呼称 | レディ・グリーン |
種族 | 木元素の守護者 |
身長 | 168㎝ |
趣味 | 旅の中で色んな花木と出会うこと |
好きなもの | 生命力旺盛な植物 |
嫌いなもの | 貪欲なヒューマン |
現在地 | 死の島 |
現在の身分 | 木元素の守護者 |
関連人物 | 【友人】![]() |
CV | 野村香菜子 |
※「HP・攻撃力・防御力」は上限が存在しないため記載しません。
※()内はPVPでのステータス
クリティカル率 | 59.2 |
命中 | 0 |
回避 | 927.68 |
魔法効力 | 0 |
魔法抑制 | 0 |
速度 | 74.49 |
自動回復 | 0 |
魔法耐性 | 56.38 |
物理耐性 | 14.84(24.98) |
吸収力 | 0 |
クリティカル増幅 | 2.5 |
クリティカル耐性 | 20 |
洞察 | 42.39 |
根性 | 65.09 |
治療効果 | 22.29 |
治癒 | 0 |
攻撃速度 | 0 |
クリティカル回避率 | 11.99 |
防御貫通 | 0 |
魔法貫通 | 1 |
熟知 | 0 |
受け流し | 0 |
腐食 | 11.67 |
緩和 | 0 |
ダメージ耐性 | 0 |
シールド効果 | 0 |
SP回復効率 | 0 |
Lv.1 | 木元素の力を放ち、5秒の間、味方全体のHPをネオファの最大HP×18%だけ徐々に回復する。 「枝の庇護」効果付与中の味方のHPが40%以下である場合、直ちにネオファの最大HP×10%分のHPを回復する。 「枝の庇護」効果付与中の味方のHPが40%以上である場合、SPを200回復する。 必殺技発動期間中、この効果は味方1人につき最大1回まで発動可能。 |
Lv.2 | 発動期間中、味方全体の被ダメージを20%減少。 |
Lv.3 | 必殺技発動時、HPが最も低い、かつ「枝の庇護」効果が付与されていない味方2名にこの効果を付与する。 |
Lv.1 | 【パッシブ】 4秒ごとにネオファの背後から枝が1本生え、自身のSPを50回復する。 枝は最大3本まで同時に生やすことができ、味方英雄のHPが50%未満になった時、枝を1本消費してネオファの最大HP×12.5%分のHPを回復する(味方1人につき5秒のクールダウン)。 【アクティブ】 最も攻撃力が高い敵英雄の攻撃力を、最も攻撃力が低い敵英雄の攻撃力と同じ数値までダウンさせる。 敵がボスユニット、または英雄ユニット単体しか存在しない場合、5秒間、対象の与ダメージを20%減少させる。 |
Lv.2 | さらに防御力が最も高い敵英雄の防御力を、最も防御力が低い敵英雄と同じ数値までダウンさせる。 敵がボスユニット、または英雄ユニット単体しか存在しない場合、5秒間、対象の被ダメージを20%増加させる。 |
Lv.3 | 【アクティブ】 5秒の間、自身の被ダメージが追加で10%減少する。 |
Lv.4 | 【アクティブ】 5秒の間、自身の被ダメージが追加で20%減少する。 |
Lv.1 | ネオファが枝をHPが最も低い味方英雄に贈り、ターゲットのHPをネオファの最大HP×15%だけ回復し、さらに「枝の庇護」効果を10秒間付与する。 【枝の庇護】 ターゲットがHP×20%を超えるダメージを受けた際、この効果を解除すると同時に今回のダメージを40%減少、さらにシールドを4秒間獲得する(シールドは最大でネオファの最大HP×25%のダメージを防ぐ)。 シールド持続時間中、ターゲットの被ダメージをネオファの最大HP×1.5%だけ軽減する。 |
Lv.2 | 庇護効果を解除し、今回の被ダメージを60%減少させる。 |
Lv.3 | シールド持続時間が6秒に延長される。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル30が必要 自身及び枝の飛行ルート上の味方に枝の庇護効果を付与し、さらにシールドの最大軽減量がネオファの最大HP×2.5%に増加する。 |
Lv.1 | 味方がフィールドに新たな召喚ユニットを召喚した場合、4秒の間召喚ユニットと召喚者に「自然の印」を付与する。 【自然の印】 速度が5増加。 ダメージを与えた際、「束縛」効果を1スタック付与する。 「束縛」のスタック数が5になると、敵は「絡みつき」状態になり、3秒の間、移動・攻撃できなくなる(この効果は敵それぞれに4秒ごとに最大1回まで発動可能)。 |
Lv.2 | 自然の印の継続期間中、召喚ユニットと召喚者の攻撃力が10%増加。 |
Lv.3 | 味方が戦闘不能になると、ネオファ自身の最大HPが3%増加、さらに同等のHPを回復する(最大5回まで発動可能)。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル60が必要 味方の召喚ユニットが戦闘不能になった時に、召喚者の攻撃力が8%、速度が6増加(最大3回まで重複可能。1回につき攻撃力が最大でネオファの基礎攻撃力×12%分までアップする)。 |
初期 | スキル「接ぎ木」発動後の5秒間、HPが最も低い味方英雄が受けた直接ダメージの10%をHPが最も低い敵英雄に転嫁する。 転嫁するダメージ量は最大でネオファの最大HP×35%まで(転嫁するダメージはHP流失と見なされる)。 |
+10 | ダメージ転嫁の割合が20%にアップ。 |
+20 | ダメージ転嫁の割合が40%にアップ。 |
+30 | 必殺技を発動する際、その前に味方全体に付与されている除去可能な回復禁止効果をすべて除去し、さらに追加でスキル「接ぎ木」の効果を1回発動する。 |
+40 | 必殺技を発動する前に、味方全体に付与されているほとんどのデバフ効果を除去し、必殺技発動時に追加でスキル「接ぎ木」の効果を1回発動する。 |
3/9 | 「自然の印」で敵に付与された「束縛」のスタック数が最大に達した時、対象に最大HP×10%の追加ダメージを与える(ネオファの攻撃力×600%をダメージ上限とする)。 |
9/9 | 自然の印の効果持続時間が7秒に延長され、重複可能なスタック数が2倍になる。 |
【ゲーム内説明】 ヴェルディア連盟のサポート英雄。 味方の生存能力を大幅に強化し、召喚能力を持つ英雄との抜群の相性を持つ。 |
登場時 | 私の庭に、虫が入ってきたようね。 |
移動時 | 人の心は、森のようなもの。何を隠しても、外からじゃ分からないわ。 |
通常攻撃 | 一本一本の木はいつか朽ち果てるけど、森が消えることはないわ。 |
スキル1 | あなた、剪定する必要があるみたいね。 |
スキル2 | 春は、枯れ木の新芽から生まれてくるの。 |
スキル3 | —— |
必殺技 | 緑が生えて、緑が枯れる。こうやって命は繋がっていくのよ。 |
勝利時 | 怖がらないで、おチビちゃん。 |
神話時 | 人々は絶壁に咲く花を褒め称えるが、最後にはその花を摘み、自分の庭に植えるのだ。 |
旅館 | 人の手を借りずとも、草木はすくすくと成長する。 |
※未実装
ネオファは『死の島』に来る前に、各地をくまなく旅していたーー
木の元素を司る、『蒼翠』のエレメントガーディアンであるネオファが、ユグドラシルの外に初めて出た頃、人間の社会に興味を持っていたのだ。その頃の彼女は、旅人の格好で町に入り、植物に対する知識を利用して人間社会に溶け込んでいた。人間社会の中で過ごしていくうちに、自然を愛する貴族のお嬢様と出会うこととなる。ネオファはお嬢様にとても気に入られ、お嬢様専用の庭に招待された。巨大なガラスに包まれた庭には、様々な植物が植えられている。低木の端はきれいに刈り込まれ、自然の中での姿とはかけ離れていて、本来の美しさはないように思えた。お嬢様の話によると、このガラスは庭の温度を一定に保ち、さらに下等な雑草を庭に入れないようにしているのだった。貴重な花や木がたくさんあったが、ネオファはその庭が好きになれなかった。なぜなら、本来なら崖の上や谷の奥に生えている植物が、人間の手で摘み取られ、今では小さな庭にびっしりと植えられているからだ。気分が悪くなったネオファは、帰る意思を伝えるも、貴族のお嬢様から予想外の反応が返ってきた。なんと、自分のものにならないと思ったのか、お嬢様は護衛を呼んで帰ろうとするネオファを無理やり引き留めようとしたのだ。どうやらネオファのことを永久的に庭の世話をしてくれる人だと思っていたらしい。怒りを覚えたネオファは、庭に咲くツルに急成長させる魔法をかけ、護衛とともにお嬢様を縛り上げて、去っていったのだった。その後ーー
ネオファはいくつかの都市を旅するも、どんどん人間が嫌いになっていった。気に入ったものをすべて自分のものにしようとする人間は、まるで穴が空いたバケツのようにどれだけ手に入れても心が満たされることがなく、次から次へと手を伸ばしていく。人間の心は鬱蒼とした森のようで、花が隠れているのか、穢れが隠れているのかわからない。ネオファは自然と人間から離れていくようになり、ありのままの姿で咲き誇る花や木々の美しさを楽しもうと、山や原野を旅するようになったのだった。いろいろな場所を旅していたネオファは次の目的地を海に定めていた。巡り巡って、彼女は最終的に『死の島』という遠く離れた寂れた場所にたどり着いたのだった。島を回ってみると、そこには『怨生者』と呼ばれた亡霊が暮らしていることがわかった。元々バンティス帝国の一般市民たちだったが、暴君トーランによる虐殺、拷問、呪いによりグレイヴボーンに成り果ててしまったのだった。ただ、普通のグレイヴボーンと異なるところは、彼らは生者でも死者でもないこの呪いから解放されることを切望している。バンティスの黒鉄の牢獄から脱出後、彼らはこの寂れた島で隠れて暮らすようになったとネオファは聞いた。運命にすべてを奪われた『怨生者』たちは人々から見て不幸な存在だが、彼らはそれでも懸命に生きている。ほろ苦いものではなく、今ある目の前のものを心から楽しんでいるのだ。外界の争いから遠く離れたこの島は、彼らにとって十分ありがたい存在だった。この島にたどり着いたネオファは、見るもの聞くものすべてに対して驚きを隠せない。大勢のグレイヴボーンが互いに笑い合っているなど、誰が想像できただろうか……。ネオファは、『怨生者』の姿が岩の隙間に生える野花のようなたくましく美しい生命の姿と、重なって見えた。ネオファは『怨生者』たちと親しくなっていった。家を修繕することが難しかったのか、ところどころ壁が朽ち果てていて不安定な建物が多く見られた。ネオファはツタを使って住居の修繕を手伝うなど、彼らの生活に馴染んでいったのだった。ある日、ネオファはコールという名の子どもに出会う。子どものグレイヴボーン……口にするのも憚れるほど痛ましい。あまりにも早く失われた命ということだ。島の中で唯一子どもだったコールは、8歳のときにグレイヴボーンとなり、その後、両親と一緒にこの『死の島』にやってきたらしい。ネオファは、コールがいつも何か言いたげにこっそり見ていることに気づく。彼女が声をかけると、コールは恥ずかしそうに口を開き、苗木の世話をネオファから教わりたいとお願いしてきた。グレイヴボーンとして成長することができないコールは、自分の代わりに木が高く高く育つようにと、苗木を植えたらしい。
「苗木の成長を見てるとね、なんだか自分も成長してるような気がするんだ。だけど、最近ちょっとおかしくて……なんかの病気にかかったみたいで、成長がとまっちゃったんだよ」
話を聞いたネオファは苗木のもとへ行き、コールに病気の治し方を教える。すると、彼女の指導とコールの丁寧なお世話のおかげで、苗木は徐々に息を吹き返していった。ネオファたちは、この苗木が『死の島』の中で一番高い木に成長するのを見届けようと約束した。コールは自信満々な笑顔をネオファに見せる。だが、次の瞬間ーー
突然コールは苦しそうな顔で地面に倒れこんだのだ。ネオファは急いでコールの両親のもとに連れて行った。両親から受けた説明で、この苦痛は不死から解放を願う者の代償であると知った。時を経るたびに、『怨生者』たちは魂からの苦痛を感じるらしい。大人ならまだ耐えることができるが、コールはまだ子どもだ。苦痛で歪んだ表情をしているコールを見つめ、ネオファは両手を差し出した。すると生命の息吹が彼女の手から離れ、コールを包む。次第にコールの表情は安らかになり、規則正しい寝息に変わった。その様子に安心して、ネオファはコールの家から立ち去ろうとした。扉に手をかけたその時、ネオファはふと立ち止まる、不安がよぎったのだ。以前接した人間と同じように、『怨生者』たちは苦痛を和らげることができる自分を島に留まるよう強要するのではないかと……だがその時はその時だ。彼女はこの島から離れるしかない。不安を抱えたままネオファは家に戻っていった。翌日ーー
昨日までの不安は一気に吹き飛ぶことが起きた。ネオファがこの島から立ち去ろうと荷物をまとめて家の扉を開けると、扉の前にはコールが立っていたのだ。ネオファの胸はドキリと嫌な音を立てた。何を要求されるのかわからず不安に思っていると、コールの手に小さな包が握られていて、それを渡された。開けてみると、その中には『怨生者』たちが『死の島』からかき集めた様々な種が入っていたのだ。ネオファの苦痛を和らげる能力は、『怨生者』たちにとって当たり前のものではなかった。呪いに縛られている彼らは、束縛のつらさをよく知っている。そのため、ネオファに何か要求をするのではなく、ただひたすら彼女に救われたことを感謝するだけだったのだ。
「ネオファおねえちゃん、もう行っちゃうの?」
「バカね。まだ木が大きくなっていないじゃない」
※未実装
ネオファを知るものは皆、彼女のことを称賛する。彼女の美しさ、彼女の優しさ、彼女の神がかりな治癒の力、彼女が持つ植物の知識…。しかしネオファにとって、称賛の言葉は重荷でしかない。長い時間の中で蓄積された感謝と賛辞は、理不尽な要求と期待に変わり、彼女を束縛する枷になった。
エスペリアの木元素の守護者として、ネオファには大陸の異変を監視する責務がある。その責務に乗じて、ネオファはずっと憧れていた周遊の旅に出かける。彼女は森の外の広い天地と、世界各地の花と木を見て回りたいのだ。見たことのない風景とヒューマンの社会への好奇心を胸に、ネオファはヒューマンの街にやって来た。そこのヒューマンたちは、花草の価値を勝手に決め、植物を土から掘り出し、狭い植木鉢の中に放り込んでいた。ネオファはそういったやり方に嫌気が差し、街から出ることにした。しかし人々は、植物を束縛するように、彼女のことも無理やり引き留めようとした。
たくさんのヒューマンを見てきたネオファは、ヒューマンのことがますます嫌いになった。植物のことは、ひと目見れば全て分かるのに、ヒューマンだとどんなに観察しても理解できない。人の心に潜む欲望は、底が知れないのだ。
紆余曲折を経て、ネオファは荒れ果てた島「死の島」にやって来た。島中に溢れかえる命の気配は、ヒューマンの都市の虚偽の繁栄とは全く違うものだ。ネオファは怨生者たちから、命のしたたかさと美しさを感じた。彼らは何も持っていないのに、何も望まず、ただただ生きる時間を楽しんでいる。
ネオファはグレイヴボーンの男の子に苗木の育て方を教え、彼の苦痛を癒してあげた。怨生者たちも結局、自分を無理やり引き留めようとするのではないだろうか? ネオファのその不安は、杞憂に終わった。怨生者たちは、何も言って来なかったのだ。ネオファは彼らの素朴さと誠実さに感動し、ここが自分の居場所だと心から思った。そして、この島に住みたいと彼女は決めた。
木元素の力で出来た青緑色の枝。
枝の先端には、新芽が芽吹いている。
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