呼称 | 歴史の探求者 |
CV | 住谷哲栄 |
※「HP・攻撃力・防御力」は上限が存在しないため記載しません。
クリティカル率 | 59.2 |
命中 | 85 |
回避 | 808.02 |
魔法効力 | 0 |
魔法抑制 | 0 |
速度 | 56.2 |
自動回復 | 0 |
魔法耐性 | 80.7 |
物理耐性 | 24.96 |
吸収力 | 0 |
クリティカル増幅 | 2.5 |
クリティカル耐性 | 62.96 |
洞察 | 0 |
根性 | 30.26 |
治療効果 | 19.38 |
治癒 | 8.34 |
攻撃速度 | 0 |
クリティカル回避率 | 22.3 |
防御貫通 | 0 |
魔法貫通 | 9.66 |
熟知 | 0 |
受け流し | 0 |
腐食 | 0 |
緩和 | 0 |
ダメージ耐性 | 0 |
シールド効果 | 0 |
SP回復効率 | 0 |
Lv.1 | 背中の巻物が飛び出して地面に刺さり、味方が最も密集するエリアに「停戦領域」を展開する。 停戦領域は優先的に自身をカバーし、8秒存在する。 停戦領域内にいる間、味方の被ダメージが20%減少、緩和が20増加し、カシウス自身の被ダメージが50%減少、緩和が50増加する。 |
Lv.2 | 停戦領域の発動期間中、領域内の味方は1秒ごとにカシウスの最大HP×2%のHPを回復し、カシウス自身は1秒ごとに最大HP×5%のHPを回復する。 |
Lv.3 | 敵が停戦領域内に留まる時間4秒につき、その敵に1スタックの「動揺」を付与する。 |
Lv.1 | 致死ダメージを受けた時、そのダメージを無効化し、2秒の間、被ダメージを無効化する。 自身の周りの一定範囲内の敵は4秒の間、戦闘をやめる。 停戦期間中、自身は1秒ごとに10%のHPを回復する。 このスキルは15秒ごとに最大1回まで発動可能。 |
Lv.2 | 停戦期間中、自身は1秒ごとに15%のHPを回復する。 |
Lv.3 | 持続時間が6秒に延長。 |
Lv.4 | 停戦期間終了後、範囲内の敵に1スタックの「動揺」を付与する。 |
Lv.1 | 敵サイドにいるすべての敵に説教を聞かせ、3秒の間、敵を挑発する。 挑発された敵は自身に与えるダメージが30%減少する。 さらに、6秒の間、敵に1スタックの「動揺」を付与する。 「動揺」1スタックにつき、敵の命中と洞察が15減少する。 1体の敵に付与されている「動揺」のスタック数が3に達している場合、重複して「動揺」を付与されても、「動揺」の持続時間はリセットされない。 |
Lv.2 | 挑発の持続時間が6秒になる。 |
Lv.3 | 「動揺」1スタックにつき、敵の命中と洞察が30減少する。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル30が必要 敵に付与されている「動揺」のスタック数が3の場合、その敵はスキルを発動できない。 |
Lv.1 | ダメージを受けるたびに、自身の治癒が1増加(永続効果、最大で30まで)。 さらに、自身の最大HPが1%増加(最大で30%まで)。 |
Lv.2 | ダメージを受けるたびに、自身の治癒が2増加(永続効果、最大で60まで)。 さらに、自身の最大HPが2%増加(最大で60%まで)。 |
Lv.3 | ダメージを受けた時、自身の最大HPが攻撃者より高い場合、最大HPの差を攻撃者の最大HPで割った割合1%につき、その時の被ダメージが1%減少する(減少値は最大で60%まで)。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル60が必要 ダメージを受けた時、「ドラゴンの威厳」を発動し、攻撃者に自身の最大HP×20%分の竜言ダメージを与え、2秒の間、スタンを付与する。 この効果は4秒ごとに最大1回まで発動可能。 |
初期 | フィールド上の生存中の味方英雄1体につき、自身の被ダメージ軽減率が3%増加する。 |
+10 | フィールド上の生存中の味方英雄1体につき、自身の被ダメージ軽減率が5%増加する。 |
+20 | 通常攻撃の範囲が拡大し、自身の最大HP×2%の追加ダメージが発生する。 |
+30 | 通常攻撃の範囲が拡大し、自身の最大HP×4%の追加ダメージが発生する。 |
+40 | 動揺状態の敵が受けるダメージが40%増加する。 竜言ダメージの場合、受けるダメージが80%増加する。 |
3/9 | 「停戦領域」終了時、領域内の味方のSPが200回復し、3秒の間、速度が20増加する。 |
9/9 | 「停戦領域」内の敵は速度アップ効果が無効になり、SP回復効率が70減少する。 |
【ゲーム内説明】 竜族のタンク英雄。 「停戦領域」で味方を守りながら、高頻度で敵に「動揺」を付与し、敵の攻撃能力を弱体化させることができる。 |
登場時 | 私は文官ですが、兵法の心得もあるのですよ。 |
移動時 | 私の使命は、歴史を「記録」すること。旅をしながら、考え続けることです。 |
通常攻撃 | お静かに。 |
スキル1 | — |
スキル2 | — |
スキル3 | — |
必殺技 | 史書を見ると、ここで停戦するのが一番の選択です。 |
勝利時 | 歴史は奥深い。落ち着いて読み解きましょう。 |
神話時 | 真の歴史を隠してはなりません。私はこの手で、歴史の真実を歳月の輪に刻み込みます。 |
旅館 |
家族が面会に来たのは、カシウスが監禁されてから数えきれない日数が経ったあとだった。いつも通りの沈黙は、ドアの外で吐かれるため息を際立たせている。カシウスの目にようやく少しの光が宿ったのは、家族が仕切り越しに、カシウスが求めていた紙とペンを手渡したときだった。
代々カシウスの一族は、史官として竜族の歴史を記録する役目を担っていた。古来、一族の中で最も優秀な者は長老院の書記を務め、長老会議の決定を正確に記録する役割も任されていたが、カシウスはその両方をこなすことができる当代きってのエリートであった。彼は、この職務を長年忠実に担ってきた一族の一員であることを誇りに思っていた。また志も高く、一族、ひいては竜族全体で最も優秀な史官になることを目指していた。
しかしある日、そんな状況を一変させる事実をカシウスは知ることになる。
ブラッドリッジ部族の長老シルヴィンは竜族の長老会議を招集し、カシウスも書記としてその会議に参加することとなった。大規模なカタストロフの侵攻とエスペリア全域に及ぶ大災害に直面したシルヴィンは、カタストロフに対抗するために、人間に協力を依頼し、その見返りとしてドラゴンクリスタルを与えることを決議にかけた。
決議案は可決されたものの、長老たちの多くが苦渋の表情を浮かべていることにカシウスは困惑した。彼が巨竜の碑林にも記されていない事実を知ることになったのはそのときだった。竜族が人間の奴隷として従属させられていたことをシルヴィンに聞かされたのだ。カシウスは理解した。長老たちは人間による裏切りを恐れているのだ。
その時のことを思い出すたびに、カシウスの一族としての誇りはズタズタに引き裂かれた。竜族の屈辱的な過去にショックを受けるとともに、一族が心血を注いで編纂してきた歴史がまったく真実ではなかったことに、悲しさと憤りを覚えた。
家に戻ったカシウスは年長者に確認を求めるも、これは一族が代々隠し通してきた「秘密」であることを明かされた。カシウスの史官としての信念は瞬時に崩壊し、生涯をかけて研究してきた歴史が捏造であったことを許せなかった。彼は真実を解明したうえで、改訂した歴史書を公にすることを決意した。
しかし、カシウスの考えは一族の年長者に猛反発を受けた。竜族の栄光を汚すことは許されない、屈辱の歴史は岩壁の間に封印しておくべきというのが彼らの意見だった。カシウスはその懸念に理解を示しつつ、自らのキャリアを葬り去ってでも、みんなに真実を伝えるのだという彼の決意は揺るがなかった。
それでも年長者を説得することはできず、真の歴史が公表されることを恐れた彼らによって、カシウスは監禁されてしまう。年長者たちは、カシウスは誤って間違った道に入ってしまっただけで、数日監禁すれば正しい道に戻るだろうと考えていた。一族が何世代にもわたって築き上げてきた栄誉と地位を台無しにすることがどれほどのことか、時間を与えれば理解してくれるはずだと。
しかし、そんな年長者たちの考えとは裏腹に、カシウスはハンガーストライキをもって妥協することを拒否した。かつての目の輝きは完全に失われ、日に日にやつれていく姿は家族を大いに苦しめた。家族があらゆる手を使って説得を試みても、カシウスはまったく聞く耳を持たなかった。
長い時間を経て、カシウスはようやく口を開き、家族に紙とペンを求めた。それはシルヴィンに手紙を書くためであり、もしシルヴィンの理解を得られないようであれば、あらゆる罰も受け入れ、屈辱の歴史の改訂と公表を諦めるつもりだと伝えた。家族の年長者たちは、シルヴィンの理解など得られるはずもなく、カシウスの計画を断念させられると考え、その要求を認めた。
シルヴィンがカシウスの監禁室を訪れたのは、それから数カ月後のことだった。すっかり痩せ細りながらも、毅然とした態度を崩さない若い史官を見たシルヴィンは、哀れみとともに驚きを感じた。
それから二人は長い時間をかけて語り合い、シルヴィンはカシウスの考えに同意した。エスペリア各地を訪れたことで、過去の過ちを繰り返さないためには歴史に学ぶしかないことをシルヴィンは知っていた。そしてカシウスを監禁室から出し、歴史書の改訂を支援すると約束した。
仕事に戻ったカシウスは、睡眠時間を削って作業を続けた。この歴史が公になれば、竜の島に大騒動を引き起こすことを彼は予期していた。恐らく数えきれないほどの罵声を浴びるだろう。ほとんどの竜族に受け入れられないかもしれない。しかし、真の歴史が復元され、みんなが真実を知るとき、それは竜族の新たな栄光の始まりになると信じていた。
カシウスは、これからも真実を追い求め続けるだろう。そして、樹木が刻む年輪のように、彼は真の歴史を書に刻んでいくのだ。
※未実装
※未実装
「古を以って鏡と為せば、損得を知るべし」
ーー竜族の文官の一族に伝わるこの巻物は、歴史の記録者のそばで竜族の盛衰を見届けてきた。
※未実装
※特になし
Protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.
まだコメントがありません。