呼称 | 海を征く大将 |
身長 | 195㎝ |
趣味 | ・海賊狩り ・部下を鍛えること |
好きなもの | ・副長くん(シマノカニクイザル、ゼロムのペット) ・火継丸 ・海魚を焼いたもの(川魚はNG) |
嫌いなもの | ・甲板の桐油 ・ウッドレッグ号 |
故郷 | ブライト王国の沿岸にある小さな漁村 |
現在地 | ブライト王国 |
現在の身分 | 千帆艦隊の大将 |
CV | 原口馨 |
※「HP・攻撃力・防御力」は上限が存在しないため記載しません。
※()内はPVPでのステータス
クリティカル率 | 15.5 |
命中 | 909.9 |
回避 | 210 |
魔法効力 | 0 |
魔法抑制 | 0 |
速度 | 41.49 |
自動回復 | 0 |
魔法耐性 | 47.77 |
物理耐性 | 78.53(88.67) |
吸収力 | 13.2 |
クリティカル増幅 | 0 |
クリティカル耐性 | 16.9 |
洞察 | 0 |
根性 | 81.7 |
治療効果 | 12.42 |
治癒 | 0 |
攻撃速度 | 22.16 |
クリティカル回避率 | 16.1 |
防御貫通 | 0 |
魔法貫通 | 0 |
熟知 | 0 |
受け流し | 0 |
腐食 | 0 |
緩和 | 0 |
ダメージ耐性 | 0 |
シールド効果 | 0 |
SP回復効率 | 0 |
Lv.1 | 風の力で味方英雄全員を鼓舞し、味方英雄に付与されているほとんどのデバフ効果を除去した上で、ゼロムの最大HP×25%分のHPを回復し、7秒の間、味方英雄に「被ダメージ50%減少」「根性25増加」を付与する。 |
Lv.2 | 味方英雄全員に、ゼロムの根性の初期値の50%が追加で付与される。 |
Lv.3 | 被ダメージ軽減と根性増加の持続時間が8秒に延長される。 |
Lv.1 | 戦闘開始時に子猿「副長くん」を召喚し、「副長くん」はHPが最も低い敵英雄の後をつけ、ターゲットの弱点を露呈させ、ターゲットの被ダメージ+20%。 「副長くん」が追随するターゲットが必殺技の発動に入ると、「副長くん」はジャンプしながら声で味方に警告を出し、4秒の間、ターゲットの攻撃力-30%。 「副長くん」が追随するターゲットが戦闘不能になった後、「副長くん」は改めてHPが最も低い敵英雄の後をつけるようになる。 |
Lv.2 | 攻撃力のDOWN率が35%になる。 |
Lv.3 | 攻撃力のDOWN率が40%になる。 |
Lv.4 | 攻撃力DOWNの持続時間が5秒に延長される。 |
Lv.1 | 戦闘開始時に、自身以外の味方英雄全員の活躍を評価する。 初期評価はBランクであり、評価対象の英雄が敵に合計25回のダメージを与えるたびに、評価ランクが上がっていく。 評価ランクに基づいて、以下のバフ効果が適用される。 評価ランクが上がった後でも、低ランクのバフ効果は適用され続ける。 【Bランク】 防御力+30% 【Aランク】 攻撃力+20%。 【Sランク】 防御貫通+10。 【SSランク】 クリティカル率+10、クリティカル増幅+10。 ブライト王国の英雄がゼロムと共に戦う時、バフの数値+30%。 スキルの発動期間中、ゼロムは行動阻害効果を無効化する。 |
Lv.2 | 評価ランク上昇時に、その味方とゼロムのHPをゼロムの最大HP×15%分回復し、SPを100回復する。 評価ランクが最大に到達した状態で評価ランク上昇が発動した場合、この効果は同様に発動する。 |
Lv.3 | 「活躍評価」発動時に、攻撃力が最も高い味方英雄の評価ランク+1。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル30が必要 「副長くん」が追随するターゲットが撃破された後、撃破前の3秒内にそのターゲットに最も多くダメージを与えた英雄の評価ランク+1。 |
Lv.1 | 地面を叩き、周囲の敵にゼロムの攻撃力×300%のダメージを与え、ノックアウトし、短時間の間、スタン効果を付与する。 同時に、攻撃地点に6秒間存在する「暴風領域」を発生させる。 「暴風領域」内の敵は速度-30。 |
Lv.2 | 「暴風領域」の持続時間が8秒に延長される。 |
Lv.3 | 「暴風領域」にいる時に、一度の攻撃で自身の最大HP×12%以上のダメージを受けた場合、そのダメージを自身の最大HP×12%まで軽減する。 1回の戦闘中に、この方法で自身の最大HP×50%までダメージを軽減する。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル60が必要 「暴風領域」にいる時に、一度の攻撃で自身の最大HP×4%以上のダメージを受けた場合、そのダメージを自身の最大HP×4%まで軽減する。 1回の戦闘中に、この方法で自身の最大HP×300%までダメージを軽減する。 |
初期 | 戦闘開始時に、ゼロムのSP+200。 |
+10 | 戦闘開始時に、ゼロムのSP+600。 |
+20 | 「副長くん」が敵英雄の追随を始めたばかりの7秒の間、追随するターゲットの被ダメージUPの比率が60%になる。 |
+30 | 必殺技「千帆の号令」発動時に、評価ランクが最も高い味方英雄の評価ランク+1。 |
+40 | 「副長くん」が敵英雄の追随を始めたばかりの7秒の間、追随するターゲットの被ダメージUPの比率が75%になる。 |
3/9 | 評価ランク上昇後の5秒の間、評価ランクによるバフ効果がさらに50%上昇する。 評価ランクが最大に到達した状態で評価ランク上昇が発動した場合、この効果は同様に発動する。 |
9/9 | 評価ランクに必要なダメージ回数が21回になり、新たにSSSランクが追加される。 【SSSランク】 対象の味方が撃破した敵英雄の数に基づいて、評価ランクによるバフ効果がさらに上昇する(+20%~60%まで) |
【ゲーム内説明】 ブライト王国の戦士英雄。 味方を回復し、味方に様々なバフを付与する他、特定の敵を弱体化させることも可能。 |
登場時 | 誰だ、俺の千帆艦隊を読んだのは? |
移動時 | 俺がこの拳で殴ってやらないと気が済まないようだな。 |
通常攻撃 | ちょうどいい。準備運動替わりに遊んでやる。 |
スキル1 | —— |
スキル2 | やるじゃないか。俺の艦隊には、お前のような人材が必要だ! |
スキル3 | 誰の許可を得て俺の船に踏み込んでんだ? |
必殺技 | 戦え!千帆艦隊の栄光のために! |
勝利時 | 海軍の力、思い知っただろう。 |
神話時 | 俺の千帆艦隊に入りたいだと?まずはお前らの実力を見せてみな。 |
旅館 | これは海の向こうで手に入れたモンだ。税関の連中には見せるなよ。 |
少年が目を覚ます。飢えで倒れていた少年をゼロムが担いで家に連れ戻り、すぐに魚を焼き始めると、こんがりと焼かれた魚の匂いが、少年の鼻腔をくすぐったようだった。
「ちょうど魚が焼けた。食ってみるか?」
魚を焚き火台から取り外しながら、ゼロムは少年に尋ねる。この時のゼロムは30代後半で、千帆艦隊の指揮を執るのは10年先のことだ。少年はゼロムの質問には答えず、武器になりそうな石を手探りし始めた。少年たち含む『船員』は、出航前に必ず親玉に言われる。『ブライト王国の海軍を見かけたらなんとしてでも倒せ』と。
「腹減ってないのか?」
ゼロムが振り返って少年にもう一度聞く。
「ここは孤島だ。海賊だろうが海軍だろうが関係ない」
少年は疑り深くゼロムを見つめるが、グーッと鳴るお腹が先に答えを出してしまう。
「ゼロム船長と呼んでくれて構わない」
少年に焼き魚を手渡しながら言った。その名前を聞いた少年は明らかに動揺したが、空腹には抗えなかったのか無言で焼き魚を受け取り、かじりついた。
「俺のこと知ってるのか?」
ゼロムが尋ねた。
「みんな知ってる。『海賊軍』のゼロム。親分が言ってた。お前のせいで、僕らは何ヶ月も逃げ回るハメになったって。ものすごくずる賢い海賊よりも怖いやつだって」
『海賊軍』
それは海賊たちから呼ばれていた二つ名だ。ゼロム率いる最も狡猾で海賊よりも恐ろしい海軍という意味が込められていた。
「ハハハ! 褒め言葉として受け取っておこう」
ゼロムは魚にかぶりつきながら笑った。
「お前は自分がどこから来たのか覚えてるか?」
ゼロムは言葉を続ける。
『どこから来たのか』
そんなこと聞かなくてもゼロムはよく知っていた。かつての自分のように、この少年も海賊に拉致され、『ウッドレッグ号』に売り飛ばされたのだ。そういう子供たちの運命は、海賊たちにボロ雑巾になるまで虐げられ、運が良ければ13歳まで生き残り、その一員になれる。拉致される前は……おそらく貧しい漁村の平凡な家庭で生まれたのだろう。
「船に乗る前のことは覚えてない……記憶が何もないんだ」
少年は沈黙した。なぜ記憶がないのかは、わかりきっている。子供の過去を抹消するのが、『ウッドレッグ号』の伝統だからだ。ゼロムは少年を見つめた。
「お前、何歳だ?」
「11、12くらい」
それを聞いたゼロムは、勢いよく魚の骨を吐き出した。
「どっからどう見ても9歳ぐらいが限界だろ? 嘘つく必要はないぞ」
そう言われて少年は恥ずかしそうに座っている。
少年はすでに焼き魚を1匹食べ終わっていたが、残りの魚も食べるようゼロムは顎で指した。
「ここを出られるとしたら、行きたい場所はあるか?」
「わから……ないっ」
少年の目には涙が溜まっていたが、ひたすら食べることでそれを隠している。
「よく聞け。お前の親分はもう死んだ。お前はもうあの船の船員じゃないんだ」
自分の船を持つようになってから、ゼロムはずっと『ウッドレッグ号』の動向を探っていたのだ。悪名高い海賊船は、ブライト王国の沿岸を襲い、子供たちをさらっていった。30年前ーー
幼いゼロムは『ウッドレッグ号』に連れ去られ、故郷を焼かれてしまった。王国は海賊船を追うために3隻の軍艦を送る。最後には、海賊の船長が船員たちを次々に海に投げ捨てて海軍を牽制して終わった。ゼロムはその時に助けられた数少ない船員のひとりだった。それ以来、ゼロムにはひとつの願いしかなかった。それは『ウッドレッグ号』を徹底的に追い詰めて跡形もなく消し去ることだ。彼は、昼は水兵たちと共に帆を掲げ、櫂を漕ぎ、夜は文字の読み書きができなかったため、勉学に励んだ。それからなんとか海軍学校を卒業し、少しずつ昇進して最終的に船長にまで上り詰めた。ゼロムは教科書や教養にこだわらなかった。海軍を倒す方法は、最も狡猾な海賊と同じように考えることだと知っていたからだ。他の船長たちは彼を異端者と見なし、海賊たちは天敵として恐れるようになっていった。つい先日、ゼロムは『ウッドレッグ号』の手がかりを見つけた。霧と岩礁を越え、周到に計画して不意打ちをかけ、ついに海賊船を追い詰める。
「ーー思いがけなかったのは、あのクソったれな海賊が自爆したことだ。まさか『ウッドレッグ号』ごと爆破して、俺の船も道連れにするとは……。最後の最後に、俺に一矢報いたかったのかもな。その後、この島で3日間捜索したが、生き残っているのはお前だけだった……」
ゼロムは悔しそうに言った。もっと多くの子供を救いたかったからだ。
「もし帰る場所がないなら、俺の艦隊に来てもいいぞ」
その言葉に少年は戸惑った。
「まぁ、まずは海軍学校を卒業しないとな。卒業したら俺の新しい船の副船長にしてやる。俺の側で、立派な大人になれるよう手伝ってやるよ」
ゼロムは陽気に笑った。学校、副船長などの言葉は、少年にとって非常に尊いものだった。自分のために生きていいのだと、少年はここ数年で初めて思えた。
「本当に、いいの?」
「当たり前だ! 海軍は今、人出不足だ。誰もが価値ある存在だぞ!」
ゼロムは立ち上がり、竜骨のような背骨を伸ばして、背後の帆布をめくって言った。
「ここに無傷の小舟がある。これに乗って島を出よう」
ゼロムは少年を先導し、浅瀬から一生懸命小舟を押し出して一緒に乗り込んだ。
「この小舟には、2人のすごい人物が乗っているような気がするぞ。お前、名前はなんだ?」
ゼロムは漕ぎながら聞いた。
「ボクの名前はナット」
「今日からお前は王国海軍の一員だ! ナット、胸を張れ!」
※未実装
ゼロムは海軍に所属する、思慮深い大将。
海軍学校出身の彼は、陰険かつ容赦ない規格外の手段を用いる。
彼は、優秀な海軍なら勝利のためには手段を選ばなくて当然だと考えている。そのためゼロムは、規則に忠実過ぎると艦隊の活力や士気が下がるとして、軍の厳しい教えには賛同していない。低い身分に生まれ、子どもの頃に「ウッドレッグ号」で奴隷として働かされたことで、海賊の凶悪さを身に染みて体感した。またその経験は、彼に海賊と同じ思考を身につけさせ、軍の中で異色の存在となった。
ゼロムは、これまで海軍が「ウッドレッグ号」をどうにもできていない理由が分かっている。あの憎き海賊たちは非常に陰険で、海軍が彼らを窮地に追い込んでも、彼らは規律を遵守する海軍の弱点を逆手にとって逃げてしまう。海軍はもう何年も「ウッドレッグ号」に大打撃を与えられずにいて、海賊たちは日に日に傲慢になっていく。だがゼロムは命令を待ち、規則を厳格に守る船長たちとは違う。家族が焼かれたあの日から、彼はどうやって「ウッドレッグ号」を一網打尽にするかを常に考えている。自分が彼らと同様、冷徹で、狡猾で、相手の思惑通りにならなければ渡り合える可能性があると分かった。そして彼は遂に、海賊の痕跡を見つけた。この時既に、彼は綿密な計画を練っていて、それを頭の中で何度もシミュレーションした。案の定、海賊はまたしても同じ手を使ってきた。ゼロムはこの戦いで犠牲が出ることは覚悟していたが、冷徹さは、海賊たちよりもわずかに劣っていた。「ウッドレッグ号」は壊滅させられたものの、ゼロムはすべてを失った。後悔先に立たず。すぐに危険から抜け出さなくては。
ゼロムは自分と同じように島に取り残されていた少年を保護し、2人はボートで大海へと漕ぎ出した。ボートで基地まで戻るのは、ゼロムにとっても大きな挑戦だった。最初、少年は彼の後ろで身を縮めているだけだったが、ゼロムが男としての手本を見せていると、少年の目に光が宿った。それを見たゼロムは、少年が大きな功績を上げることを確信した。
「俺が海軍の上級大将になれたら、こいつは俺より遠くへ行けるだろう!」
「王国が誇る海軍・千帆艦隊は、二百以上の大型帆船を有する大艦隊である。艦隊の旗艦である巨艦『火継丸』には150門の火砲が搭載されており、海の要塞と呼ばれている」
※未実装
※特になし
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