呼称 | 影の鞭使い |
身長 | 190㎝ |
趣味 | 昔:闘技場での死闘 今:各地を渡り歩くこと |
好きなもの | ドラゴンブレススピリッツ |
嫌いなもの | 卑怯で陰湿なクソ野郎 |
現在地 | 流浪の地 |
現在の身分 | 流浪の地の傭兵 |
CV | 佳館杏ノ助 |
※「HP・攻撃力・防御力」は上限が存在しないため記載しません。
※()内はPVPでのステータス
クリティカル率 | 78.8(88.8) |
命中 | 0 |
回避 | 872.35 |
魔法効力 | 26.66 |
魔法抑制 | 0 |
速度 | 40.3(50.3) |
自動回復 | 0 |
魔法耐性 | 64.17 |
物理耐性 | 4.9 |
吸収力 | 0 |
クリティカル増幅 | 44.4 |
クリティカル耐性 | 0 |
洞察 | 65.79 |
根性 | 34.72 |
治療効果 | 0 |
治癒 | 0 |
攻撃速度 | 0 |
クリティカル回避率 | 14.8 |
防御貫通 | 0 |
魔法貫通 | 15.85 |
熟知 | 0 |
受け流し | 15.14 |
腐食 | 0 |
緩和 | 0 |
ダメージ耐性 | 0 |
シールド効果 | 0 |
SP回復効率 | 0 |
Lv.1 | 【パッシブ】 戦闘開始時に鞭でコマを叩き、コマは敵の間で跳ね返る。 コマが敵にぶつかるたびに、攻撃力×240%のダメージを与える。 敵に最大5回ぶつかった後、コマはヴィッカのところに戻ってくる。 その後、ヴィッカは通常攻撃でもコマで敵を攻撃するようになる。 【アクティブ】 聖なるトーテムの力を鞭に込め、「ファントムトーテム」を刻み、コマの幻影を3つ生成する。 コマの幻影はHPが最も低い敵英雄を攻撃し、1つの幻影につき、ヴィッカの攻撃力×360%のダメージを与える。 |
Lv.2 | コマの回転速度が速いほど、生成するコマの幻影が多くなる。 追加で生成されるコマの幻影は最大2つまで。 |
Lv.3 | コマの幻影の与ダメージが攻撃力×400%になる。 |
Lv.1 | 近接範囲内に敵がいる場合、鞭でその敵を攻撃し、ターゲットをフィールドの端までノックバックさせる。 最終的にターゲットに攻撃力×300%のダメージを与え、3秒の間、ターゲットに「スタン」を付与し、「スタン」期間中、ターゲットは行動不能になる。 さらに、経路上の敵に攻撃力×260%のダメージを与える。 |
Lv.2 | 近接範囲内に敵がいない場合、1秒ごとに速度が2増加(最大で16まで増加)。 敵がヴィッカに近づくと、この効果はリセットされ、一時的に適用されなくなる。 |
Lv.3 | ダメージがそれぞれ330%と攻撃力×290%になる。 |
Lv.4 | 近接範囲内に敵がいない場合、1秒ごとに速度が4増加(最大で32まで増加)。 敵がヴィッカに近づくと、この効果はリセットされ、一時的に適用されなくなる。 |
Lv.1 | コマが低速から回りはじめ、鞭で叩くたびに、回転速度が上がっていく。 【中速】 与ダメージが40%、魔法貫通が10増加。 【高速】 与ダメージが80%、魔法貫通が20増加。 コマがその場で5秒間回るか、敵に合計6回ぶつかるたびに、回転速度が1ランク下がる。 |
Lv.2 | 【中速】 与ダメージが50%、魔法貫通が15増加。 |
Lv.3 | 【高速】 与ダメージが100%、魔法貫通が30増加。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル30が必要 ヴィッカが戦闘不能になった後、コマは敵の間で最大10回跳ね返る。 コマが敵にぶつかるたびに、攻撃力×240%のダメージを与える。 |
Lv.1 | 鞭でコマを叩く時に、コマに聖なるトーテムを刻み込む。 フィールド上の選択可能な敵が2体未満の場合は「転がる岩のトーテム」を、それ以外の場合は「渦巻く竜のトーテム」を刻む。 【渦巻く竜のトーテム】 敵が最も密集するエリアにコマを投げ、範囲内の敵をエリア中心へ引き付け、4秒の間、1秒ごとに攻撃力×240%のダメージを与える。 【転がる岩のトーテム】 HPが最も低い敵英雄にコマを投げ、コマは敵とヴィッカの間で5回跳ね返り、敵にぶつかるたびに、攻撃力×300%のダメージを与える。 |
Lv.2 | コマが中速または高速状態の場合、渦巻く竜のトーテムが強化され、5秒の間、エリア内の敵ユニットの防御力が30%減少。 |
Lv.3 | コマが中速または高速状態の場合、転がる岩のトーテムが強化され、シールドを貫通してダメージを与えるようになる。 敵にシールドが付与されていない場合、与ダメージが30%増加。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル60が必要 コマが高速状態の場合、渦巻く竜のトーテムがさらに強化され、範囲内の敵のSPが1秒ごとに70減少する。 |
初期 | コマが中速または高速状態の場合、洞察と熟知がそれぞれ12増加。 |
+10 | コマが高速状態の場合、洞察と熟知がそれぞれ24増加。 |
+20 | 鞭でコマを叩くたびに、2秒の間、近接範囲内の敵に「スタン」を付与する。 |
+30 | コマが敵に合計8回ぶつかるたびに、回転速度が1ランク下がる。 また、コマが敵にぶつかるたびに、7秒の間、ヴィッカの攻撃力が10%増加(最大で50%まで増加)。 |
+40 | コマが高速状態の場合、洞察と熟知がそれぞれ40増加。 |
3/9 | コマがぶつかった敵が「スタン」状態の場合、6秒の間、コマが他の敵にぶつかると、その敵に1秒の「スタン」を付与する。 |
9/9 | コマが中速または高速状態の場合、コマが敵にぶつかるたびに、90%または攻撃力×180%の追加ダメージをターゲットに1回与える。 |
【ゲーム内説明】 ババリア部族のメイジ英雄。 コマを操り、聖なるトーテムの力で敵を攻撃する。 |
登場時 | この傷がいつもあたしに言ってくるんだ。油断するな、ってな。 |
移動時 | ボケっとするな。ちゃんとついて来な。 |
通常攻撃 | あたしは止まらないよ! |
スキル1 | そこをどけ。あたしの邪魔をするな。 |
スキル2 | —— |
スキル3 | —— |
必殺技 | 一?それとも三?あの世へ行ってゆっくり数えな。 |
勝利時 | 勝利の味は知ってるさ。でも勝利という結果よりも殺し合う過程の方が魅力的だ。 |
神話時 | あたしを雇いたいんだって?まずはその資格があるかどうか、自分に聞いてみな。 |
旅館 | あたしを雇えるのは、あたしが認めた実力者だけだ。これ、もらっとくよ。あたしの報酬はまた別だからな! |
ババリア部族のウォックとティーダが『血の闘技場』で優勝争いをするよりももっともっと前の時代ーー
ヴィッカに最後に会ったのは、何年も前のことだった。はじめは名前すら教えてくれなかったが、それは相手が俺だったからというわけではない。ヴィッカは意図的に己の過去を隠し、別人となってこの地に戻って来たんだ。彼女がここに戻って来たのは俺のためだと言える。別に自惚れているわけではない。正確に言えば、俺たちは依頼者と傭兵の関係なんだ。実はヴィッカが来る前、俺は人生最大の困難にぶち当たっていた。だからこそ、彼女のような『偉大』な者と知り合うことができたのだろう。ヴィッカの行いは、他者から見たら恐ろしいものかもしれない。だが、俺はそれを偉大だと思っている。当時の俺は、『血の闘技場』でも腕の立つ存在だった。倒してきた相手は数えきれないほどだ。戦いの場で命乞いをする臆病者など心から軽蔑する。ババリア部族において、もっとも恥ずべき行為だ。ランディもそうだった……そう思っていたはずなのにーー
俺をこんな有様に陥れたのは誰でもない……あのろくでなしランディのせいだった。『血の闘技場』が残忍なのは周知の事実だ。毎日どれほどの者が闘技場で再起不能になっていることか……もはや数えきれない。勝利に酔いしれていた俺は、かなり思い上がっていた。だから、ランディが俺にわざと負けてくれれば大金をくれてやると言ってきたとき、ランディの顔に唾を吐いてやったんだ。だってそうだろ? 剣闘士は金よりも栄誉が大事だ。それはババリア部族の誇りでもある。何より俺は、やつと同じようになりたくなかった。だが、俺は忘れていたんだ。やつの裏で手綱を引いている者たちのことを……そいつらは栄誉なんてどうでもよかった。求めているのは、剣闘士という駒を使ってより多くのものを手に入れることだった。
「ふっ……」
見てくれ、今の俺の悲惨な姿を。そいつらに逆らった結果がこれだ。俺は両足を失った。生きるためのすべてを失った。こうなったのも、全部ランディとやつの裏で手綱を引いていたろくでなし共のせいだ! その日から、俺の人生はメチャクチャになったーー
抜け殻のようになった俺は、酒浸りの日々を過ごしている。それでもランディは俺を許すことはなかった。事あるごとに俺から奪った勝者のベルトを使って侮辱し続けたんだ。そして、俺をこの有様にした連中の『事業』はますます大きくなって、剣闘士たちの死闘への決意をデタラメで滑稽なものにしていったんだ。このままでは、あまりにも悔しい……やつらが憎い! だが、今の俺は廃人だ……だから俺の身に起きたことと、望みをこの手紙に書くことにした。誰かが助けてくれるのを願って……それからどれだけ経ったのかーー
ある日、俺の小汚い小屋にヴィッカと名乗る女性がやって来た。よく考えると妙なものだ。その時の彼女は、すでに名の知れた傭兵だったんだ。本来、こんな面倒な依頼なんて見向きもしないはずだ。ヴィッカへの報酬金には到底足りていないが、彼女には全財産を出すと約束した。依頼を受けてくれなくても、文句なんて言わない。
「心配するな」
そんな俺の思いとは裏腹に、ヴィッカはただ微笑みながら、己の狂気じみた計画を教えてくれた……彼女は勝者の殿堂に行って、卑劣なやつらを一網打尽にするらしい。ヴィッカがその場所を知っていたことに驚いた。彼女はどうやらそこを『よく』知っているらしい。だが、勝者の殿堂は『血の闘技場』で勝利し続けた王者のみが入れる場所だ。ヴィッカがそこに入る資格があるのかどうかはわからない。思い返せば、当時の俺はあと少しで……いや、そんなことを思っても仕方ない。後から知ったが、あの場所は裏で手綱を引いている者たちが自分たちに従う臆病者をおびき寄せるための場所だったんだ。だが、真実を知らない剣闘士にとっては最高のステータスの証だった! ランディが俺から奪っていった勝者のベルトは、そこに行くための『鍵』だった……ヴィッカはすぐに闘技場へ向かい、対戦相手ひとりひとりに勝負を挑み始めた。その姿は、まるで長年戦い続けてきた剣闘士のように手慣れている。彼女ほどの実力とテクニックを持つ者を見たことがなかった。そう思うと、俺の杞憂なんて笑えてくる。ヴィッカの強さに、会場が歓声と興奮で沸き立った。すべての対戦相手を薙ぎ払った彼女は、勝者の殿堂へ足を踏み入れるチャンスを手に入れたんだ。だが、なぜだかその時、俺は不安に襲われた。卑怯なやつらが、高額な報酬をヴィッカに提示して裏切るんじゃないかって……だが、彼女は俺と約束してくれた。
「すべてが終わった時、報酬を受け取りに来る」
そう言って、ヴィッカは綺麗に磨き上げられた武器ーー
長い長い杖と、奇妙な図柄が刻印されたこまを手に取り、勝者の殿堂へと歩み出していった。俺は、一昼夜家で待った。やきもきしていたまさにその時、全身汚れまみれのヴィッカが戻って来た。最初は重傷を負っていると思ったが、それは彼女のものではなかった。ヴィッカはやったんだ。ランディとあのろくでなしどもは、相応の報いを受けたらしい。興奮に震えた俺は、金袋をうまく持てなかった。彼女はそんな俺を見て笑い声を漏らした。俺が金袋をなんとか彼女に差し出したが、ヴィッカは報酬を受け取ってはくれなかった。その上、闘技場で手に入れた自分の賞金まで俺の机に置いて、別れを告げて出ていってしまった。それ以降、ヴィッカに会うことはなかった。ヴィッカと言う名は、別れ際に彼女が教えてくれたものだ。その名前には聞き覚えがあった。かつて、『血の闘技場』に名を轟かせた剣闘士だったんだ。だが、対戦相手に謀られ重傷を負ってしまった。俺よりもずっとずっと悲惨なものだった! 当時の彼女は、力を振り絞りながら相手の卑劣な手段を指摘した。だが、その言葉を信じる者などいなかった。ただ、気を狂わせた敗者の戯言だと見なされたんだ。その後、風の噂でその剣闘士は傷を癒すために海を渡り、遠方にいる不思議な魔道士に法術を学んだと聞いた。もしかしたら……ヴィッカこそがその剣闘士だったのかもしれない。だが彼女は、過去を明かさなかったから真相はわからない。傷だらけのあの場所は、彼女を破滅に追いやった。汚らわしい卑怯者どものせいでヴィッカは闘技場に勝者の証を刻むことが許されなかったからだ。だが今、彼女はすべての者に打ち勝ち、その足で闘技場の頂点に登りつめたんだ。剣闘士としての彼女の栄誉は悪意からの重傷を負ったあの日、跡形もなく消えてしまったけれど……ヴィッカは俺と同じだ。卑怯者どもを心の底から憎んでいる。だからこそ、彼女はあの場所に戻った。俺のために、そして自分のために……また、ヴィッカに会いたいと思う。傭兵としての彼女の評判は日に日に上がっている。だが、ヴィッカはすべての依頼受けているわけではない。どんなに金を積んでも彼女に依頼を受けてもらえない者も多いらしい。もしかしたら、ヴィッカはすでに遠くへ行ってしまったのかもしれない。もう二度と、ここには戻ってこないかもしれない。そういえば……ヴィッカは勝者の殿堂から戻ってきたとき、俺にプレゼントを持ってきてくれた。彼女が去ってから開けてみたが、中にはランディが俺から奪った勝者のベルトが入っていたんだ。これはかつてのヴィッカにとって何よりも手に入れたいと願っていた物なのかもしれない。だが、今ではもう不用なものだ。
※未実装
昔々、ヴィッカはマタル城の剣闘士だった。
マタル城に位置するババリア最大の「血の闘技場」、そこで繰り広げられる死闘は、まさに生まれつき武を重んじるババリアの象徴そのものだった。剣闘士たちは何年も闘技場にとどまり、勝利と栄誉のために絶えず相手に挑み続ける。そんな血で血を洗う剣闘士たちの生死も、ギャンブラーたちにとっては賭けの対象でしかなく、金、武器、奴隷、果ては領地まで賭ける彼らに目をつけた一部の者たちは、脅迫や誘惑といった手段で不誠実な剣闘士たちと結託し、戦局を意のままに操り始めた。
ヴィッカは、不正の被害に遭った多くの剣闘士のうちの一人にすぎない。相手が差し出した賄賂をはねのけた彼女は、己に恥じない剣闘士として、ちっぽけな目先の利益よりも、正々堂々の勝利を取ったのだ。だが裏で糸を引く者たちの卑劣さは、彼女の想像を遥かに上回っていた。危うく五体不満足になるところまで追い詰められ、手にするはずだった栄誉も失い、すべてをなくしたヴィッカは絶望のどん底に突き落とされた。そして傷を癒やすために海を越え、そこで謎のメイジから魔法を学ぶようになる。卑怯を心底憎む彼女にとって、過去は苦痛でしかなかった。だが過去を捨てた今でも、当時の選択を一度も後悔したことはない。
その後、そこそこ名の知れた傭兵となったヴィッカだが、彼女は自分の信念を一度も曲げたことはなく、卑怯な手口を使う者たちには決して手加減しない。もし悪人がヴィッカを雇おうものなら、彼女のウィップステッキはきっと容赦しないだろう。
ヴィッカが長年使ってきたウィップステッキ。
かつては彼女の剣闘士時代の証だった。ヴィッカは怪我と病気を治すために、海外の謎に包まれたメイジに教えを乞い、古の奇術を習得した。
その後、彼女はウィップステッキに聖なるトーテムを刻み込み、過去の自分と決別した。
※未実装
※特になし
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