呼称 | ドリームキーパー |
種族 | 古龍の夢に誕生した精霊 |
身長 | 159㎝ |
趣味 | みんなの悪夢を追い払うこと |
好きなもの | アルマスの葉 |
嫌いなもの | 悪夢の侵入 |
故郷 | 月渓の泉 |
現在地 | 幻夜の森 |
現在の身分 | ドリームキーパー |
関連人物 | 【友人】![]() ![]() 【宿敵】 ![]() |
CV | 日高里菜 |
誕生月 | 1月 |
※「HP・攻撃力・防御力」は上限が存在しないため記載しません。
クリティカル率 | 69.2 |
命中 | 0 |
回避 | 906.69 |
魔法効力 | 0 |
魔法抑制 | 0 |
速度 | 80.1 |
自動回復 | 0 |
魔法耐性 | 50.7 |
物理耐性 | 10.58 |
吸収力 | 0 |
クリティカル増幅 | 24.66 |
クリティカル耐性 | 28.39 |
洞察 | 44.82 |
根性 | 16.88 |
治療効果 | 15.52 |
治癒 | 0 |
攻撃速度 | 0 |
クリティカル回避率 | 21.4 |
防御貫通 | 0 |
魔法貫通 | 1 |
熟知 | 0 |
受け流し | 0 |
腐食 | 8.75 |
緩和 | 0 |
ダメージ耐性 | 0 |
シールド効果 | 0 |
SP回復効率 | 0 |
Lv.1 | 敵全体を4秒間睡眠状態にする。 睡眠状態終了時、睡眠中に受けたダメージの25%に相当するHPが流失する。 |
Lv.2 | 持続時間が5秒に増加。 |
Lv.3 | 睡眠状態終了時に流失するHPが睡眠状態の間に受けたダメージの30%分にUP。 |
Lv.1 | 自身の周りに森の精を10秒間召喚する。 森の精は一定間隔で自動的に周囲の敵に攻撃力×55%のダメージを与えるか、または周囲の味方を回復する。 |
Lv.2 | ダメージまたは回復量が60%に増加。 |
Lv.3 | 持続時間が13秒に増加。 |
Lv.4 | ダメージまたは回復量が65%に増加。 |
Lv.1 | 攻撃力が最も高い敵を4秒の間、夢の世界へ放逐する。 放逐中は行動できず、攻撃も受けない。 |
Lv.2 | 持続時間内にターゲットの40%の攻撃力を吸収。 |
Lv.3 | 持続時間が6秒に増加。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル30が必要 持続時間内にターゲットの55%の攻撃力を吸収。 |
Lv.1 | ダメージを受けた時、自身の行動阻害を解除し、ランダムで敵の背後に瞬間移動する。 瞬間移動中は攻撃されず、周囲の敵に攻撃力×140%のダメージを与える。 この効果は6秒に1回発動する。 (戦闘開始6秒後から発動可能) |
Lv.2 | ダメージを受けるたびに、クールタイムが減少。 |
Lv.3 | ダメージが攻撃力×170%に増加。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル60が必要 ダメージが攻撃力×190%に増加。 |
初期 | スキル「きらめく粉」使用時に、付近の敵の攻撃力が10%減少する。 |
+10 | 攻撃力の減少値が15%になる。 |
+20 | 攻撃力の減少値が20%になる。 |
+30 | 攻撃力の減少値が30%になる。 |
+40 | スキル「きらめく粉」を発動するたびに、自身の洞察が15増加。 |
3/9 | スキル「きらめく粉」を使用後、1.5秒内に再度ダメージを受けると、追加で「きらめく粉」と同等の効果を発動する。 |
9/9 | スキル「きらめく粉」の発動間隔が1秒減少する。 |
【ゲーム内説明】 ヴェルディア連盟のサポート英雄。 様々な行動阻止スキルを持ち、攻撃力が最も高い敵を阻害する。 |
登場時 | ねえねえ、あたしの子守歌聞きたい? |
移動時 | 夢の世界はねぇ素晴らしいところだよ |
通常攻撃 | そこね~ |
スキル1 | あたしの友達、紹介してあげる! |
スキル2 | 悪いものは出ていけ~! |
スキル3 | —— |
必殺技 | —— |
勝利時 | わーい、わーい、悪いものやっつけたよー! |
神話時 | やったー、勝ったー、やっつけちゃったー! |
旅館 | 私のお礼を受け取って。タシーは今日気分がいいの。おやすみ、夢で会いましょ。 |
※未実装
すべての夢を司り、夜になると人々から祈りを捧げられる神霊ーー
その名もタシー。この世に存在するすべての者に、夢を介して影響を与えることができるという。言い伝えによると、タシーは太古のドラゴンの夢から生まれ、姿も形もなく青みがかった霧のような存在でしかなかった。神々の夢から悪夢を取り除き安らぎをもたらす毎日を過ごしていた。
しかし、破滅の深淵が解き放たれ、邪悪なエネルギーが人々の夢の中を支配し始めてしまい……。タシーは必死に抗ったが、それでも日に日に拡がる夢の腐敗を消し去ることはできなかったのだ。悪と戦うためには身体が必要だと悟り、樹木の精霊であるアルマスにタシーは願った。その願いを聞き入れたアルマスは、生命の花を素材にしてタシーの入れものとなる器を構成したのだ。
「ただの器ではダメ~! ちゃんと人型で蝶の羽を付けてね」
そうして、アルマスの作った器に入り、タシーは生まれ変わったのだった……。ヴェルディア連盟に加入したタシーは、アルマスと共にカタストロフの侵食を防ぐ。しかし、悪魔たちの力は強大で……。腐敗した無数の樹木で構成された大軍がユグドラシルに攻勢をかけてきたのだ。これらは、毒で満たされていて、枝葉に少しでも触れれば、人の正気を失わせるほどであった。ヴェルディア連盟は敵に近づくこともできず、魔法障壁でなんとか持ち堪えるしかなかった。だが突破されるのは時間の問題で、ユグドラシルは窮地に立たされてしまう。アルマスは皆を守るため、真っ先に障壁を飛び出し戦うが、腐敗した樹木に囲まれ、重傷を負ってしまい……。急いで助けるべく、タシーは蒼く煌く光をまとって戦場上空に飛び出し、アルマスに向かって光の球を投げたのだった。
その瞬間ーー
放射されたエネルギーが周囲の敵を一瞬にして蹴散らしたのだ。そして、タシーが空を優雅に舞い、羽を羽ばたかせると、光の粉がふわりふわりと落ちていく。それに触れた腐敗した樹木の大軍は次第に動かなくなり、眠りの中へ落ちていったのである。
アルマスの献身と、それに応えたタシーの活躍によってユグドラシルの危機は一先ずは去ったのだった。
しかしながら、タシーにはまだまだやるべきことが残っていた。ヴェルディア連盟の仲間たちと共に、邪悪なエネルギーに支配されてしまっている者たちを救わなければならない。悪夢をすべて取り除くには、長い年月がかかるだろう……。それでもタシーはやり遂げると決意するのだったーー
「夢の世界に会いに来てほしいな! とっても素敵なところだよ!」
アルマスは自身に起こっている異変に悩まされていた……。数ヶ月前から同じ悪夢を繰り返し見るのだ。それは、身体が固定されて動けず、もがいているところから始まる。そして、どことも知れぬ彼方から湧き出た穢れが悪臭を放ちながら迫って来るのを、ただただ受け入れなければならないという夢だ。だが、それ以上に恐ろしいのは、夢から醒めてもなお悪臭に満ちた臭いが拭えないのである。さらに、アルマスだけでなく、ユグドラシルの多くの草木も同じ悪夢を見ていたのだ。なにかおぞましい事態が起きていると察知したが、原因がわからず打つ手がなかった……。
そんなことが続いたある日ーー
再び悪夢に襲われるが、今までとは全く違うものだった。穢れは地面から伸び上がり、空中で黒ずんだ怪しい手と化す。そして……。アルマスの胸を貫こうと迫ってくるのだ。これまでと同様にアルマスは動けない。殺されると思ったその時だった。突然、彼の前に青い霧が立ち込めて、眩い光を放ちながら黒い手を包んだのだ。黒い手は耳障りな甲高い音をあげると、溶けるように光に包まれ消えていった……。その後、しばらくは悪夢にうなされることはなかったが、代わりに青い霧がアルマスの夢に現れ、安らぎをもたらしていたのだった。
だが、平穏な日々はそう長く続かなかったーーー
次第に夢の中の青い霧は薄くなり、穢れが再び侵食しだしたのだ。すると……。
「アルマス、あたしを助けて……!」
青い霧の中から微かな声が聞こえてきて、辺りを見渡すも誰もいない。
「何者じゃ? わしはどうすればいいのだ?」
「あたしはタシー、万物の夢の精霊よ。深淵の力が再び目覚めかけているの。けれど、あたしはもう、それを夢の中から消し去る力がなくて……」
か細い声が悲しそうに呟く。
「癒しの泉に行って、あたしが現世へ還るための器を創ってほしいの。お願いできる……?」
「うむ、やってみよう」
「あっ、でも! ただの器ではダメ~! ちゃんと人型で蝶の羽を付けてね」
タシーの言葉を聞き入れると、アルマスは夢から醒めたのだった。そして、彼女の言う通りにすぐに癒しの泉に出発した。
それは、ユグドラシルの奥にある、生命の神デューラがヴェルディア連盟に残した最後の奇跡と言われる泉だった。
しかしーー
アルマスは何日もその場所で祈ったが、何も起きなかった……。それだけでなく、タシーも夢の中から消え、二度と現れなかったのだ。
「タシー、どこじゃ? 教えてくれ。どうやったらお主を召喚できるのじゃ?」
悪夢から自分を救ってくれた青い霧、それはきっとタシーだったに違いない。今度は自分がタシーを救いたい。そう思っているのに、なんの変化もないことにアルマスは焦りを感じる。
だが、その直後ーー
癒やしの泉の真ん中で、ぼんやりとした光を放っている青い蕾があることに気づく。よく見れば、蕾の中から可愛らしい顔が覗いているではないか。
「ありがとう、アルマス!」
聞き慣れた声が響くと、光を放ちながら花びらが咲いていき……。妖精が姿を現したのだ。少女は身体を少し震わせながら羽を広げ、蝶のように舞う。
「やっと会えたね! ふふ♪ すごく可愛く作ってくれてありがとう!」
桃色の長い髪を揺らし、輝く笑顔を振りまくタシーの姿は、ユグドラシルを照らす眩しい朝日のようだった。
それから数年間ーー
アルマスとタシーは共に戦っていた。二人は、カタストロフに抵抗するヴェルディア連盟の頼もしい防壁となっていたのだ。
しかし、深淵の力も日に日に増していき、ヴェルディア連盟の防衛線もついに限界を迎える。邪悪な力に支配され、朽ちた森が、南方からユグドラシルに総攻撃を仕掛けてきたのだ。この戦争でアルマスは重傷を負い、タシーの魔力も尽きかけてしまい……。
「アルマス、傷を見せて!」
「案ずるな。大した傷ではない。もう医療兵に癒やしてもらった」
タシーに余分な魔力を使わせまいと、アルマスは傷を隠し、一人森の奥へと帰っていったのだった。
だが彼は、すぐに過ちに気づく……。カタストロフにつけられた傷口から黒い液体が滲み続け、癒しの泉の力を使っても癒せない。邪悪な力に抵抗しようともがくも、アルマスにはその力がほとんど残ってなかった。そして……意識を失い、倒れてしまう。
「アルマス! 起きて! 目を覚ましーー!?」
急いで彼を追ってきたタシーの目には、ゾンビのように変わり果てたアルマスの姿が映っていた。カタストロフに侵食されたアルマスは、異常に強かった。タシーがどんなに力を注いでも、眠らせることができなかったのだ。タシーは自分の無力さを感じて涙を流すが、命をかけてでもアルマスを取り戻そうと決意した。彼女は最後の魔力を使って、夢を通じてアルマスの危機をアルドンに伝えたのだ。そして、自身は青い霧となってアルマスの夢に入り、わずかに残されている理性を探し出したのだ。夢の中で懸命に語りかけ、アルマスを呼び戻すことに成功したが、代償は大きかった……。
タシーは魔力を使い果たし、夢の世界の迷い人となってしまったのだったーー
アルドンの助力でカタストロフの呪縛が完全に解けた瞬間、アルマスはタシーが消えたことを知る……。
悲しみに暮れるアルマスは大陸のあらゆる場所や、夢の中でタシーの名を呼び、探し求めた。
だが、彼女との再会は叶わなかったーー
「タシー、どこにいるんじゃ……」
アルマスの瞳が涙で溢れ、視界を奪っていく。だが、その先に青いものがぼんやりと見えて、アルマスは慌てて涙を拭うと……。見覚えのある青い蕾が、芽吹いていたのだった。先程までの悲しみの涙とは打って変わり、心の底から湧き出る歓喜に涙した。蕾は以前のようにすぐに開花することはなく、固く実を閉ざしている。だが、彼はめげずに根気強く、蕾の世話を続けた。癒しの泉に連れて行ったり、共に戦った場所に赴いたり……。幾たびもの夜明けと夕暮れを過ごしたのだった。
そしてついにーー
彼が待ちわびた笑顔が花びらの中から姿を現して……。
「ただいま、アルマス!」
「よくぞ戻った、タシー」
アルマスは、優しく答えたのだったーー
タシーは夢の世界を司る神である。夢の中に生まれた彼女は、夢の世界に影響を与えることもできる。
当初、タシーは淡い青色の霧のような存在で、さまざまな夢の世界をさまよいながら日々を過ごしていた。彼女は苦しみを和らげ、悲しみを吹き飛ばし、悪夢の苦しみから生き物を解放させることができる。彼女がアルマスと出会ったのは偶然ではない。木々の長として、アルマスも悪夢の侵食から逃れることができなかった。破滅の深淵の封印が弱まって以来、彼の夢の中の悪意はますます強くなった。タシーはそんな彼を悪夢から救い出し、そしてアルマスはタシーが側にいたおかげで安心して眠れるようになった。
深淵の力に対抗するため、タシーはアルマスに自身の実体を作って欲しいとお願いした。そしてついに相見えた二人。アルマスはこの明るくて勇敢な少女をとても大切に思っており、そして彼女の優しさと元気さにも影響され、自身の葉まで元気を取り戻したのだ。彼らは協力して深淵に対抗し、ユグドラシルで頑丈な防衛線を築き上げた。
タシーは、悪夢の原因がエジーズという名のカタストロフであることに気づく。そしてカタストロフにとってタシーは邪魔な存在だ。タシーはいくつもの夢の中で何度もエジーズと戦い、人々の悪夢を払拭していった。しかしすぐに蘇る悪夢の存在に、タシーは不安を抱いていた。
その後のとある戦いで、アルマスは重傷を負い、タシーは力を使い果たしてしまった。正気を失ったアルマスを目にしたタシーは、自分の体を捨ててでも彼を救おうと必死になった。彼女は霧の姿に戻り、アルマスの夢の世界へと飛び込んでいった。
身体を失っていた間、タシーはアルマスが正気を取り戻すのを見守り、そして彼からの呼びかけを何度も耳にしていた。友として、タシーは嬉しい一方で呼びかけに応じられないことに焦りを感じていた。彼女はアルマスと世界を旅し、アルマスから周囲の変化や面白い話を聞きながら長い日々を過ごした。
そしてその日、彼らはついに再会を果たした。生死を共に戦った日々は、二人の間に深い絆を紡ぎ出した。タシーは今でもいろいろな夢を訪れ、人々の夢を悪で染めようとするエジーズと戦っている。タシーは人々の夢の守護者だ。いつかあなたの夢にも現れるかもしれない。
夢の世界で編み出された光のリング。
まるで蝶々が楽しそうに舞い踊っているように見える。
そのきらめく光は全ての悪夢を追い払うことができる。
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