呼称 | 鎧の少女 |
CV | 菅家麻梨子 |
※「HP・攻撃力・防御力」は上限が存在しないため記載しません。
※()内はPVPでのステータス
クリティカル率 | 69.88 |
命中 | 1100.96 |
回避 | 1162.02 |
魔法効力 | 0 |
魔法抑制 | 0 |
速度 | 37.2 |
自動回復 | 0 |
魔法耐性 | 21.22 |
物理耐性 | 5.5(15.64) |
吸収力 | 0 |
クリティカル増幅 | 16.66 |
クリティカル耐性 | 3.5 |
洞察 | 0 |
根性 | 67.56 |
治療効果 | 0 |
治癒 | 0 |
攻撃速度 | 0 |
クリティカル回避率 | 7.1 |
防御貫通 | 14.36 |
魔法貫通 | 0 |
熟知 | 0 |
受け流し | 0 |
腐食 | 0 |
緩和 | 40.15 |
ダメージ耐性 | 0 |
シールド効果 | 0 |
SP回復効率 | 0 |
Lv.1 | ムーランが「騎馬」状態になる。 最も多くの敵英雄に攻撃可能な場所から戦場を1回横切り、ルート上にいる敵全体にムーランの攻撃力×200%のダメージを与え、敵をノックアウトし、短時間の間、スタン効果を付与する。 その後馬に乗った状態で敵英雄が最も密集しているエリアに向かい、「騎馬」状態を終了すると同時に馬から飛び降り、周囲の敵にムーランの攻撃力×240%のダメージを与え、ノックアウトし、短時間の間、スタン効果を付与する。 「騎馬」状態中、ムーランはダメージと行動阻害効果を無効化できる。 |
Lv.2 | 「騎馬」状態中、ムーランは1秒ごとに自身の最大HP×4%のHPを回復する(1回の「騎馬」状態につき、回復量の上限は最大HP×20%とする)。 |
Lv.3 | 馬から飛び降りる際、ターゲットにその最大HP×10%の追加ダメージを与える(追加ダメージは最大でムーランの攻撃力×400%まで)。 |
Lv.1 | 連続で斬撃を繰り返し、前方一定範囲内の敵にムーランの攻撃力×200%のダメージを2回与える。 その後剣を振りかざし、前方範囲内の敵にムーランの攻撃力×200%のダメージを3回与える。 スキル発動期間中、ムーランは直接ダメージと行動阻害効果を無効化し、同時に無効化したダメージ値がカウントされる。 スキル終了後、スキル発動中に無効化したダメージ×80%分のHPが失われるが、これによってムーランが戦闘不能になることはない。 |
Lv.2 | スキル終了時、このスキルによって与えられたダメージの20%だけ、ムーランのHPが回復する。 |
Lv.3 | スキル終了時、スキル発動中に無効化したダメージ×50%のHPが失われるが、これによってムーランが戦闘不能になることはない。 |
Lv.4 | 瞬間移動してから剣で与える最後の一撃は、ダメージを与えると同時に敵をノックアウトし、短時間の間、スタン効果を付与する。 |
Lv.1 | 【アクティブ】 跳び蹴りを放ち、前方一定範囲内の敵にムーランの攻撃力×280%のダメージを与え、ノックアウトし、短時間の間、スタン効果を付与する。 【パッシブ】 自身の最大HP×10%を上回るダメージを受ける、もしくはダメージを受けた後にHPが10%未満になる場合、そのダメージを受ける直前にムーランは剣を構え、ガードを行い、前方範囲内の敵にムーランの攻撃力×200%のダメージを与える。 ガード中、ムーランの被ダメージが50%減少する。 スキル発動後の3秒間に最大4回までガード可能で、その後このスキルのアクティブ効果のクールタイムがリセットされ、さらに12秒間、ガードできなくなる。 |
Lv.2 | 飛び蹴り攻撃を行った後、3秒間ムーランの移動速度が25%増加(重複不可)。 |
Lv.3 | ガード中、ムーランの被ダメージが70%減少。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル30が必要 飛び蹴りがターゲットにダメージを与える直前、ターゲットのすべてのシールドを破壊し、さらにターゲットは3秒間、シールドを獲得できなくなる。 |
Lv.1 | ムーランが敵英雄をノックアウトさせた場合、ターゲットにさらに追加攻撃を行い、ムーランの攻撃力×100%のダメージを与える。 追加攻撃を行うたびに、以降の追加攻撃のダメージがムーランの攻撃力×20%だけ増加する(最大でムーランの攻撃力×300%まで増加する)。 ターゲットがボスである場合、ノックアウトが成功しなかった場合でも追加攻撃を行う。 |
Lv.2 | 敵英雄をフィールドの端までノックアウトさせた場合、ターゲットおよびその周囲の敵にムーランの攻撃力×280%のダメージを与える。 この効果は敵英雄それぞれに5秒の発動間隔がある。 |
Lv.3 | 追加攻撃のダメージが上限まで上がると、その後の追加攻撃はターゲットの最大HP×10%の追加ダメージを与える(追加ダメージは最大でムーランの攻撃力×300%まで)。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル60が必要 ほかの味方英雄による行動阻害・行動制限効果も追加攻撃を発動できるようになる(味方英雄それぞれに3秒の発動間隔がある)。 |
初期 | 敵のスキルをガードした場合、同じスキルによってムーランの被ダメージが10%減少する(重複不可)。 |
+10 | スキル「攻を守に」のガードが終了しても、ダメージ軽減効果は3秒間持続する。 |
+20 | 敵のスキルをガードした場合、同じスキルによってムーランの被ダメージが30%減少する(重複不可)。 |
+30 | ムーランが行動阻害効果を付与される直前、ガードを発動できるようになる。 ガード中は行動阻害効果を無効化する。 |
+40 | 敵のスキルをガードした場合、同じスキルによってムーランの被ダメージが50%減少する(重複不可)。 |
3/9 | ムーランが「騎馬」状態である、もしくは「騎馬」状態終了後5秒の間、すべての味方英雄は激励を受け、攻撃力と防御力が20%増加する(重複不可)。 |
9/9 | 戦闘開始時に、ムーランは「騎馬」状態で登場し、配置された位置の対称位置まで駆け抜ける。 その後「騎馬」状態を終了して馬から飛び降り、必殺技「騎馬突撃」と同じダメージ&ノックアウト効果を持つ攻撃を周囲の敵に与える。 |
【ゲーム内説明】 ボイドビジターのレンジャー英雄。 ガードからカウンター攻撃を繰り出すことができ、必殺技発動時は騎馬状態に入り、ルート上の敵に大ダメージを与える。 |
【ゲーム内攻略】 ムーランはノックアウトやその他の行動制限中の敵に追加攻撃を発動する。 必殺技発動時は騎馬状態に入り、敵に大ダメージを与え、ノックアウトさせる。 『おすすめキャラ』 ノックアウトと行動阻害を付与するトリスは、ムーランの追加攻撃を発動させられる。 また、敵を引き寄せることで、ムーランの範囲攻撃は敵を一網打尽にできる。 『その他おすすめキャラ』 |
登場時 | 私の故郷の剣術は、この大陸の技にも負けないはず。 |
移動時 | エスペリア…面白いところですね。 |
通常攻撃 | いざ!参ります! |
スキル1 | 戦場では、動きの速さが生死を分かつのです。 |
スキル2 | —— |
スキル3 | —— |
必殺技 | 万里を踏破し、いざ戦場へ! |
勝利時 | いい勝負でした! |
神話時 | お会いできて光栄です。あっ、違います!これは攻撃の仕草ではありません。…そういえば、ここでは握手するのが普通でしたね。 |
旅館 | ここの旅館、部屋もお菓子もとても面白いのです。ケーキを作ってみたのですが…よければどうぞ。この厨房に慣れてきたら、故郷のお菓子も作ってみますので、ぜひ味わってみてくださいね。 |
※未実装
「左側にいる、アイツです!」
若い女は低い声で叫ぶ。同時に、タイガー族のタヤが勢いよく前に歩き出し、左側にいる『中年男』の腕をひねり上げた。そして、鬼の形相で『男』の付けヒゲをはぎ取り、変装を解かれて慌てふためく顔を露わにすると……。タヤたちから金を騙し取った『女』の顔だった。男に変装し、2人の目を誤魔化して逃げるつもりだったが、一瞬にして若い女に見破られてしまったようだ……。タヤは若い女に向かって疑問を投げかけた。
「ムーラン、どうしてわかったんだ?」
「男装をしたいのなら、もっと勉強すべきですね」
ムーランはニッコリ笑うと、女から金の入った袋を探し出す。その中から自分たちが騙し取られた分の金を取り出した。
「さあ、行きましょう! 市場が閉まる前に、必要な物を買い足さなくては」
タヤとムーランが出会ったのは半月ほど前だったーー
ちょうどその時、タヤは困り果てていた。タヤとキャラバンの仲間、さらには荷物を運ぶ馬までが泥沼にはまってしまい、身動きが取れなくなっていたのだ。周りを見渡しても誰もいない。タヤたちはただひたすら助けを求めて叫ぶことしかできなかった。そこに現れたのがムーランだった。不思議な服を身に纏った彼女は、林の中から出てきてサッと剣を抜くと見事な剣さばきで近くの蔓を切り取った。そして、石にくくりつけ、馬車の方へと投げ入れ、タヤたちを沼から脱出させたのだった。その後、全員で協力して、泥沼から馬車と荷物を引き上げることに成功した。だが人は助かったものの、馬車に乗せられていた荷物はひどい状態だった。箱は泥だらけで、中の荷物も水浸しだ。彼らはマタル港でこれら商品を売るつもりだったが、この状態では商売になるはずがない。キャラバンの仲間たちは互いに不満をぶつけ始め、最後にはその矛先をタイガー族のタヤに向けたのだった。
「そもそも! なんでタイガー族なんかについて行商する羽目になったんだ!?」
「カタストロフに惑わされたからだろ!?」
「タイガー族に商売ができるんなら、鋼のシチメンチョウだって空を飛べるぜ!」
「タイガー族なんかに商売なんてできるはずがなかったんだ!」
「チッ……タイガー族なんかについて行かなければ商品だって無事だったに違いねぇ!」
キャラバンの仲間たちは、この状況をタヤのせいにして罵った。そうして彼らは、自分の持ち分の馬車と荷物を持って、去っていった。残されたタヤはその場で項垂れ、黙り込んでいた。キャラバンの仲間たちは去っていったが、ムーランは帰らなかった。彼女はタヤに声をかける。
「もしまだマタル港に行くつもりなら、ぜひお供させてください!」
タヤは少し驚きつつも、助けてくれた恩を仇で帰したくないため、快くうなずいた。2人はマタルを目指し出発する。幸いにも道すがらすぐ別の街に到着したため、ついでに泥沼で汚れた商品を安く売り、新しい商品を購入した。そしてまたマタル港を目指して出発したのだった。道中、タヤはムーランに尊敬の念を抱くようになった。水を汲み、火を起こし、テントを張るなど、ムーランは段取りよくこなしている。テントに穴が開いて雨漏りがしようと、山賊に出くわそうと、ムーランはいつも冷静に対処していた。焚き火にあたりながら話をする中で、タヤはムーランがかつて兵士であったことを知る。だが故郷については、ただ『遠い場所』としか話さなかった。そして半月が経った頃ーー
売り買いを続けていたため、泥沼で汚れた商品の損失がだんだん埋まってきてタヤはほっとする。2日前ーー
タヤはムーランの勧めで薬草を購入した。マタルの船乗りたちは、長い航海に出る前に準備をするため、薬の需要があるかもしれないという考えだ。この半月で、タヤはすっかり自信を取り戻していた。だが、さきほど変装した女に金を騙し取られたことで、再び嫌な記憶が蘇る。
「タイガー族なんかに商売なんてできるはずがなかったんだ!」
キャラバンの仲間たちに言い放たれた言葉が頭の中を反芻する。
「やはりタイガー族が商売をするのは間違っているのか……」
「生まれつきなんでもできる人なんていませんよ」
そう話しかけるも、タヤは黙ったままだった。ムーランはしばらくタヤの言葉を待っていたが、タヤの口が固く閉ざされているのを見て、再び話を続けた。
「タイガー族のことはよくわかりませんが、私の故郷ではこれまで女性が戦場に出ることはありませんでした」
驚くタヤをよそに、ムーランは自分の経験を語り始めた。約10年前ーー
ムーランの父親は国からの命令で出兵することになるが、病弱で戦える状態ではなかった。父親の身を案じたムーランは、男だと偽り代わりに戦場に向かったのだ。戦場で多くの手柄を立てて、敵軍を倒し勝利すると、皇帝は恩賞を授けようとした。だがムーランはそれを何度も断り、家族の元へと戻っていった。戦友たちはようやくこの時、ムーランが女性であることを知ったのだという。タヤはムーランが詐欺師の変装をひと目で見抜くことができた理由をここで理解した。10年もの間、男のふりをして軍隊に紛れ込んでいた人間から見れば、一見完璧に見える変装でも多くの手落ちがあったのだろう。
「ですから……生まれた時の身分や立場が一生を決めるわけではないのです」
その後、ひと月あまりーー
いろいろなトラブルに巻き込まれながらも、2人はついにマタル港に到着する。そして、間もなく出航する船乗りに薬草を販売したのだった。ムーランの判断は正しかった。薬草は飛ぶように売れ、2人はそれなりの収益を手にすることができたのだった。ふと、大海原をぼーっと見つめているムーランの姿を見たタヤは、彼女が港を目指していたことを思い出し、話しかけた。
「ほら、あそこに宿がある。家族に手紙でも書いたらどうだ?」
「私の家はとても遠いので、手紙を出しても届くことはないでしょう」
ムーランは静かに話し始めた。
「あなたが話していたブライト王国よりもずっと遠くにあるのです。あなたは? 家族に手紙を出さないのですか?」
タヤは視線を落として首を横に振る。そして、なぜみんなタイガー族が商売をすることに否定的なのか説明した。ババリアという部族は武術に優れていて、中でもタイガー族は武功を立てることに特に力を入れていた。それゆえ、商売は身分が低い者が行う仕事とされていたという。タヤが行商すると決めた時、優れた戦士である両親から絶縁を言い渡されたため、手紙は送れないのだ……。
「オレは君とは違う。君はすごい。故郷の人たちもきっと君のことを誇りに思っているだろう」
ムーランは黙ってタヤの話を聞きながら、ふと故郷の決まり事を思い出していた。それはタヤが想像していたものとは大きく異なっていたのだ。
「私も……かつては故郷に帰れば穏やかな生活が待っていると思っていました」
「え……? 違ったのか?」
「実際に帰ってみると、とても窮屈だと感じました」
戦場に長くいた彼女は、生活するためのスキル、日常の習慣、友人たちとの付き合い方、そのすべてが変わってしまったのだ。故郷での彼女の振る舞いは、決して模範的なものではなかった。しばらくの葛藤の末、ムーランは父親を守るというかつての願いはすでに叶えられていることに気づく。この先は新しい夢を追うべきだと悟り、旅に出たという。そうしてムーランが辿り着いた先がここ、エスペリアだった。
「自分の進む道は自分で決めるのです。ほかの人がどう思うなんてことは重要ではありません」
そう言って、ムーランはタヤの肩を優しく叩いた。タヤはムーランの言葉にうなずく。彼女に比べれば、自分の問題などたいしたことではない。戦場でも故郷でも、彼女はずっと周囲から理解してもらえなかった。それでも彼女は屈しなかったのだ。家族への手紙を真剣に書こうと決意したタヤは、うなずいて宿へと向かっていった。ムーランはタヤの後ろ姿を見送り、振り返って再び大海原を見つめる。その大海原は果てしなく広がる故郷の草原のようだった。海上で舞う波しぶきも、風で舞い上がった故郷の草花のように感じる。タヤはもうすぐ戻ってくる。
「船に乗って……もっと遠くに行くべきでしょうか?」
※未実装
※未実装
旅立ったときから、ムーランが肌身離さず携える剣。
上物とは言えないが、ムーランにとっては最も頼れる相棒と言える。
※未実装
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