呼称 | ライフルマン |
人物関係 | 上司:ホーガン |
CV | 柴田大吾 |
誕生月 | 3月 |
※「HP・攻撃力・防御力」は上限が存在しないため記載しません。
クリティカル率 | 32.7 |
命中 | 880 |
回避 | 1055 |
魔法効力 | 0 |
魔法抑制 | 0 |
速度 | 0 |
自動回復 | 0 |
魔法耐性 | 4 |
物理耐性 | 5.5 |
吸収力 | 0 |
クリティカル増幅 | 0 |
クリティカル耐性 | 3.5 |
洞察 | 0 |
根性 | 4 |
治療効果 | 0 |
受ける治癒量 | 0 |
攻撃速度 | 0 |
クリティカル回避率 | 1.5 |
防御貫通 | 1 |
魔法貫通 | 0 |
熟知 | 0 |
受け流し | 0 |
Lv.1 | 最も弱っているターゲットを狙撃し、攻撃力×300%のダメージを与える。 この攻撃は回避できない。 |
Lv.2 | ダメージが攻撃力×310%に増加し、この必殺技で敵を倒すと、SPが200回復する。 |
Lv.3 | ダメージが攻撃力×320%に増加し、ターゲットのHPが25%未満の場合、必ずクリティカルヒットするようになる。 |
Lv.1 | ターゲット付近のエリアの敵に榴弾を3回投げつけ、一回につき攻撃力×80%のダメージを与える。 |
Lv.2 | ダメージが攻撃力×90%に増加。 |
Lv.3 | 追加で減速効果を付与。 |
Lv.4 | ダメージが攻撃力×105%に増加。 |
Lv.1 | 攻撃力が12%増加する。 |
Lv.2 | 通常攻撃とスキル攻撃に50%の確率でスタン効果を付与。 |
【ゲーム内説明】 ブライト王国のマークスマン英雄。 HPが少ない敵をスキルで確実にしとめる。 |
登場時 | わしは黒ビールと火薬さえあれば、満足じゃ |
移動時 | 誰かわしと一杯どうじゃ? |
通常攻撃 | 百発百中 |
スキル1 | 鉛弾一発で黙らしてやる! |
スキル2 | —— |
必殺技 | よーく狙って、撃つ!それだけじゃ! |
勝利時 | 今夜はやきとりを肴に黒ビールじゃ! |
※未実装
『ロイヤルガンナー団』ドワーフ族の精鋭を集めた王直属の部隊ーー
モルブスは年老いて動けなくなるまでこの精鋭部隊に捧げると誓った。残りの人生の大半を、『ロイヤルガンナー団』のためにーー
この部隊に入るためには、ある狩猟試練を通過して己の実力を証明しなければならなかった。試練の内容は至ってシンプル。入隊希望者は真冬の極寒の夜に、一人きりで郊外の氷原に行き、日が昇るまでに『自分の実力を証明できる、獲物一頭を持って帰還する』というもの。だが、持っていける装備品は限られている。鉄砲一丁と少量の弾薬、そして一本のナイフ。それ以外は許されなかった。このような厳しい条件ゆえに、入隊希望者のほとんどは何も持ち帰ることができなかったという。それだけではない……不運にもそのまま帰らぬ人となる者もいた。
その昔、モルブスがまだ若かった頃ーー
『ロイヤルガンナー団』入隊のための試練に通過するべく、数日前から英気を養い、自ら調合した火薬と入念に手入れをした愛用のマスケット銃を手に取り、準備万端で氷原に足を踏み入れたのだった。
凍てつく荒野には、至る所に危険が潜んでいる。遮るものが何もなく、肌に突き刺さるような寒さは命を奪いかねないほどだ。そして、モルブスにとって最大の敵は雪の中をさまよう飢えた魔獣たちだった。だが、その危険な魔獣こそが試練のための獲物である。
身を潜め、じっとその獲物を待っていると……。ズシン……ズシン……と、大地が揺れ始め、固唾を呑んで待つ。ようやく見えたその姿は、氷原の覇者と呼ばれる巨大熊だった! この熊の性格は極めて凶暴で、一匹だけで一小隊を全滅させられるほどの力を持っているのだ。しかも、モルブスの前に現れたのは、平均よりもかなり上回る大きさで、おそらく3トンはくだらない巨躯を持った個体だったのだ。危険極まりないとわかりつつも、この試練は、『自分の実力を証明できる、獲物一頭を持って帰還する』ことだ。この熊を討ち取れることができれば、入隊は確実なものになる。モルブスは、これをチャンスと捉え、勇敢に獰猛な魔獣に立ち向かっていった。普通の人間なら、逃げる者も多いだろう。だが、ドワーフとしての誇りが、退くことを許さなかったのだ。冷静に、かつ手際よく弾を鉄砲に押し込め、魔獣に次から次へと撃ち放つ。図体が大きいくせに、動きが俊敏で、何度か鋭い爪で切り裂かれそうになった。弾はもう残りわずか……。モルブスは全身を集中させ、銃を構える。一瞬の隙をついて、魔獣の眉間に弾丸を撃ち込む。すると、巨大な熊は地面に叩きつけられるように倒れ、そのまま力尽きていった……。だが、小さな山のような熊の姿をみて、モルブスは悩み始める。息の根を止めることができたものの、あまりにも巨大な獲物を、戦い疲れ果てたモルブスには持ち帰る術がなかったのだ。そこで獲物の牙を抜き取り、それを持って夜が明ける前に城に帰還した。
翌朝ーー
城にいるドワーフの長老が、モルブスの持ち帰った牙を確認すると、その結果に城中が大騒ぎになった。
ドワーフ単独狩猟史上、最大で、かつ最も凶暴な魔獣のものだということが判明したのだ。こうして、モルブスは晴れて『ロイヤルガンナー団』への入隊を果たした。
時が流れーー
若かったモルブスは、白い髭をたくわえるようになった頃。
ドワーフの国が、戦火に焼かれる日がやってきてしまい……。モルブスは再び銃を手に取り、ブライト王国軍とともにカタストロフの軍勢と戦う最前線に立ったのだ。
この身を捧げた、『ロイヤルガンナー団』を率いて……。
「わしは黒ビールと火薬さえあれば満足じゃ」
辺境師団キャンプ地ーー
ブライト王国とドワーフの兵士たちが明るい焚き火を囲んで酒をあおっている。今夜は普段の厳格な雰囲気と違い、とても賑やかだった。
ここ数日カタストロフの攻勢が急に弱まり、国境線から数十キロメートル先まで後退していったのだ。おかげで、連日戦っていた兵士たちは一時的につかの間の休息を得ることができている。
キャンプ地の中央にある焚き火のそばでは、琴を弾いてる若い詩人の足元で、大人しい猫が寄りかかりながら、うたた寝をしていた。兵士たちは久しぶりに戦いから解放され、旨い酒と美しい曲に心から癒されている。そんな喧騒の中、キャンプの片隅で、老人ドワーフが一人静かに、銃を抱えながら酒を飲んでいた。すると、華やかで高い声が響き……。
「それでは、一曲捧げましょう! 勇敢なドワーフの銃士モルブスが暴れ熊を狩る物語です!」
若い詩人の一声に、兵士たちは期待を込めて拍手喝采を送る。
「寒い極地の氷原で、黒色火薬の硝煙が立ち込めていたーー」
詩人の歌が老人ドワーフの耳へと届き、肩がピクリと跳ねる。そして、手がかすかに震えだし、グラスから黒ビールがこぼれてしまった。
「昔のわしは何時間でも銃を構え続けられたが、今は酒を数杯飲んだだけで手が震えとる。わしは本当に老いたようじゃ」
歌を聞けば聞くほど、『ロイヤルガンナー団』へ入隊するために奮闘していた若い頃を思い出し、落ち込んでいった。あの頃の自分は怖いもの知らずで、どんなことにも挑戦していた。それが今となってはーー
しみじみと思い出していると、気づけば歌が終わりを告げようとしていた。悲観的なのはドワーフらしくないと老人ドワーフは頭を叩いて、酒を一口で飲み干したのだった。
詩人が歌い終えると、グラスを掲げてこう叫んだのだ。
「偉大な熊狩りモルブスに!」
兵士たちも続いてグラスを掲げながら叫んだのだった。
「モルブスに!」
「モルブスに!」
すると、兵士たちとは別の大きな声が聞こえてきたのだった。声がした方を見れば、テントの中から指揮官のホーガン将軍が顔を出していた。ブライト王国の兵士たちは全員立ち上がり、指揮官へ敬礼する。ホーガンは笑顔で手を振り、兵士たちを座らせ、宴の続きを楽しむよう声をかけた。ホーガンは軍規に厳しいことで知られているが、平民出身の彼は兵士たちに対して、訓練や戦いの時以外は、分け隔てなく接していたのだ。
ホーガンは兵士の手からグラスを受け取り、キャンプの隅に向かう。そして、老人ドワーフの傍らに腰を下ろした。ホーガンの行動を目で追っていた兵士たちは、そこで初めて老人ドワーフの存在に気づく。一方、伝説的な英雄からより多くの武勇伝を聞き、歌にしたいと思っていた詩人は、ホーガンに挨拶するべく、同じように彼の元へ向かっていった。詩人は数日前にこのキャンプ地を訪れていたが、ホーガンに会うのは今日が初めてだった。
「はじめまして、ホーガン将軍。吟遊詩人のアンジェロと申します」
「悪かったな、このところ軍務が忙しくて、お前を接待する暇もないのが現状だ。このような過ごしづらい所へ来てくれて感謝する。お前の歌は兵士たちを大いに励まし奮い立たせてくれた。さあ、座ってくれ」
「こちらこそ、お会いできて光栄です、ホーガン将軍。僕はあなたの歌を作りたいと思っているんです。名前はもう決めてあります。『王国の壁』と!」
声高らかにアンジェロが言うと、ホーガンは少し困ったような笑みを浮かべながら答えた。
「お前は王都の貴族殿たちに人気なのだろう。私のような平民出身の軍人に歌を作るのはもったいないのではないか」
「それにーー」
ホーガンは隣にいる老人ドワーフに目を向けて、言葉を続けた。
「ここで最もその資格があるのは、私ではなく、この老兵だ。さっきお前の歌った歌の主役は彼なのだからな」
アンジェロは驚いて老人ドワーフを見た。さっき彼が歌った内容は、各地をめぐり歩いた時に農夫から聞いた話だったのだ。まさかここで、モルブス本人に会うことができるとは思ってもいなかった。アンジェロは少し恥じ入って、モルブスにグラスを掲げて……。
「殿方、お目にかかれて光栄です。アンジェロと申します。僕の歌が無礼でなかったことを祈っています」
するとモルブスは朗らかに笑い、同じようにグラスを掲げたのだった。
「大昔のことじゃ。気にせんでいいわい。あの時は若気の至りで、無茶なことばかりしていたもんじゃ。巨竜をも畏れずにのう……。今考えてみると、わしは熊に頭を落とされなくて幸運じゃった!」
くしゃっとした笑顔を向けられ、アンジェロはホッとする。
そして……。
「モルブスに!」
声を上げてさらに高くグラスを掲げると、豪快に笑ったホーガンもアンジェロに続く。最後に、モルブスは二人のグラスに勢いよくガツンと自分のグラスをぶつけて……。
「負けず嫌いの老兵に!」
モルブスは酒を一気に飲み干したのだったーー
※未実装
※未実装
※未実装
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