた。彼の怒りを目の当たりにしたカタストロフたちは、恐怖で顔がこわばり、必死に羽ばたいて空へ逃げようとしたのだ。それを見たオーギーは、立ち止まって巨大な石を拾い上げる。そして……。カタストロフに投げつけたのだった。轟音とともに、巨大な石がカタストロフに当たり、その瞬間、跡形もなく粉砕した。瞬殺された仲間を見たもう片方のカタストロフは、さらに恐怖に駆られ加速したが、突如……矛が胸を突き抜け、地に落ちていった。
怒りが収まらないオーギーだったが、足元で横たわっている怪我した小鳥を目にして、怒りから一転、悲しみが募り……。優しく小鳥を手のひらに乗せ、指一本でゆっくりとなでていた。まるでこの行動で小鳥の苦痛を取り除けると思っているかのように……。
「そんなに悲しい顔しないで。ネモラが助けるの」
そう言いながら近づくと、緑色の暖かいオーラが放たれる。治癒魔法が小鳥を覆い、傷が徐々に癒えていった。そこへ、やっとアルドンがたどり着き、杖を木に振りかざすと新たな枝が生えてきたのだ。蔓も枝も纏っていき、新しい鳥の巣になった。オーギーがそっと小鳥を巣に戻すと……。
「あ……ありが、と」
不器用ながらに二人にお礼を伝えたのだった。
「オーギーよ、ついてきてはくれないかの。戦争はもう始まった。おぬしの力が必要なのじゃ」
オーギーが一人でいることを好きなのは百も承知だった。しかし、敵の勢力を前に、ヴェルディア連盟全員の力が必要だったのだ。アルドンはその思いを込めてオーギーに伝えると……。
「オーギー……一緒。森……守る!」
オーギーは仲間達と協力して戦うことを決意したのだったーー
※未実装
※未実装
※未実装
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