※「HP・攻撃力・防御力」は上限が存在しないため記載しません。
クリティカル率 | 91.6 |
命中 | 0 |
回避 | 905.68 |
魔法効力 | 0 |
魔法抑制 | 0 |
速度 | 27 |
自動回復 | 0 |
魔法耐性 | 65.08 |
物理耐性 | 24.96 |
吸収力 | 0 |
クリティカル増幅 | 34.5 |
クリティカル耐性 | 0 |
洞察 | 30.22 |
根性 | 82.16 |
治療効果 | 0 |
治癒 | 12.4 |
攻撃速度 | 0 |
クリティカル回避率 | 1.5 |
防御貫通 | 0 |
魔法貫通 | 24.22 |
熟知 | 0 |
受け流し | 0 |
腐食 | 0 |
緩和 | 30.12 |
ダメージ耐性 | 0 |
シールド効果 | 0 |
SP回復効率 | 0 |
Lv.1 | 10秒間持続するフィールド環境「シェイド」を展開し、フィールド上にいる全ユニットの除去可能なデバフをすべて除去する。 期間中、全ユニットはHP回復不可、与ダメージ100%増加、全ユニットのHPが直接ダメージによって20%以下になることはない(ボスには無効)。 「シェイド」終了時、自身に付与された行動阻害効果をすべて解除し、敵全体に攻撃力×300%のダメージを与える。 「シェイド」終了後、5秒以内に、必殺技を発動できない。 |
Lv.2 | 「シェイド」終了時、「ネクター」が付与されているユニットのHPが攻撃力×280%分回復する。 |
Lv.3 | ダミアのSPが回復する際にSP上限を超えた場合、超過分によって自身のクリティカル増幅が増加する。 オーバーしたSP×1につき、必殺技を発動するまで、クリティカル増幅が0.1増加(最大で50まで)。 |
Lv.1 | 【パッシブ】 8秒ごとに自身のいるサイドの味方ユニットに10秒持続する「ネクター」を付与する(重複不可)。 【アクティブ】 花びらを舞い上がらせ、敵全体に攻撃力×200%のダメージを与える。 「シェイド」環境下では、追加で「ネクター」が付与されているユニットのSPを200回復する。 |
Lv.2 | 【「ホットウィンド」環境下のアクティブ効果】 強風を巻き起こし、敵全体に攻撃力×200%のダメージを3回与える。 |
Lv.3 | 【「バーニングサン」環境下のアクティブ効果】 「バーニングサン」終了まで、詠唱で太陽の光を強化し続け、敵全体が1秒ごとにダミアの攻撃力×100%分のHPが流失する。 流失するHPは時間経過で増加する(最大200%まで)。 「ホットウィンド」環境と「バーニングサン」環境が同時に展開されている場合、詠唱する間に、3秒ごとに追加で強風を巻き起こし、敵全体に攻撃力×200%のダメージを3回与える。 |
Lv.4 | 戦闘開始時、自身のいるサイドの味方全体に「ネクター」を付与する。 |
Lv.1 | 10秒持続するフィールド環境「ホットウィンド」を展開する。 「ホットウィンド」終了まで、敵ユニットはダメージを受けるたびに、その後の被ダメージが3%増加(8回まで重複可能、除去不可)。 フィールド上に「ホットウィンド」が展開されている間、このスキルは発動されない。 |
Lv.2 | 被ダメージ増加倍率が5%になる。 |
Lv.3 | 「ホットウィンド」持続期間中、敵ユニットはダメージを10回受けるたびに、SPを100失う。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル30が必要 「ネクター」が付与されているユニットが「ホットウィンド」環境下でダメージを与えると、ウィンドブレイドを1枚召喚し、ターゲットに追加で攻撃力×150%のダメージを1回与える。 |
Lv.1 | 10秒持続するフィールド環境「バーニングサン」を展開する。 「バーニングサン」終了まで、敵ユニットはダメージを与えるたびに、与ダメージが3%減少(8回まで重複可能、除去不可)。 フィールド上に「バーニングサン」環境が展開されている間、このスキルは発動されない。 |
Lv.2 | 与ダメージ減少倍率が5%になる。 |
Lv.3 | 「バーニングサン」持続期間中、敵ユニットはダメージを10回与えるたびに、5秒間スタン状態になる。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル60が必要 「ネクター」が付与されているユニットは、「バーニングサン」環境下で根性が30増加。 |
初期 | 味方ユニットが「ネクター」を2回獲得すると、攻撃力が15%増加。 |
+10 | 「ネクター」を4回獲得すると、攻撃力が30%増加。 |
+20 | 「ネクター」を6回獲得すると、攻撃力が50%増加。 |
+30 | ダミアのいるサイドの敵ユニットは、「ネクター」が付与されているユニットへの与ダメージが50%減少。 |
+40 | ダミアのいるサイドの敵ユニットは、「ネクター」が付与されているユニットへの与ダメージが60%減少。 |
3/9 | 「ホットウィンド」と「バーニングサン」の初期持続時間が15秒になる。 |
9/9 | 戦闘開始時にフィールド環境・ホットウィンドを展開し、このホットウィンドは次に発動するスキル「ホットモンスーン」に影響を与えない。 ホットウィンドの持続期間中、敵ユニットがダメージを受ける時に適用されるダメージアップ効果の重複回数が最大10回になる。 |
【ゲーム内説明】 セレスチアルのメイジ英雄。 非常に強力な陣地作成能力と、敵を大幅に弱体化できる能力を持ちながら、高い火力も出せる。 |
登場時 | 群山の頂に舞い戻る日を待っていますわ。 |
移動時 | アイスクリームを発明できるなんて、凡人も捨てたものじゃないですわね。 |
通常攻撃 | ほら。花が咲いていますわ。 |
スキル1 | 万花咲き乱れしこの情景、心が躍りますわ。 |
スキル2 | また、季節風が吹く頃になりましたわね。 |
スキル3 | 熱中症には気をつけてくださいよ。 |
必殺技 | 夏は暑いけれど、夏木陰は涼しいでしょう? |
勝利時 | 真夏を思う存分楽しみましょう! |
神話時 | 夏は最も素晴らしい季節。その事実に異を唱える者などいないでしょう。 |
旅館 | 夏は最も素晴らしい季節。その事実に異を唱える者などいないでしょう。 |
焼けつくような陽射しが生い茂る枝葉の間を抜けてダミアのきめ細かい肌に木漏れ日となって降り注ぐ。ダミアは、自身の羽を使って『小さな使者』を作り出していた。数日後には、この『小さな使者』が暖かい風に乗って、真夏の暑いビーチから雪に覆われた群山の頂に向かい、やがて女神デューラの神殿を守っているティベリウスの肩に止まることだろう。
「今年もすべてが順調ですね。人々は友好的で、私がもたらす日差しを歓迎してくれる……もうすぐ、また会えますね」
ダミアは『小さな使者』が飛び立っていく姿を見送りながら遠くで帆船が行き来しているのを眺める。彼女の言葉に返事をする者は誰もいなかった……。ダミアは毎年ティベリウスに使者を送っているが、まだ一度も伝えていないことがある。人間という種は、実はそれほど素晴らしい存在ではないものだということだ。数千年前ーー
ダミアはデューラが群山の頂から旅立つのをよく見送っていた。そしてデューラが銀白色の神殿に帰ってくると、いつも夏の煌く太陽と鮮やかな花々を添えていたのだ。ダミアはデューラが人間たちを見守ることに対して特に興味はなかった。だから思いもしなかったのだ。デューラが脆弱な人間たちを哀れみ魔法の秘密を教えた後、まさか人間が神々と肩を並べようとするとは……。それだけではない。人間たちが傲慢になり自らの力に溺れた時代に、デューラが命を落としてしまうだなんて予想もしていなかった。悲しみに打ちひしがれながらも、ダミアはデューラが命を捧げた人間たちの世界とはどんなものなのか、それだけの価値があったのかを見るため群山の頂を離れた。旅立ちの少し前、彼女はデューラの神殿を訪れる。神殿を離れることができないテンプルガーディアンのひとり、ティベリウスはダミアに頼み事をした。
「ダミア、私に人間の世界で見たことを教えてくれないか」
それから数千年にわたり、彼女はエスペリアを旅する。ダミアが収穫を待ち望む農夫に盛夏をもたらすと、彼らは干ばつを呪った。花々の満開を願う庭師にその願いを叶えてあげると、彼は豪雨を罵った。重い毛皮の服を脱いだ貴族たちも暑さにうんざりし、ホタルを追いかける子どもたちも蝉の鳴き声に文句を言った……。
「これが人間の世界ですか」
そうして何度も人間の不満を聞いているうちにダミアは彼らの愚かさ、欲深さ、無礼さ、分別のなさに慣れてしまった。
「デューラ様は……なぜこんなどうしようもない種に尽くされたのでしょうか」
ダミアの疑問は深まるばかりだったが、それ以上考えることをやめた。
「これ以上見ても意味がありませんわ」
彼女はソトロン大陸に向かう3本のマストの帆船に乗り、群山の頂に帰ることを決意したのだった。ダミアは甲板で遠くを眺めていた。その日は季節風が強く、船は満帆。周囲の船員たちは夏を讃える歌を歌っていた。だが、おそらく2時間後には船員たちが暑さを感じ、夏を呪い始めるだろうとダミアは予想する。その時だった。濃い霧が船を襲ったのだ。白一色の霧に包まれ、船員たちは歌をやめて船長の指示を待つ。ふと、遠くから角笛の音が鳴り響いてきた。ダミアはその音の方向に目を向けると、海中に住む亜人であるラッコ族が海面に浮かんできて、巻き貝を吹いたり海藻で編んだ旗を振ったりしている。この船に何かを伝えようとしているようだった。ダミアが隣の船員に声をかけようとしたが、その答えはすぐ目の前に現れた。巨大な氷山だ。
「なぜ……? この航路に氷山が現れるはずはありませんわ……」
可能性としては、遠くにある氷山が猛暑によって溶かされ、季節風に乗って霧に隠れて航路の真ん中あたりまで流れ着いたといったところだろう。船長はすぐに副船長と船員を呼び、舵と帆を操って針路を変えようとした。だが、3本マストの帆船は小舟とは違い、簡単に向きを変えることはできない。彼らが制御できる範囲は限られていた。時間は刻一刻と過ぎ、季節風は船をさらに前へと押し続けた。このまま何もしなければ、間違いなく船は氷山に衝突し沈没する。この船に乗っている200人以上がほとんど救助されることなく海の藻屑となり、生き残ることができるのは1割にも満たないだろう。かといって、今ここで急に舵を切れば、サンゴ礁に斜めに衝突するだろう。船はなんとか航行を続けられるかもしれないが、おそらく半数以上の船員が落水し、ラッコ族も壊滅的な被害を受けることになる……。ましてや、このことを教えてくれたのはラッコ族だ。1人でも多くの船員を救うために全力を尽くすべきか、それとも避けられない運命を受け入れ、罪のない命を巻き込まないよう突き進むべきか……。全員が舵を握っている船長の手を見つめる。
「くそったれ! なんなんだよ、この夏の風は!」
絶望の涙が船長の頬を伝って流れ落ちた。さっきまでの順風満帆な航行はとっくに過去のものとなり、船長はただただ恐怖と無力感に支配されていた。その時、ダミアはデューラの考えを少し理解した。2つの死の航路。どちらを選ぶか決断できずにもがく船長は、かつて夏を待ち望みながらも夏を恨んでいた人間たちと、本質的には同じなのだと悟った。この命を選択する重みは、人間たちには到底背負うことができない。干ばつや豪雨による被害が受け入れられず、夏を逆恨みするのは、欲深さや無知ではなく、ただ弱いだけなのだ。デューラは人間の弱さを知っているからこそ、厳しく責めたりしなかった。
「ふぅー……」
長く深いため息をついた後、ダミアの杖から燃えるような熱い光が放たれた。すると、風向きが変わり、海流もそれに伴って変貌する。バサバサと帆が風に煽られ、船が大きく揺れ動いた。そうおして……船は氷山を避けて、無事に安全な海域へと進んでいったのだった。1年後ーー
ダミアの『小さな使者』は再び飛び立った。
「今年もたくさんの場所に行きました。大地は生命力に満ちあふれていますが、人間はとことん不器用で、導くにはいささか大変です……私たちが再開するのは、おそらく数百年後になるでしょう……」
※未実装
春には復活の歌が、秋には豊作の喜びがある。雪にまみれた寒い冬でさえ、冬祭りの賛歌がある。それらに比べると、エスペリアの夏は確かに地味である。
人間界に来た当初、夏の神であるダミアは困惑していた。人間は夏の到来を讃えたかと思ったら、なぜ次の瞬間に暑さを呪い始めるだろう。
長い年月の間には、神としての矜持を捨て、人間に自らの能力と善意を与えたこともあった。しかし、人間の欲望には限りがなかった。ダミアが与えるほど、人間の耐えがたさと悲しさを知ることになった。ダミアにはデューラが人間のために払った犠牲に価値があるのは思えなかった。人間と付き合うほど、その思いは強くなっていった。ダミアは失望と共にこの旅を終えることにした。この旅の収穫は、群山の頂のティベリウスに人間界の土産話を届けられることくらいだった。
ところが、ある船の上で、ダミアは人間の立場からその弱さを見た。人間の命がどれだけもろいかを知った。神の力がなければ、物事の発展を左右することができない。当然、変化の結果を受け止めることもできない。農民は暑さが収穫をもたらしてくれることを願いつつ、干ばつを懸念する。船乗りは帆船を後押ししてくれる季節風を望みつつ、巨大な波を恐れる。ダミアは人間の苦しみを知り、デューラの思いを理解した。
ダミアは人間界に留まることにした。依然として人間の愚かさを嫌ってはいるが、いつの間にかずいぶん寛容になっていた。
またもや暑い季節がやってくる。人々は恐れを抱きつつ、真夏の到来を待ち望んでいる。
ダミアが夏の力を引き出すために、「神の工匠」アンセルに作ってもらった杖。
完成した杖に物足りなさを感じたダミアは、自分で咲き乱れる夏の花を加えた。
※特になし
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