カーソス【クリムゾンブレード】

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基本情報

呼称クリムゾンブレード         
関連人物【恩師】
CV大川颯太
誕生月7月

データ

陣営ババリア部族          
タイプ力量型
職業戦士
メインロール継続アタッカー

ステータス

※「HP・攻撃力・防御力」は上限が存在しないため記載しません。

  • 神話☆5ランク
  • T4装備
  • 専用装備40
  • 家具9(ランク最大)
  • 刻印80(白星)
  • エルダーツリー最大、絆ボーナスあり
  • 神器・コレクションなし
  • 狩りモンなし
クリティカル率28.8           
命中1097.92
回避210
魔法効力0
魔法抑制0
速度27.7
自動回復0
魔法耐性37.08
物理耐性60.8
吸収力50.6
クリティカル増幅0
クリティカル耐性45.7
洞察0
根性40.72
治療効果0
治癒8.91
攻撃速度0
クリティカル回避率9.79
防御貫通5.83
魔法貫通0
熟知0
受け流し15.14
腐食0
緩和0
ダメージ耐性0
シールド効果0
SP回復効率0

スキル

必殺技:猛虎断衝斬

Lv.1敵の数が多い方向に合計5本のトマホークを投げつけ、5本それぞれ異なる敵に命中し、攻撃力×220%のダメージを与える。
トマホークは貫通効果があるが、重複して命中した敵には45%のダメージしか与えられない。
Lv.2ダメージが攻撃力×240%に増加する。
Lv.3ダメージが攻撃力×260%に増加する。

スキル1:遠近両用【パッシブ】

Lv.1近くに敵がいる場合、通常攻撃が範囲攻撃になり、防御力が20%増加する。
近くに敵がいない場合、攻撃力が8%増加する。
Lv.2防御力+25%、または攻撃力+12%。
Lv.3防御力+35%、または攻撃力+16%。
Lv.4防御力+45%、または攻撃力+20%。

スキル2:回旋戦斧斬

Lv.1戦斧をブーメランのように回して投げつけ、攻撃力×130%の範囲ダメージを2回与える。
戦斧が戻ってくる際、70%の確率で戦斧をキャッチし、戦斧のキャッチに成功すると一定時間速度が増加する。
Lv.2与ダメージが攻撃力×145%になり、投げ斧をキャッチすると、SPが少しだけ回復する。
Lv.3ダメージが攻撃力×160%に増加する。
Lv.4※解放には刻印レベル30が必要
ダメージが攻撃力×170%に増加する。

スキル3:野獣本能【パッシブ】

Lv.1味方全体の吸収力を15増加させる。
Lv.2同じ陣営の味方がいる場合、HP吸収がさらに+10。
Lv.3味方全体のHP吸収+18。
Lv.4※解放には刻印レベル60が必要
味方全体のHP吸収+21。

専用装備:二重旋回

初期スキル「回旋戦斧斬」使用時の戦斧をキャッチする確率が75%に増加する。
戦斧をキャッチすると、すぐにもう一度「回旋戦斧斬」を使用するが、次の斧をキャッチする確率は25%減少し、キャッチできなくなるまで続く。
+10投げ斧をキャッチする確率が80%になる。
+20スキル発動時、追加で30%のHP吸収が発生する。
+30投げ斧をキャッチする確率が100%になる。
+40追加のHP吸収効果が50%になる。

専用家具:オールマイティー

3/9後列に配置された時、生きている前列に配置された味方1体につき、自分のクリティカル増幅が25ポイント増加する。
前列に配置された時、生きている後列の味方1体につき、自分の受けるダメージが22%減少する。
9/9必殺技使用後から5秒間、スキル「遠近両用」と「オールマイティー」の全てのステータスアップ効果が無条件で有効化される。

特徴

【ゲーム内説明】
ババリア部族の戦士英雄。
配置ポジションにより異なるステータスが上昇し、味方英雄に吸収効果を付与する。

セリフ集

登場時ワイと勝負や!
移動時力だけじゃ真の戦士にはなれへんで!
通常攻撃ワイの斧からは逃れられへんで!
スキル1接近戦でワイに勝てると思っとるんか?
スキル2ワイの新技をくらえ!
スキル3——
必殺技——
勝利時力だけでワイに勝つ?無理に決まっとるやろ!
神話時強敵を恐れず、骨身を惜しまず。
旅館最近師匠の特訓(殴られっぱなし)のおかげで新しい技を編み出したんだ。師匠が言うには尊敬できる相手は鏡のように、自分の足りない部分を思い知らせてくれるらしい。俺も稽古相手を探してみるか。

エンブレム

 

ストーリー

ーー弱肉強食ーー

それがババリア部族の社会である。人間社会に比べて、ババリア部族の社会はいまだ原始的なままだ。弱者を守る法律や司法機関は存在せず、弱肉強食という自然の掟がそのまま適用されているかのようだった。力なき者がここで生き抜くのは困難極まりない、そういう世界だ。

カーソスという男は、子どもの頃から部族の強大な戦士に憧れ、必死に鍛錬し続けた。だが……。残念なことに、強靭な肉体には恵まれなかった。貧相な体のせいでよく他の者に馬鹿にされ、いじめられていたのだった。ババリア部族の伝統は、戦士になれなかった弱者は最底辺の仕事に就くというのが代々続いている。カーソスもある軍官の家に送られ、下僕として牛と羊の世話をするようになった。しかし、そこでの扱いは一個の者以下の扱いで家畜同等だった。カーソスの不幸はそれだけではなかった。

ある日ーー

カーソスは羊の放牧中に突然の大嵐に遭い、多くの羊を失ってしまったのだ。それを知ったカーソスの雇い主の軍官は怒り狂い、一片の慈悲もなくカーソスを処刑しようとしたが……。

「どうせ死ぬんだ……。だったら誇り高い死に方を選ぶ!」

カーソスは戦士らしく、雇い主である軍官に一騎打ちを挑んだのだ。どの口が言うんだとばかりに、軍官は嘲笑う。しかし、軍官も一ババリア部族。決闘を申し込まれたら必ず受けるというババリア部族の習わしに従い、カーソスの挑戦を受けたのだ。だが軍官は、たかが下僕が吠えているだけのことと高を括っていた。貴族の暇つぶし程度にしか思っていなかったため、酒を浴びるように飲み続け、泥酔状態で決闘に現れたのである。決闘を見物に来た者たちも、どこか見下したように酒を飲みながらカーソスにヤジを飛ばしている。

しかし、その傲慢さがカーソスの怒りに火をつけた。ずっと憧れていた戦士とは雲泥の差である軍官に絶対に負けたくないという思いがカーソスの血をたぎらせたのだった。彼は軍官の攻撃に耐えながら、獲物を狙う蛇のごとく、相手の隙をただひたすらに待った。

そして……。軍官が守ってばかりのカーソスを挑発しようと攻撃の手を緩めたその瞬間に渾身の一撃を決めたのだった。

戦いはカーソスの勝利に終わった。軍官を含め、誰もが予想外の結果に静まり返る中、突然、雄叫びのような賞賛の声が響いた。

「迅雷の一撃、見事であった!」

カーソスは驚き、その声がする方を向くと一番憧れている戦士がそこに立っていたのだ。そんな存在が自分を認めてくれたという嬉しさと安堵が一度に来て、その場に崩れるように倒れて眠り込んでしまったのだった。

そう、彼はーー

ババリア部族の最強戦士、戦神ブルータス。丁度この一騎打ちの終始を見届けていて、カーソスの最後の一撃に賞賛を贈ったのだった。ブルータスは、カーソスの冷静な判断力と不屈の精神、類まれなる才能を見込み、彼を良き戦士に仕込むと決めて……。

戦神の指導を受けたカーソスは努力を以って、速度と技量を活かした独自の戦闘技法を編み出し、自分より何倍もの体格を持つ相手とも互角以上に渡り合える強い戦士となったのだった……。

「我、暴力に怯まず! それが戦士だ!!」

絆【よき師よき友】

ピシーーーッ!!ーー

鞭の音がテントの中で鳴り響き、容赦なくカーソスの身体を打ちつける。カーソスは怒りと絶望が混ざり合い、自分をいたぶった軍官を睨んだ。

(ワイはこのまま、死ぬまでなぶられるんか……)

弱肉強食という原始的な社会を貫いているババリア部族には、正式な法律は当然存在しない。凡人の運命は最強の武力を持つものによって決められるのだ。強者の言葉こそが法律、弱者の生死は彼らが握っている。

そんな中、不幸は突然起こるーー

カーソスが羊の放牧をしていると、突然の大嵐に遭い、多くの羊を失ってしまったのだ。ちょうど、その羊たちは雇い主である軍官が今夜の宴で客人に出す予定だったもので……。軍官に恥をかかせた罪で、カーソスは今もその罰を受けている。

テント内にいる客人達のほとんどは、ニヤニヤとその様子を眺めている。しかし、貴賓席に着いている、獅子のような獰猛な戦士だけは厳しい目を向けていた。

彼の名はブルータスーー

『ババリアの戦神』の称号で名を轟かせているババリア部族最強の戦士である。部族の者であれば、誰でも彼のようになりたいと夢見ている。カーソスもその一人であり、戦士に憧れていたが、残念なことに強靭な肉体には恵まれておらず、下僕になり下がっていた。

傷だらけになり、ぐったりしたカーソスを見ると、軍官は怒りが収まり鞭を打つのをやめた。そして、その疲れを酒で解消するかのごとく、浴びるように飲むのだった。しかし、カーソスがテント内にいるのが目障りだと感じた軍官は、外に連れ出し、絞首刑を実行するよう部下に命じたのだった。

だが、カーソスは下僕のまま死にたくなかった。生まれた日から虐待されてきた彼は、自身の尊厳を懸けて、戦士らしく死にたかった。

彼は軍官にこう叫んだーー

「ワイと決闘しろ!」

一瞬静まり返るも、テントの中から笑い声しか聞こえなかった。誰もがカーソスは身の程知らずだと思っていたからだ。下僕の分際で、百戦錬磨の軍官に挑む、そんな事実に客人達は笑わずにはいられなかった。だが、ブルータスだけが表情を一つも変えず、静かに座っていたのだった……。

「どの口が言うんだ、馬鹿め!」

軍官は蔑んだ口調で言うが、決闘を申し込まれたら必ず受けるというババリア部族の伝統がある。もし断りでもしたら腰抜けと見なされ、一生の恥になってしまうのだ。渋々、軍官はその挑戦を受けるが、たかが下僕が吠えているだけのことと高を括り、酒を煽り続けたのだった。

軍官は部下にカーソスを離すよう命じ、武器棚からハンマーを持ち上げ、威嚇するように振り下ろす。そして、酒臭い息をまき散らしながら、カーソスに武器を選ぶように言った。

彼は武器棚の前で躊躇っていた。カーソスにとって、これらの武器は重すぎて、脆弱な身体では到底扱えなかった。ウロウロと棚の前を行き来していると、一丁の手斧が目に入る。

(これならいけそうだ!)

カーソスでも扱えそうな軽い手斧を取り、軍官の方へ向かっていった。

軍官はハンマーを構えて襲ってきたが、酒のせいで足が浮き、武器の振り方も雑になっていた。軍官にとってこの一戦は、本気を出す価値もないものであったが、戦闘経験のないカーソスにとっては、その一振りでさえもものすごい圧力を感じていた。

「かかってこいよ!逃げてばかりでザマァねぇな!」

軍官はカーソスを戦士としてではなく、無様な姿をみて嘲笑っていた。

同じようにテントにいる客人達も、ヤジを飛ばしている。しかし、ブルータスはその様子を鬼のような形相で見つめていたのだ。彼にとってこの決着は少しの栄誉もなく、ただの茶番であったからだ。軍官の傲慢な態度も、戦士あるまじき行為で、虫酸が走るほどだった。ブルータスは深いため息をつき、席を立とうとしたその時だったーー

突然カーソスの姿が目に止まったのだ。この脆弱な下僕が、燃え盛るような目で軍官を睨みつけ、不屈な態度を依然と保っている。

これこそ、戦士のあるべき姿だ。絶対に負けたくないという思いが伝わる。ブルータスはカーソスに興味を持ち始め、この決闘の結果が出るまで、観戦することにした。

カーソスは全力で戦っていたが、力の差は歴然で、軍官もかなり手を抜いていた。暇つぶし程度にしか思っていなかった軍官は、戦うことすら面倒になったのか、攻撃の手を緩めたのだった。

その瞬間ーー

チャンスとばかりにカーソスは、全力で軍官に手斧を投げつけたのだ。手斧は回転しながら、軍官の額に命中し……。いったい今、何が起こったのだろうか。その現状も理解できぬまま、軍官はその場に倒れた。雷に打たれたかのように、目を大きく見開いた顔がみるみるうちに血に覆われていった……。

騒がしいテントも静まり返っていた。誰も軍官が負けるとは思いもしなかった。もちろん、カーソス本人も。力尽きたのか、感情的な衝動が強すぎたのか、カーソスは数歩下がって、地に座り、呆然と軍官の死体を見つめていた。

すると、ブルータスが立ち上がり、軍官のそばまで歩くと……。

「愚か者」

冷ややかな目を向けながら罵った。そして、手斧を死体から抜き取り、カーソスに近づいていく。

「戦士になりたいか?」

厳かな声でブルータスに問われ、カーソスは混乱する。なぜ彼がここにいるのか、いつからいたのか、下僕である自分が声をかけられているのか……。だが、カーソスの答えは決まっている。戦士になるのは一生の望みなのだ。カーソスは力いっぱい頷いた。

「よかろう。この俺が自ら鍛えてやる!」

ブルータスは満足そうに微笑みながら、カーソスに手斧を渡したのだったーー

ドリーのコーナー

※未実装

専用装備の説明

一振りで嵐をも断ち切ると言われる双斧。

その切れ味は言うまでもなく、一投げするだけで致命的な殺傷力を発揮する。

スキン

※未実装

ギャラリー

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