呼称 | ブライトプリースト |
種族 | ヒューマン |
身長 | 165㎝ |
趣味 | 聖光の秘密を探ること |
好きなもの | 純粋なる聖光 |
嫌いなもの | この世界に侵入するカタストロフ |
現在地 | ブライト王国 |
現在の身分 | 聖堂のプリースト |
関連人物 | 【恩師】 【同僚】 |
CV | 堀江由衣 |
誕生月 | 8月 |
※「HP・攻撃力・防御力」は上限が存在しないため記載しません。
クリティカル率 | 82.2 |
命中 | 0 |
回避 | 907.35 |
魔法効力 | 53.33 |
魔法抑制 | 0 |
速度 | 43.19 |
自動回復 | 0 |
魔法耐性 | 50.7 |
物理耐性 | 22.63 |
吸収力 | 0 |
クリティカル増幅 | 39.72 |
クリティカル耐性 | 20 |
洞察 | 0 |
根性 | 35.82 |
治療効果 | 0 |
治癒 | 0 |
攻撃速度 | 0 |
クリティカル回避率 | 17.6 |
防御貫通 | 0 |
魔法貫通 | 17.22 |
熟知 | 0 |
受け流し | 0 |
腐食 | 0 |
緩和 | 0 |
ダメージ耐性 | 0 |
シールド効果 | 0 |
SP回復効率 | 0 |
Lv.1 | 広範囲の敵に神聖なる光の雨を4回降らして、魔法ダメージを与える。一回ごとに攻撃力×110%のダメージを与える。 |
Lv.2 | ダメージが徐々にUP。 |
Lv.3 | ダメージを与える回数が5回になる。 |
Lv.1 | 触れると爆発を起こす聖なる球を放ち、攻撃力×160%のダメージを与える。 |
Lv.2 | ダメージが攻撃力×180%に増加。 |
Lv.3 | 爆発ダメージを受けた敵の命中DOWN。 |
Lv.4 | ダメージが攻撃力×210%に増加。 |
Lv.1 | 戦闘中、自身のクリティカル率が12%増加する。 |
Lv.2 | クリティカルが発生するたびに、ターゲットの受けるダメージがその戦闘中は常に3%増加する。 この効果は8回までスタック可能。 |
Lv.3 | クリティカル率の上昇量が18%になる。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル30が必要 戦闘中、自身のクリティカル増幅+18。 |
Lv.1 | 攻撃力が最も高い味方英雄を祝福し、攻撃力を15%、クリティカル率を15%増加させる。 |
Lv.2 | 攻撃力が高い味方2人に祝福する。 |
Lv.3 | 攻撃力が20%、クリティカル率が20%増加。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル60が必要 祝福を受けた英雄がダメージを与えるたびに、自身の次の与ダメージ+15%。 この効果は最大4スタックまで重複可能。 最大まで重複すると、効果がなくなる。 |
初期 | スキル「天の祝福」を受けた味方が攻撃時、40%の確率で効果が40%の「ホーリースフィア」を追加で付与する。 この効果は5秒に3回まで発動可能。 |
+10 | 追加発動の「ホーリースフィア」の威力が60%になる。 |
+20 | 追加発動の「ホーリースフィア」の威力が80%になる。 |
+30 | 効果発動時、自身のSPを40回復。 |
+40 | 効果発動時、自身のSPを80回復。 |
3/9 | 必殺技「ホーリーレイン」が1体にのみダメージを与えた場合、ダメージが30%増加する。 |
9/9 | ベリンダの攻撃またはスキルが敵にダメージを与えると、その敵は続く3秒間、クリティカル耐性が35ポイント減少する。 この効果は重複されない。 |
【ゲーム内説明】 ブライト王国のメイジ英雄。 瞬時に強力な範囲ダメージを与えることができる。 |
登場時 | 聖なる光がいつまでも私達を守ってくれるでしょう |
移動時 | 迷いがなければ、どんな苦痛でも乗り越えられましょう |
通常攻撃 | 苦しみから解放してあげます |
スキル1 | 聖なる輝きを! |
スキル2 | —— |
スキル3 | 女神の祝福、あなたに届け! |
必殺技 | 聖なる光よ、私に力を! |
勝利時 | これも聖なる光のおかげですね |
神話時 | 聖なる光が、いつまでも私たちを護ってくれるでしょう! |
旅館 | 騒がしいのは好きではありませんし、友達もいません。ですが聖なる光が一緒だから、寂しくありません。 |
ブライト王国大聖堂、史上最年少プリーストとして知られるベリンダ。兵士たちにとって、聖なる光の代名詞とその意志の象徴であり、人々に希望を与える存在で、その立ち振舞いは気品溢れるものであった。
その昔ーー
第一次カタストロフ戦争で、生命の神・デューラは己の命を犠牲にしてカタストロフを封印し、残った力すべてを聖なる光に変え、人類を守った。人類は禁忌を犯してしまった者たちに対抗すべく、この聖なる光を研究し暗闇と邪悪を駆逐するための武器を作り出したのだ。だが聖なる光を守る道は決して容易ではなく、修練者も非常に過酷な修行を経験しなければならなかった。聖なる光は意志が強く、敬虔な者にしか応えてくれなかったのだった……。だが、ブライト王国ではついに誰よりも信仰深い人物が誕生したーー
ベリンダはオーガスティン侯爵家の次女として生まれたが、社交好きな兄弟姉妹とは異なり、幼い頃から本の虫だった。他の兄弟たちが礼儀作法など貴族の嗜みや教養を熱心に学んでいるのに、父が所蔵している古典書物に没頭する毎日を送っているような子どもだったのである。その中でも、神話の時代から中世までの数々の英雄譚に登場する聖なる光について知ることが何より好きだった。物心がついた頃には、指導を受けていないはずなのに、その聖なる光とつながることができていた。これまでのプリーストは聖なる光を崇め奉るものとしているが、彼女は堅苦しい形式に縛られず、共に育った仲の良い親友として接し、その大いなる力を手に入れることができたのだった……。
やがて14歳となったベリンダは、より体系的に聖なる光について学ぶため、自ら貴族の生活を捨て、清貧な修道生活を選択し、ブライト大聖堂付属の修道学院に入学した。来る日も来る日も祈祷文の暗記と詠唱、聖なる光に関する退屈な座学、と普通の生徒にとっては修行僧のような単調な生活も、彼女にとっては「親友」と仲良く過ごす楽しい毎日であったという。師事するパレルモ司教の敬虔かつ熱心な指導も相まって、ベリンダの知識と技術は気づけば目まぐるしい成長を遂げたのである。さらに、ベリンダは卒業後にしか受けられない聖なる光の試練も難なく突破し、その年唯一の合格者かつ最年少合格者として名を残したのだった。そうして、カタストロフとの戦いの火蓋が切られーー
「聖なる光よ、私に光を!」
ベリンダの放つ聖なる光魔法は、カタストロフ勢力に最も有効な手段となった。前線に立ち、聖なる光の力で敵を蹴散らすベリンダは、兵士たちにとって勇気と希望をもたらす聖なる光の意志の代弁者のように見えたのであった。
「聖なる光が私達を守ってくれるでしょう」
厚く重たい扉をゆっくり押し開くと、響き渡る不愉快な摩擦音と共に、血なまぐさい臭いが漂ってきた。鼻を突くような臭いに、ベリンダとルシウスは眉をひそめながら、警戒心を高めるーー
数日前ーー
ブライト王国大聖堂のパレルモ司教がこのケンタ郡にある豪邸の調査を二人に命じた。主は王国の功臣であったベイル伯爵だ。十数年前に引退し、ここで隠居生活を過ごしていたはずだったが、ブライト王国大聖堂に届いた一通の密告書によれば、この屋敷の中ではカタストロフ崇拝が行われているらしい……。
奥に進めば進むほど、入り口で感じたあの嫌な臭いが強まってくる。壁には血で書かれた不気味な魔法陣が所狭しと描かれていて、カタストロフの文字で記されたカビのついた巻物が床に散らばっている。
カタストロフがこの世界に溢れ出して以来、恐怖で混迷したブライト王国全土に数々の邪教団体や秘密結社が誕生した。それらは終末論を声高く唱え、生命の神デューラに対する信仰を捨てカタストロフたちへ魂を捧げよと人々をそそのかした。もとより愚かな大衆は恐怖や誘惑に支配された瞬間、冷静さを失い、狂気に走るもの……。だからこそ、聖職者による導きが必要なのだ。
ベリンダもルシウスも、己に課された使命をよく理解している。なにより大事なのは、迷える子羊を正しい道へ帰すことだ。しかし、彼らもただ救いの手を差し伸べるだけではない。罪深き異端者と邪悪な生物には、『聖なる光』の名のもとに断罪をするのだ。
その時だったーー
突如、悲鳴が聞こえてきて……。ベリンダ達は慌てて駆け出す。どうやら声がしたのは地下の酒蔵のようで……。階段を降りていくと、一つの部屋が見つかる。ゆっくりと扉を開け、中を覗くと……。鼻がもげそうなほど強烈な悪臭が流れてきて、吐き気をもよおす。そして、薄暗い部屋の中心に、猫背の老人が不気味な笑みを浮かべながら、独り言をブツブツと囁いていたのだ。二人はこの老人がベイル伯爵だとすぐに勘付いた。
伯爵の前にある祭壇には、一人の少女が祀られていたが、喉が引き裂かれ、血が溢れていた。とても見るに堪えない光景だ。
揺れるロウソクの炎が部屋を明滅させる中、ベリンダとルシウスはとあることに気づく。壁に映るベイル伯爵の影が人の影ではなく、角と翼が生えたカタストロフの姿をしていたことに……。軽く視線を交わした二人は頷く。そう……二人の考えは同じだった。伯爵の魂は、既にカタストロフに取り憑かれているとーー
ベリンダ達はまず周囲の状況を確認する。すると、壁の隅にある巨大な鉄格子の牢屋を見つけた。中には、伯爵の子であろう数人の少年少女が閉じ込められていて……。彼らはこの後、自分達の身に何が起きるのかわかっているのだろう。すすり泣きをしていたり、放心状態に陥っていたり……。絶望に打ちひしがれていた。
伯爵は、カタストロフに媚びを売るために、自身の子どもさえ生贄にしている。祭壇の少女も、おそらく彼の子どもの一人だ。あまりにもひどい惨状に、ベリンダは唇を噛みしめる。そして、ルシウスは一歩前に踏み出し……。
「ベイル伯爵に告ぐ。カタストロフ崇拝及び背信の罪により、ブライト王国大聖堂の名においてお前を断罪する。速やかに抵抗をやめ、降伏せよ!」
目の前の『生き物』を今すぐこの場で八つ裂きにしたいという衝動をかろうじて抑え、ルシウスは宣告した。怒りに身を任せてはならない。『聖なる光』に仕えし騎士として、あらゆる行動は私情ではなく、正義のためであるべきなのだと、理性が語りかけてくる。
「ーー時は来たれり……。彼の者の降臨はもう誰にも止められはせぬ……。お前たちも、彼らの前にひれ伏すのだ……」
ブツブツと呟くベイル伯爵は、不気味に笑いながらベリンダ達を見る。
「これはもう、手遅れでしょう。完全にカタストロフに取り憑かれています。これ以上の背信を起こす前に、彼を消滅させなければ」
ベリンダは一息つき、魔法の杖を高く掲げた。静かに目を閉じて、凛とした声で詠唱を始める。すると、杖の先端に優しい『聖なる光』が灯り、伯爵に向かって放たれた。直撃した瞬間、灼熱の光となり、伯爵は人間とは到底思えない絶叫をあげ悶え苦しみだしたのだ。だが、その光を受けた伯爵の身体がみるみるうちに変化していく……。皮膚が赤く染まり、禍々しい角と翼が露わとなり……。ついに、ベイル伯爵の魂に寄生していたカタストロフが正体を現したのだった。ベリンダの杖から放たれている光が強さを増していき、あらゆる暗闇を消し去り、部屋全体が光に包まれた。牢屋にいた子どもたちも、『聖なる光』に導かれ、恐怖が少しばかり和らいだように見えた。
正体を現したカタストロフの眼は、嫌悪と怒りに満ちていた。『聖なる光』が天敵であるためだ。カタストロフは、ここで負けるわけにはいかないと言わんばかりにベリンダに向かって突進してきたが……。
一つの聖なる盾が現れ、カタストロフの攻撃を阻んだのだ。盾に激突してきたカタストロフの力は強大で、ルシウスの足がわずかに後ろへ下がる。
「くっ!」
ルシウスはなんとかその攻撃を耐え、そこから一歩も引かずに防ぐ。今、ベリンダを守れるのは自分しかいないからだ。彼女の詠唱が終わるまで、守り抜く……。
カタストロフが怒号を上げ、その鋭い爪でルシウスに襲いかかってきた。だが、ルシウスの守りは固く、ベリンダに一切近寄ることができなかった。
「聖なる光よ……!」
ベリンダが両目をパッと見開くと、光線が雨のごとくカタストロフに降り注ぐ。
「卑しい人間め。貴様らがやっていることは全て無駄だ! 強欲にして利己的、そしてなによりその軟弱な心ッ! 貴様らの本性は我が一番よく知っている! 我が身を滅ぼしたとて、この老いぼれのように醜く、そして腐りきった人間どもが、また我らカタストロフに魂を捧げるのだぁぁぁ!」
悪魔は苦痛を味わいながらも、悔しさのあまりに嘲りの言葉を浴びせる。そして『聖なる光』に焼かれていくのだった……。
カタストロフの罵詈雑言を耳にしながら、ベリンダとルシウスは悪魔が燃え尽きるまでその場で静かに佇んでいた。二人ともカタストロフの言っていたことがあながち妄言ではないことをよくわかっていた。
人の心は弱い。『聖なる光』の力でカタストロフを退けたとしても、人の心の闇を吹き払うことはできない。きっと、この先もカタストロフに惑わされ、忠誠を誓う人間は続出するだろう。
そうだとしても、ベリンダとルシウスの信念は揺らぐことはない。輝かしい人の心へたどり着くよう、『聖なる光』が導いてくれると信じているからだ。
そして『聖なる光』が輝く限り、二人の心の中に信仰心はあり続けるだろうーー
オーガスティン家の次女として、ベリンダは幼い頃から裕福な生活を送ってきた。そのため、彼女は幼い頃、親族から「家を訪れる上品な女性たちのように成長し、ハンサムな夫と結婚して何人かの子供を育て、何事もなく人生を終えるのだ」とよく言われたものだった。
しかしあるとき、ベリンダは聖光の存在を知った。その暖かなる力は悪を退けることができ、彼女はそれに興味を持ち始めた。それ以来、兄弟たちが社交に勤しんでいる間も、ベリンダは古文書を読みあさり、聖光の神秘を研究するようになった。
ベリンダは生来、聖光との相性がよく、導きを受けることがなくともそのまま聖光とつながることができた。聖光に仕えるのではなく、彼女と聖光との関係性はまるで親しい友人のようで、その交わりの中で心から充実感と幸福感を味わっていた。そして聖光の導きによって、彼女は人生の可能性を発見し、より挑戦的な道を選ぶことを決意した。そこで、彼女はそれまでの恵まれた生活、そして両親に別れを告げ、ブライト聖堂で勉強することになった。
楽観的で忍耐強いベリンダは、ブライト聖堂で一生懸命聖光について学び、毎日繰り返される祈祷にも退屈になることはなく、その単調な生活から安らぎを見出していった。
ベリンダの優れた成績は、やがてパレルモ枢機卿の目に留まることになる。彼は聡明かつ努力家であるこの少女をとても気に入っていた。ベリンダもこの優しく賢明な長老を尊敬しており、彼の指導のもとで、厳しい聖光試練を乗り越え、至上最年少でブライトプリーストとなった。
しかし、ベリンダは自分の使命が始まったばかりであることを理解している。彼女は自分の責務を自覚し、揺るぎない信念と意志をもって、聖光の秘密を探究し、そして聖光の名の下で救済を続けるだろう。
聖堂を象徴する神聖なる杖。
透き通った象牙の結晶で作られており、温かい聖光が杖の中でゆっくりと流れている。
※特になし
Protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.
まだコメントがありません。