呼称 | 深淵ロッカー |
種族 | 【過去】 ヒューマン 【現在】 カタストロフ |
身長 | 183㎝ |
趣味 | 即興演奏 |
好きなもの | ・荒々しいフレーズ ・満席のコンサートホール |
嫌いなもの | 「ロアー」をギターと呼ぶ人 |
現在地 | ケイリン城 |
現在の身分 | ケイリン城のアンダーグラウンドなバンドマン |
CV | 石狩勇気 |
※「HP・攻撃力・防御力」は上限が存在しないため記載しません。
クリティカル率 | 59.2 |
命中 | 0 |
回避 | 914.36 |
魔法効力 | 0 |
魔法抑制 | 74.4 |
速度 | 78 |
自動回復 | 0 |
魔法耐性 | 59.22 |
物理耐性 | 42.18 |
吸収力 | 0 |
クリティカル増幅 | 2.5 |
クリティカル耐性 | 57.36 |
洞察 | 66.56 |
根性 | 3.5 |
治療効果 | 4.8 |
治癒 | 0 |
攻撃速度 | 0 |
クリティカル回避率 | 7.1 |
防御貫通 | 0 |
魔法貫通 | 1 |
熟知 | 0 |
受け流し | 0 |
腐食 | 0 |
緩和 | 0 |
ダメージ耐性 | 0 |
シールド効果 | 0 |
SP回復効率 | 0 |
Lv.1 | 味方サイドの中央に舞台を出現させ、舞台の上で演奏し、広範囲に音波を放出する。 音波は敵に自身の攻撃力×300%のダメージを与え、2秒の間、「スタン」を付与する。 舞台は7秒間存在し、舞台範囲内の味方英雄は必殺技の与ダメージが60%増加。 舞台の存在期間中にこのスキルを再度発動すると、舞台の効果範囲が拡大し、味方サイドをすべてカバーするようになる。 |
Lv.2 | ダメージが攻撃力×350%に増加する。 |
Lv.3 | 舞台範囲内の味方英雄が必殺技を発動する時、舞台範囲内のすべての味方英雄のSPが100回復する。 |
Lv.1 | ラバトゥオンが3種類の曲を順番に演奏する。 このスキルはラバトゥオンの通常攻撃と見なされる。 【パワーメタル】 8秒の間、与ダメージが最も高い味方英雄の攻撃力がラバトゥオンの初期攻撃力×45%の分だけ増加する。 【デスメタル】 自身から最も近い敵英雄に自身の攻撃力×200%のダメージを与え、ターゲットに付与されているほとんどのバフ状態を除去する。 【スラッシュメタル】 SPが最も低い味方英雄のSPを100回復する。 |
Lv.2 | 自身が舞台上にいる間、「パワーメタル」の効果が舞台上にいる味方英雄全員に適用される。 |
Lv.3 | 自身が舞台上にいる間、「デスメタル」の効果が他の敵1体に追加で適用される。 |
Lv.4 | 自身が舞台上にいる間、「スラッシュメタル」の効果が舞台上にいる味方英雄全員に適用される。 |
Lv.1 | スキルの発動が行動阻害効果によって中断された場合、その行動阻害効果の持続時間が80%減少する。 行動阻害効果終了後、効果の発動者が自身の近くにいる場合、ベースで発動者を叩き、自身の攻撃力×300%のダメージを与え、4秒の間、「スタン」を付与する。 敵が遠くにいる場合、発動者に「ファンタジーロック」を演奏し、発動者に自身の攻撃力×200%のダメージを与え、4秒の間、1秒ごとに0.5秒持続する「スタン」状態を付与する。 このスキルは10秒ごとに最大1回まで発動可能。 |
Lv.2 | 自身が舞台上にいる間、ベースの叩き込み攻撃がターゲットの周りの一定範囲内のすべての敵に効果が及ぶようになる。 |
Lv.3 | 自身が舞台上にいる間、「ファンタジーロック」がターゲットの周りの一定範囲内のすべての敵に効果が及ぶようになる。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル30が必要 ベースの叩き込み攻撃、または「ファンタジーロック」を発動した後、6秒の間、自身は行動阻害効果を無効化する。 |
Lv.1 | 戦闘開始時にこのスキルを発動し、入場とともに「ウォーミングアップ」状態になる。 「ウォーミングアップ」状態は15秒間続き、期間中、味方英雄1名が必殺技を発動するたびに、味方英雄全員の速度を8増加(最大40まで)。 「ウォーミングアップ」状態が終了すると、速度の上昇値は1秒ごとに1減少する。 |
Lv.2 | 「ウォーミングアップ」期間中、他の味方英雄が必殺技を発動すると、ラバトゥオンのSPが100回復する。 |
Lv.3 | 舞台が存在している間、速度上昇値が1秒ごとに0.5ずつ減少する。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル60が必要 必殺技を発動するたびに、速度が16、速度上限が80増加する。 |
初期 | 「スラッシュメタル」によるSP回復量が130になる。 |
+10 | 「パワーメタル」による攻撃力増加の割合が60%になる。 |
+20 | 「デスメタル」の影響を受けた敵の緩和が7減少する(5回まで重複可能)。 |
+30 | 必殺技「地獄の音響」の音波が味方に「スラッシュメタル」の効果を与え、敵に「デスメタル」の効果を与えるようになる。 |
+40 | 必殺技「地獄の音響」の音波により、味方に適用されている「パワーメタル」効果の持続時間がリセットされる。 |
3/9 | 舞台範囲内の味方英雄が通常攻撃、または必殺技以外のスキルを発動する時も、その与ダメージに「必殺技のダメージ上昇値の50%分のダメージ上昇値」が適用される。 |
9/9 | スキル「ウォーミングアップ」発動時に舞台を出現させる。 「ウォーミングアップ」期間中、舞台効果による必殺技与ダメージの上昇割合が100%になる。 |
【ゲーム内説明】 カタストロフのサポート英雄。 戦場で音楽を奏で、味方のSP回復速度をUPさせ、さらに必殺技ダメージを大幅UPさせる。 |
登場時 | イッツショータイム! |
移動時 | 俺のビートについてこい! |
通常攻撃 | お前の断末魔が、最高の伴奏だ。 |
スキル1 | 本物のデスメタルを教えてやる。 |
スキル2 | —— |
スキル3 | —— |
必殺技 | 燃えるステージで、思いっきり踊ろうぜ! |
勝利時 | こいつはギターじゃねぇ!バカたれが! |
神話時 | あの音楽評論家どもは音楽を何もわかっちゃいねぇ! |
旅館 | 新曲ができたんだ。聞いていくか? |
ある日の午後ーー
風変わりな服装をしたミュージシャンが私に推薦状を求めてやってきた。ミュージシャンの名は、『ラバトゥオン』。ケイリン城のアンダーグラウンドな音楽界隈ではちょっとした有名人で、熱狂的なファンがついている。彼はもっと大きなステージに立ちたいそうだ。そのため自分の実力を見せようと、即興で演奏したいと言ってきたが、私はそれを断った。彼の音楽にまったく興味がなかったからだ。名の知れた音楽評論家である私は、ひとたび筆を取れば、ミュージシャンの運命など軽く決めることができる。ライブを見なくても、私ならその音楽に『公正な』評価を簡単に下せるのだ。コインがじゃらじゃら鳴る音以上の素晴らしいメロディーは存在しない。忠実な客がいるということは、私が投資した証なのだ。だが、私は彼と契約を結んだ。理由は簡単だ。この業界は私が推薦することでより多くの客が集まる。私が集客する代わりに、彼には私の要求に従ってライブを開催してもらうのだ。契約書はごく普通のものだが、びっしりと書かれた文章には、私が彼に仕掛けた巧妙な罠が潜んでいる。彼がライブ中にミスをした場合、法外な違約金を支払うか、自身の価値を搾り尽くされるまで私にこき使われることになるという内容だ。
「自身がどんな罠に足を踏み入れたのかも知らないとは……。悲しき青二才よ」
ラバトゥオンの最初のライブは、小さなコンサートホールで開催された。演奏が始まる前、私は観客の中に部下を忍ばせた。部下たちに与えた任務は、気づかれることなく騒ぎを起こし、ラバトゥオンのミスを誘うことだった。……そう。かつて私が若いミュージシャンたちにしてきたことと同じように。私はただ家にいるだけで、契約違反をしたミュージシャンたちが涙を流しながら私に許しを請い、最終的には私のために金を稼ぐ道具となっていく。だが意外なことに、ラバトゥオンは無事にライブを終えた。私が手配した部下は、命令をすっかり忘れて、彼の熱狂的なファンになっていたのだ。私のコントロール外で何かが起こっているようだ。この事態に不安を覚えた。契約通り、ラバトゥオンはそれからすぐに、より規模の大きなライブを開催することになった。今回は私自身が会場に足を運び、彼の演奏にどんな魔力があるのか探ることにした。ライブ当日ーー
私は部下に、客席からラバトゥオンの演奏を邪魔するように命じる。そして、私は契約書を懐に忍ばせて、契約違反を即座に指摘し、自分の勝利を宣言しようと構えた。徐々に照明が落とされ、ライブが始まろうとしたその時、ステージではラバトゥオンの狡猾そうな顔だけがぼんやり照らされた。私は彼が落胆するところを早く見たくて仕方がなかった。
「イッツショータイム!」
ラバトゥオンがステージで叫ぶと、手にした楽器で深い音色を奏で始めた。私は部下に行動を開始するように合図したが、彼らはうつろな目をして応えない。少しすると、会場が得体の知れない熱狂に包まれ、思わず身震いした。ラバトゥオンの演奏は徐々に激しくなり、メロディーひとつひとつが鋭利な刃物のように私の鼓膜を貫いて、魂まで突き抜けてきているようだった。観客はビートに合わせて体を揺らし、音楽に夢中になっている。音と音が絡み合う中、会場に硫黄の匂いが漂い出した。無数の手によって魂が引き裂かれるようなこの奇妙な旋律に、私は抗うことができなかった。ラバトゥオンの音楽は次第に狂気を増していき、鋭い弦の音が幽霊や怪物の咆哮のように聞こえてきた。観客の目には狂気の輝きが宿り、まるでラバトゥオンの信者になったかのように熱狂と崇拝に満ちている。彼らがラバトゥオンの名前を叫び続けると、ピアノの音と折り重なって恐ろしい交響曲となった。突然音楽が止まり、会場が静まり返った。観客全員が一斉に振り返り、不思議そうに私を見つめる。ラバトゥオンがステージの真ん中に立つと、私の心を見抜いているかのように怪しげに目を光らせた。そして彼の髪が真っ赤になり、鋭く、凶暴そうな角が生えてきたのだ。
「ようこそ、評論家さんよぉ」
ラバトゥオンの声が、深淵から聞こえてくるようだった。
「お前は自分がこのゲームの主催者だと思っているようだが、実際は俺の駒に過ぎねぇんだよ」
(くそ……契約相手は本物の悪魔、カタストロフだったのか!)
この事態に目眩がしてなんとかここから逃げ出そうとしたが、無駄だった。ラバトゥオンが再び音楽を奏で始めると、今度はもっと狂気に溢れ、観客の目がまるで崇高な神々を見ているかのように熱狂的になった。耳をつんざくような音楽の中、私は見えないロープに引っ張られるように体が勝手に立ち上がった。
「契約を破る気か?」
ぞっとするような笑みと共に、カタストロフのささやき声が聞こえてきた。胸元が焼けるように熱くなり、懐に入れていた紙の契約書が灰と化したが、その文字は私の胸に焼きついた。もはやカタストロフの支配からは逃れられない。契約によると、私は死ぬまで彼のために新たな観客を集め続けないといけないそうだ。私は自分の失敗を受け入れられなかった。他人の運命を操ることを楽しみとしてきた私にとって、他人の奴隷となることは死ぬより耐えがたいことなのだ。最後の力を振り絞って、持っていた短剣を取り出し、自分に向けて突きつけーー
数日後。ラバトゥオンは予定通り、新たなライブを開催した。
※未実装
かつて、ラバトゥオンは生徒に人気の音楽教師だった。
彼は伝統的で古臭い音楽教育のやり方に反感を抱いていた。そのようなやり方では、生徒たちの想像力を抑制し、インスピレーションに溢れた子供たちを、暗譜することしか知らない演奏マシーンに変えてしまうと考えていた。そのような音楽には味わいも魂もない。むしろ、ラバトゥオンは芸術が自由であるべきだと考え、生徒に好きなように創作を行わせた。情熱的なメロディやフレーズが生み出された時、彼は心からの誇りと愉悦を感じることができるのだ。
しかし、ラバトゥオンの音楽と教育方法は認められなかっただけでなく、非難を浴びた。この時代の音楽は、エレガントで厳粛なものだと思われていたのだ。クラシックの音楽家や評論家からすると、ラバトゥオンの音楽はうるさく、教育方法はふざけているように見えていた。絶えず批判が聞こえても、ラバトゥオンの音楽に対する情熱は消えなかった。だが彼は、自らのこだわりが誰からも評価されず、むしろ彼の才能の軽視や、人格への侮辱に繋がるわけを理解できなかった。
ラバトゥオンは、権威に抵抗する力を持たず、1人で当惑することしかできなかった。そのような困惑と憔悴の中で、彼は次第に頑固になっていった。カタストロフがちょっとしたトリックを仕掛けただけで、ラバトゥオンは理想的な契約者であり、正真正銘の音楽狂となった。彼の音楽を評価しない者は誰でも、ラバトゥオンの怒りを買う。
カタストロフの炎でできているベース。
ギターと見なされた者は、怒りの炎に飲み込まれる。
※未実装
※特になし
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