呼称 | 災禍を呼ぶ鈴 |
身長 | 183㎝ |
趣味 | ・布教 ・お香の配合 |
好きなもの | ・上品なお香 ・美しいティアラ |
嫌いなもの | うるさい犬 |
現在地 | 灰潮城 |
現在の身分 | ・ブライト貴族の「スペシャルコンサルタント」 ・悲しき弔鐘の上級執事 |
CV | 樫本春香 |
※「HP・攻撃力・防御力」は上限が存在しないため記載しません。
クリティカル率 | 67.2 |
命中 | 0 |
回避 | 849 |
魔法効力 | 39.99 |
魔法抑制 | 0 |
速度 | 56.9 |
自動回復 | 0 |
魔法耐性 | 64.17 |
物理耐性 | 28.31 |
吸収力 | 0 |
クリティカル増幅 | 14.5 |
クリティカル耐性 | 0 |
洞察 | 64.69 |
根性 | 45 |
治療効果 | 0 |
治癒 | 2.34 |
攻撃速度 | 20 |
クリティカル回避率 | 1.5 |
防御貫通 | 0 |
魔法貫通 | 17.08 |
熟知 | 0 |
受け流し | 0 |
腐食 | 0 |
緩和 | 0 |
ダメージ耐性 | 0 |
シールド効果 | 0 |
SP回復効率 | 0 |
Lv.1 | 【パッシブ】 通常攻撃で敵英雄のSPを70ポイント奪い、鈴の中に保存する。 保存上限は700ポイント 【アクティブ】 鈴で前方の一定範囲内の敵に攻撃力×210%のダメージを3回与え、味方英雄全員のSPを150回復する。 さらに、鈴の中にSPが保存されている場合、そのSPを均等に味方英雄全員に分け与える。 |
Lv.2 | 敵に与えるダメージが攻撃力×280%になる。 |
Lv.3 | 味方英雄全員のSPを300回復する。 |
Lv.1 | 戦闘開始時、優先的に自身と同じポジションの敵英雄を共鳴者に選び、8秒の間、共鳴の契約を締結する。 共鳴者はレディー・シモナにダメージを与えることが出来ず、共鳴者が回復効果を受けると、レディー・シモナも回復効果の30%を受ける。 契約期間が終了すると、共鳴者は1秒間追放される。 その後、与ダメージが最も高い敵英雄を共鳴者に選び、共鳴の契約を締結する。 このスキルはボスに対して効果を発揮できない。 |
Lv.2 | 共鳴者が回復効果を受けた時に、レディー・シモナも回復効果の50%を受ける。 |
Lv.3 | 共鳴者の追放時間が3秒になる。 |
Lv.4 | 共鳴者を追放する時、共鳴者のSPをすべて奪い取り、鈴の中に保存する。 |
Lv.1 | 鈴の幻影を生成し、9秒の間、敵が密集しているエリアに設置する。 共鳴者が存在する場合、幻影は共鳴者に影響を与えられる位置に設置される。 幻影の存在期間中、効果範囲内の敵は1秒ごとに攻撃力の100%~350%のダメージを受け、このダメージは時間経過とともに増加する。 共鳴者が幻影の効果範囲内で必殺技を発動した場合、必殺技の与ダメージが50%減少する。 さらに、共鳴者が必殺技を発動するたびに、幻影の効果範囲が20%拡大する(最大で60%まで)。 |
Lv.2 | 幻影の効果範囲内の敵は1秒ごとに攻撃力の150%~550%のダメージを受け、このダメージは時間経過とともに増加する。 |
Lv.3 | 共鳴者が幻影の効果範囲内で必殺技を発動した場合、必殺技の与ダメージが80%減少する。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル30が必要 幻影の効果範囲内にいる敵が受ける魔法ダメージが40%増加する。 |
Lv.1 | 初めて共鳴者を追放した後、通常攻撃が攻撃力×130%のダメージを与える範囲攻撃になる。 その後、共鳴者を1体追放するたびに、通常攻撃の与ダメージが10%増加する。 |
Lv.2 | 初めて共鳴者を追放した後、通常攻撃の与ダメージが攻撃力×175%になる。 |
Lv.3 | 範囲ダメージを受けた敵の魔法耐性が3秒の間、10減少する。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル60が必要 範囲ダメージを受けた敵の魔法耐性が3秒の間、30減少する。 |
初期 | 戦闘中、鈴に260ポイントのSPが保存されるたびに、レディー・シモナの魔法貫通が1増加する。 |
+10 | 戦闘中、鈴に200ポイントのSPが保存されるたびに、レディー・シモナの魔法貫通が1増加する。 |
+20 | 通常攻撃を行うたびに、敵英雄のSPを135ポイント奪う。 |
+30 | 鈴のSP保存上限が1300ポイントになる。 |
+40 | 鈴のSP保存上限が1500ポイントになる。 |
3/9 | 自身が受けたダメージとHP流失効果の45%を共鳴者に移す。 1回の契約期間中に移せるダメージ/HP流失量は、最大で自身の最大HPの80%まで。 |
9/9 | 鈴の幻像の効果範囲内にいる敵が持つシールドと、初めて付与されるシールドが破壊される。 効果範囲内にいる共鳴者はシールドを獲得できない。 |
【ゲーム内説明】 グレイヴボーンのメイジ英雄。 敵から奪ったSPを使うことができる。 敵と契約を結んだり、幻影を生成することで、敵を弱体化する。 |
登場時 | どのようなおもてなしがお望みですか? |
移動時 | 私がいると、鐘が鳴る。 |
通常攻撃 | お静かに。 |
スキル1 | —— |
スキル2 | これは幻覚でも幻聴でもありません。 |
スキル3 | —— |
必殺技 | さあ、全身で悲鳴を感じなさい。 |
勝利時 | 使命を全う出来て、嬉しい限りです。 |
神話時 | 新しいお客さんですね。ご用件は何でしょうか。 |
旅館 | お得意様への、ちょっとしたサービスです。 |
灰潮城の異端裁判所で、神父たちが激しく言い争っている。イスミン神父は無意味な言い争いに辟易し、憤然として立ち上がった。
「デューラ様! このような汚れた名を口にするのをお許しください。だが、バンティスの秘密宗教組織『悲しい弔鐘』が国に蔓延っており、切迫した問題なのです。市民や貴族はもはや死霊の教養の信徒となってしまっています。皆様の中で疑っている方がいらっしゃるなら、これを見てください!」
そう言うとイスミン神父は破れかけた紙を机に叩きつけ、皆に見せた。
「高くそびえる木の枝を支えているのは、大地の奥深くまで広がっている根だ」
私がこの職に就いた時、当時の編集長が教えてくれた言葉だ。何年もの間、私はずっとこの言葉を信条として守ってきた。そして、これがいつか出世の機会をもたらしてくれると信じていたのだ。少し前、私は独立した。今は自社の新聞の創刊号のために、スクープを探している。『レディー・シモナ』ーー
上流階級で密かに囁かれているこの名前は、私が見つけた獲物だった。彼女はいくつもの異なる顔を持っているようで、尋ねる人によって印象はまちまちだった。だが彼女の『仕事』のことになると、誰しもが口をそろえて称賛していた。貴族や大商人がその権力、財力をもってしても解決できない問題がある場合、レディー・シモナは最後の希望となるのだと。私は彼女が多くの人物と密接な関係を持ち、彼らをコントロールしていることを証明できる。彼女のことを魔術師と言う人もいれば、毒薬使いあるいは高貴な者の愛人だと言う人もいる。このようなペテン師を暴く話は、庶民の噂話の最高のネタになるのだ。ついでに帰属のスキャンダルも暴けば、きっと私の新聞はこの記事で大ヒットになるに違いない! ……私はなんて単純だったんだろう。あの日ーー
私は港の辺りで最近生業を始めた田舎の男爵を装い、何度も『ご挨拶』を経て、ついにレディー・シモナに会うことができた。部屋に満ちたスモークと薄いカーテンを隔ててもなお、背が高くて痩せている体形と、妖艶な彼女の容姿が見てとれる。レディー・シモナは口数が少ないが礼儀正しく、話すときは少し古風な言葉遣いをしていた。短い面会時間のほとんどは、だらしない男やもめがいかに私の新生活を邪魔してくれたという作り話を迫真に訴えるというものだった。別れ際、レディー・シモナは淡々と告げる。
「あなたのお悩み、解決のお手伝いをしましょう」
獲物が罠にかかったと思い、私は微笑んだ。代金について問うと、レディー・シモナはカーテン越しに1つの小さな鈴を渡してきた。彼女の細く色白な手で持っていた鈴を軽く揺らすと、不思議な音色が脳内に響き渡る。ほんの少しの時間だったと思うが、私はぼうっとしていたようだ。はっと気がついた時、彼女が口を開いた。
「この鈴を家に置いてください。私の仕事が終わった時、また持ってきてください」
私は鈴を受け取り、彼女の言う通りに部屋の窓辺に掛けておいた。彼女が何をしでかすか、見てみたかったのだ。3日目ーー
パートナーのダリが来ない。彼は私の作り話上での『男やもめ』だった。私たちは顔を合わせて、レデイー・シモナの行動について話そうと約束していたのだ。何かがおかしい。そういえばこの頃、レディー・シモナに渡された鈴が時おり不意に鳴り出すのだ。その音を聞くと、私は少しの間、意識を失ってしまう。なぜだか私は、その夜ダリの家に行ってみようと思った。いつもならダリの隣の家あたりまで来ると部屋の明かりが見えるのだが、ダリの家に明かりがついていない。不審に思って扉に手をかけてみると、なんと鍵が開いていたのだ。私は中に入り、静かな声でダリを呼んだ。だが返事はなかった。暗い部屋の中、壁を伝って書斎まで辿り着いた時、あの鈴の音が突然脳内に響いた。同時に、月明かりの中で机に突っ伏しているダリの姿が見えた。眼球が飛び出て、口を歪ませた彼からは、全く生気が感じられない。机の上の羊皮紙にでかでかと書かれていたのは、私の名前だった……。私は驚いて地面に座り込んだ。パニックになっていると、ふいに背後に何かを感じた。振り返ってみれば、レディー・シモナが立っていたのだ! 彼女の蒼白な肌は、月明かりの中でより鮮明に見える。
「男爵閣下。あなたのお悩みは無事に解決いたしました」
彼女のその言葉に、怖くなった私は慌ててその場から逃げ出してしまった。あれから数日ーー
私は田舎に身を隠していたが、どんなに離れていても脳内にあの鈴の音が鳴り響いてくるのだ。その音が聞こえるたびに、私はダリの惨状とレディー・シモナの声を思い出す。何度も悪夢を見る私に選択肢はなかった。私は自宅に戻ってきた。あの小さな鈴は、変わらず窓辺に掛かっている。どれだけ海風が吹こうとも、一切動かなかった。私は鈴を取り外すと、まるで何かが取り憑いたかのように、無意識に鈴を揺らしたのだ。
「チリン」
奇妙な音が部屋の中にこだまし、まとわり、ぶつかり、跳ね返り、そして窓の外へと逃げていく。最後にはまた私の耳に戻ってきて、脳髄を刺した。この感覚は苦痛であるはずなのに、苦しみに対して初めて少しの欲求が生まれる。2回、3回と揺らさずにはいられなかったのだ。そして一晩中、鈴の音に浸っていた。音は私の魂を支配し、死を味わわせ、破滅と再生を強要した。その鈴は私にこう呼びかけ続ける。
「戻してくれ、戻してくれ」
私はその呼びかけに応えた。ぼうっとしたまま鈴を持ち、言われた通りにレディー・シモナの居室に向かう。彼女は薄いカーテンの向こうで私を待っていた。鈴は私に手にしている鈴を差し出すようにと、命令する。私がそれに従い、レディー・シモナに鈴を手渡した瞬間、脳内の音がピタリとやんだ。まるで一度も聞いたことがないかのように、あの音が思い出せない。どうやら魂の一部分を奪われてしまったようだ。
「契約は果たされました。男爵閣下。それとも……編集長とお呼びすべきでしょうか。もうお帰りください」
レディー・シモナは淡々と告げる。失敗した……。野心のために残酷な代償を払ってしまった。この世には、私の手が届かないところに闇があるということを知った。今私にできることは、このすべてを記録し、後の者に警告することだけだ。
(記録の最後に、歪んだ筆跡で1行付け加えられている)
あの音から離れられない、戻らなければ。
「この編集長の新聞は、死霊の教養を広める疑いがあります。これは彼の家から発見された原稿ですが、本人は自分のものではないと否定しているのです。『レディー・シモナ』の捜索も、貴族たちによって密かに妨害されています。そこで提案します。挙手で表決をとり、この事件を王国聖裁所に報告し、支援を求めましょう!」
だが意外なことに、イスミン神父の提案に賛成し、手を挙げた者は数人しかいなかった。そして再び口を開こうとしたその時、不思議な鈴の音が彼の耳元で鳴り響いたのだったーー
※未実装
レディー・シモナの伝説は、灰潮城で密かに沸き起こり続けている。街中の老人たちは時折、レディー・シモナにまつわる噂や怪談を聞いて育ったと言うが、彼女がいつから存在しているか、知っている者は誰もいない。
レディー・シモナは「スペシャルコンサルタント」という身分で、ブライト王国の貴族の中に混じり、貴族たちのお悩みを解決している。彼女は家の掃除や宿敵の殺害など、あらゆる要求に応じるのだ。しかし、レディー・シモナのサービスが無料だったことはない。彼女は悲しき弔鐘に隷属し、死霊の教養を広めて、ケハディマンがより多くの契約者を吸収できるよう暗躍している。
レディー・シモナが手にしている鈴は奇妙な音を立てる。彼女は欲望を餌にして、それに引っかかった者を知らず知らずのうちに、死霊の教養の最も忠実な支配者に変えてしまう。レディー・シモナと関わった者は寡黙になり、社交力を失う。そして性格が急変し、怪しい行動をとるようになり、次第に生者の世界を嫌い、死を味わって生まれ変わりを経験しようと渇望する。最終的に、彼らは生者としての基本的な欲望を失い、単純な行動能力だけを保ち、腐敗した死霊の教養の信者になってしまう。
異端裁判所が灰潮城に満ちていく異常な空気に気づいた。彼らはこの地に漂う不正の風潮を粛清しようとするが、徹底的な妨害に遭う。死霊の教養は既に、街の暗部に根づいていた。レディー・シモナの鈴の音は至るところで鳴り響き、大人しく魂を差し出すよう顧客たちを誘惑している。
独特な音で死の教養を表す鈴の法器。
「悲しき弔鐘」の執事たちはこの鈴を持ち、秘密裏に人間の王国で教徒を増やしている。
※未実装
※特になし
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