※「HP・攻撃力・防御力」は上限が存在しないため記載しません。
※()内はPVPでのステータス
クリティカル率 | 18.3 |
命中 | 1091.66 |
回避 | 219.34 |
魔法効力 | 0 |
魔法抑制 | 0 |
速度 | 25.79 |
自動回復 | 0 |
魔法耐性 | 25.03 |
物理耐性 | 60.8 |
吸収力 | 0 |
クリティカル増幅 | 0 |
クリティカル耐性 | 75.89(95.89) |
洞察 | 26.05 |
根性 | 17.92 |
治療効果 | 0 |
治癒 | 6 |
攻撃速度 | 0 |
クリティカル回避率 | 2.8 |
防御貫通 | 8.11 |
魔法貫通 | 0 |
熟知 | 0 |
受け流し | 0 |
腐食 | 0 |
緩和 | 0 |
ダメージ耐性 | 0 |
シールド効果 | 6.39 |
SP回復効率 | 0 |
Lv.1 | 雄叫びを上げ、攻撃力×130%のダメージを全体に与え、周囲の一定範囲内の敵を5秒間挑発する。 挑発された敵は強制的に自身に通常攻撃をする。 挑発されている敵が自身を攻撃すると受けたダメージの60%を敵に反射する。 反射ダメージはHP流失と見なされる。 |
Lv.2 | 挑発の持続時間が6秒に増加。 |
Lv.3 | 跳ね返すダメージが90%に増加。 |
Lv.1 | 敵が集まっているエリアに飛び込み、攻撃力×160%の範囲ダメージを与え、2秒の間スタンさせる。 飛び込んでいる最中は攻撃を受けない。 |
Lv.2 | スタンの持続時間が2.5秒に増加。 |
Lv.3 | ダメージが攻撃力×190%に増加。 |
Lv.4 | ダメージが攻撃力×210%に増加。 |
Lv.1 | 8秒に一回力をため、次の通常攻撃が範囲攻撃になり、必ずクリティカルヒットし、2秒の間スタンさせる。 |
Lv.2 | 力ための時間が6秒に減少。 |
Lv.3 | スタンの持続時間が3秒に増加。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル30が必要 力ためのたびに自身の受けるダメージが10%減少、8秒継続する。 この効果は最大3スタック重複する。 |
Lv.1 | 戦闘開始時に、6秒の間自身のHP×40%のシールドを付与する。 また必殺技発動時にも、同じシールドを付与する。 |
Lv.2 | シールドの持続時間が8秒に増加。 |
Lv.3 | シールドの耐久度がHP×50%に増加。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル60が必要 シールドの耐久度がHP×60%に増加。 |
初期 | 自身に付与された任意のシールドの耐久度を25%増加させる。 |
+10 | 自身に付与された任意のシールドの耐久度を50%増加させる。 |
+20 | スキル「シェルシールド」で付与されたシールドが持続時間内に破壊されなかった場合、残った耐久度に応じてSPを回復、最大で250まで。 |
+30 | 自身にシールドがかかっている場合、毎秒HPが最大HPの5%回復。 |
+40 | 自身にシールドがかかっている場合、毎秒HPが最大HPの8%回復。 |
3/9 | スキル「ナチュラルフォース」を使用時、3.5秒継続するシールドを獲得する。 このシールドは最大で最大HP24%のダメージを軽減する。 |
9/9 | シールドの継続時間が8秒に増加する。 |
【ゲーム内説明】 ヴェルディア連盟のタンク英雄。 戦闘開始から高い耐久力を持ち、敵陣に飛び込んで周囲の敵を挑発する。 |
登場時 | ったく、もう少し寝かせてくれって言ってんだろ…… |
移動時 | ちゃっちゃと終わらせて、帰って寝よーっと。 |
通常攻撃 | 邪魔だ!どきやがれ! |
スキル1 | ぺちゃんこにしてやる! |
スキル2 | 逃げるなら今のうちだぞ! |
スキル3 | オレに潰されたい奴、出て来いやー! |
必殺技 | 来いや、虫けら共が! |
勝利時 | オレの力、恐れ入ったか |
神話時 | 私を怒らせないほうがいいぞ。 |
旅館 | ここは眠るにはぴったりな場所だな。口うるさいシリウスもいないし、いいぞいいぞ!来年の海が暖かくなる時まで、ここにはもう来ないでくれ。 |
※未実装
この世界にはこんな言葉がある……。
「忘れてはならない。寝ているゴルボを絶対に起こすな。さもなくば」
『アジュールリーフ湾ガイドブック』
作者:探検家 グレーテルホークーー
アジュールリーフ湾の浜辺には、ずっしりと甲羅を背負った大柄の影がいつも見えている。ほとんどの時間を砂浜で大の字になりながら、日光浴を楽しみ、ぐーすか寝ていて、動きは鈍そうだった。
彼の名はゴルボ。だけど、のんびりとした様子に決して騙されてはいけない……。彼の眠りを邪魔するやつはたいてい海に投げ込まれるのだ。とはいっても、相手がカナヅチであれば、海から引っ張り上げてくれるという、少し変な性格をしていた。
穏やかな性格の持ち主が多いヴェルディア連盟にとって、横暴なゴルボは異端者だった。その粗暴な行動ゆえに、誰も彼と関わりを持とうとしなかった。だが、これはゴルボが望んでいることだった。ゴルボは、煩わしいしきたりに縛られながら同胞の相手をすることを昔から嫌っていた。それゆえ、一人の時間を誰にも邪魔されない今に満足しているのだ。彼にとって、波の音を聞きながら、寝ることより心地よいことはない。
そんな自分勝手なゴルボだが、ユグドラシルへの愛は深かったのだ。何の前触れもなく、カタストロフが海岸からユグドラシルへと侵攻してきた時、ゴルボはたった一人で海岸を何日も守り続け、カタストロフをユグドラシルの外にとどまらせたのだった。おかげで、ヴェルディア連盟のエリート武装集団『ヴィジランツ』は反撃するための準備時間を稼ぐことができた。城門でさえたやすく打ち砕く巨大なハンマーと、何ものにも破られることのない甲羅をもって、ゴルボはカタストロフの度重なる攻撃を受け止め続けた。彼は相手を挑発するように叫びながら、カタストロフらを一掃したのだった。
しかし、ゴルボはいつも一人で戦っているわけではない。アジュールリーフ湾に到達した珍しい津波から誕生した、古き友のシリウスと一緒に元素の地にある潮汐神殿によく行っていた。
ゴルボのような荒っぽい性格の持ち主がどうしてシリウスと友人になったかというとーー
ある勝負の中で生まれたという話だ。二人は荒れ狂う海の中で何日も戦い、互いに限界を越えてもなお戦い続け、そして……和解にいたったのだった。男同士の友情はぶつかり合ってこそ生まれるのだとゴルボは豪語していたという。
それから時は経ちーー
ゴルボとシリウスは共に海の中を見回り、ユグドラシル周辺の海域を守っている。しかし、海はいつまでも穏やかとは限らない。その奥に眠る邪悪が、目を覚まそうとしている。いくら大雑把な性格のゴルボでも、心配そうに海の底を見つめるシリウスを見ると不安を感じていた。
だが、どんなに凄まじい嵐が来ようとも、彼は恐れることなく、戦う道を選ぶだろう。
ーーああ、またこの悪夢だ。
このところ同じ夢をよく見る。しかも、見るたびに心が蝕まれていくのだ。憎い……誰かを殺さずにはいられない……。そう考えることが多くなってきた。きっと私に残された時間はわずかだ。理性が完全に飲み込まれる前に、これまでの恐ろしい経験を記録しよう。私のような愚か者が、禁じられた城に足を踏み入れることがないようにーー
ある日……私の先生であるグレーテル・ホークの書斎で仕事の手伝いをしていた時だった。書斎には絶対開けてはいけないと先生から言われている鍵のかかった本棚がある。今日に限ってなぜかこの本棚が気になり、つい開けてしまった……。そこで見つけたのは、とある古文書だった。見たこともない文字で書かれていて、理解することができなかったが、地図のページに切れ端が挟まっているのを見つける。手に取って見てみると、現代の文字で『ボナペラ』と書き記されていた。
禁じられた古城『ボナペラ』を私が初めて知った時だったーー
こっそり古文書を読んだことを先生が知ると、私の目の前で慌ててその切れ端を焼き払ったのだ。そして、その古城へは決して近づいてはならないと強く警告してきた。
グレーテルは考古学探検家としていつも明るく、ユーモアと冒険心に富んだ人だったが、この時だけはとても厳しく、ひどく慌てた様子だった。先生が取り乱したことが珍しかったせいか、私は強烈な好奇心と探究心にそそられ、警告に聞く耳を持たなかった。
もしあの時、先生に従っていれば、自分に残された時間など気にすることもなかっただろうーー
私は自分の記憶を頼りに、頭の中で古文書の中の情報をつなぎ合わせた。『ボナペラ』という古城を指し示していた場所は、ドワーフの探検家達が口々に言っていた、『ハトール』と呼ばれる新大陸だった。
古城を探すため、私は先生に手紙も残さないまま旅に出た。数カ月間も商船に乗り続け、新大陸『ハトール』を目指したのだったーー
新大陸にたどり着いた私は、さっそく先住民達に古城までの道案内を頼もうとした。だが、私が『ボナペラ』を目指していると知ると、突然彼らにしかわからない言語で話し始め、そそくさと去って行った。まるで、『ボナペラ』のことを隠しているかのようだった。ここまで来て手ぶらで帰ることなどできない私は、手当たり次第話しかけて……。ついに、1人の先住民を説得し、道案内をしてもらうことに成功した。だが、案内は古城の近くまでで、中には決して入らないという条件付きだった。
数日後ーー
私達は歩き続け、やっとの思いで古城までたどり着いた。海辺に建てられたはずの古城は、今では半分以上海の中にある。約束通り私は、1人で古城に足を踏み入れたのだった……。
私はこの数日間を振り返った。先住民は道案内をしながら、『ボナペラ』にまつわる話を教えてくれたのだ。彼らの言葉では、この古城のことを『沈んだ地』と呼んでいて、先住民達がこの地に住みつく以前から存在しているそうだ。そして、この場所に近づくとだんだん理性を失い、気が狂ってしまうという言い伝えがいつしか広まり、先住民達は決して近づかないようにしているというーー
思い返せば、彼はここにある未知の邪悪を警告していたのかもしれない。しかし先生の警告同様、あの時私は全く気にしていなかったのだ。
そんなことを思い出しながら、古城の中を進んで行くと、至るところが海水に侵食していて、行く手を阻まれる。ふと、周りを見渡してみると、建物内はかなり特徴的な建築様式で、どの古文書にも載っていない独特な構造だった。もしかしたら、かつてはここで文明が栄えていたのではないだろうか……。考古学探検家の血が騒ぎ始める。
私は丸2日間、城の中を調査し続けた。
長い年月が経っているため、壁も柱もボロボロだったが、それでも私の目にはどれもが貴重な宝物のようだった。
そして調査3日目ーー
滝のように水が落ちる音に気づいた私は、水の出どころを探し、突き止めた。海に面している場所に、城全体を見回せる見張り塔のような建築物が建っていて、その頂点から水が出ていたのだ。壮大な滝を形成している光景に、私は息を呑んだ。それは見事な奇景だった。神でさえも創造することはできないかもしれない。滝の真下には、巨大な断層が広がっていて、覗いても底が見えないほど深かった。ずっと眺めていると、吸い込まれそうな不思議な感じがした。
その日の夜ーー
私は見張り塔の中に泊まることにした。焚き火を付け、濡れた服を乾かしながら、非常食を少し食べるとすぐに眠りについた。それからどれぐらい時間が経ったのだろうか……。夢うつつの中で、滝が流れ落ちている深淵の中から低い声を聞く。私の頭の中に直接語りかけてきているような気がして、なんだかすごく嫌な気分だった。嫌な夢にうなされていると、突然、地面が大きく揺れて私は跳び上がった。どうやら、震源は深淵の底のようだった。私は先生からもらった望遠鏡で、深淵の底を慌てて覗き込んだ。この望遠鏡のレンズは、ヴェルディア連盟の特殊な水晶で作られていて、暗いところでも見ることができるものだ。ここまで探究心だけでやってきたが、この時なぜだか私は心の中で何も見えませんようにと祈っていた。だが、現実はそう甘くはなかった……。深淵の中から太くて巨大な触手が地面に向かって這い上がってくるではないか。私は大急ぎでそこから逃げ出そうとしたが、触手はすでに地上まで這い上がってきていて、建物に絡みついていた。そして、この世の物とは思えない無数の生物がヌルヌルした触手を伝い、古城の中へと入り込んできたのだ。
言葉ではうまく表せないし、表したくもない。だが、一つだけ言えることは、あれは絶対に創造神ホーナスが作り出した種族ではないということだった。これまで先生と一緒に大陸の隅々まで冒険してきた私は、身の毛もよだつような生物を何度も見てきた。墓場で腐っている死体や恐ろしい亡霊、とある貴族が住む屋敷の地下室では獰猛な野獣や凶悪な悪魔など……。しかし、これほどおぞましいものを見たのは初めてだった。いや、果たしてこれを生物と呼べるのだろうか。一体どんな恐ろしい呪いを受けたらこのような姿になれるというのか! そんなことを考えながらも、あと少しで城の出口。もつれそうになる足に力を入れて走る。だが、その努力は報われなかった。一部の怪物が私の存在に気づき、近づいてきたのだ。
恐怖、嫌悪、絶望が一気に私の全身を駆け巡る。四肢は麻痺し、そこに立ち尽くしてしまった。
(もう……終わりだ。先生、すみません……)
そう思った瞬間ーー
突然後ろに引っ張られ、我に返る。振り向くと、一匹の巨大なウミガメが立っていたのだ。いや。よく見れば、ウミガメの特徴を持ったヴェルディア連盟の者だった。私は自分の認知範囲内にある正常な『生物』を見てホッと一息ついた。ヴェルディア連盟の者は、片手で私を後ろに引っ張りながら、もう片手で巨大な金槌を振り回し怪物を撃退しようと試みた。だが、金槌が怪物の身体に触れた瞬間、砂のように消滅したのだ。それを見た私は絶望したが、彼は私のように恐怖に怯えるどころか、怪物に対する怒りを見せていた。ヴェルディア連盟の者に引きずられながら、海に近づいていく。すると、海面に渦巻ができ、その中から精霊が現れ、ヴェルディア連盟の者と共に怪物と戦い始めた。どうやら2人は仲間のようだった。
その時ーー
私の頭の中で、またあの魂が奪われそうな低い声が響き渡り……。慌てて耳を塞ぐが、声は直接頭の中に語りかけてきているため、全く効果がなかった。
気づけば多くの醜い怪物が四方からやってきて我々3人は囲まれてしまった。しかし、精霊が負けじと雄叫びをあげると、城の方から巨大な波が押し寄せ、怪物たちを飲み込み、そして深淵の底に消し去ったのだった……。
波は私にも襲いかかる。だが、今の私には水流に抵抗する力が残っていなかった。波に飲み込まれ気を失う直前、大きな手がまた私を救ってくれたーー
気がつくと私は旧大陸へと向かう商船の上にいた。船乗り達が言うには、甲板の上に私が倒れているのを発見したという。きっとあのヴェルディア連盟の者が私を船に乗せてくれたのだろう……。
月日は流れーー
私は旧大陸のエスペリアに戻り、ブライト王国大聖堂の管理下にある修道院で精神治療を受けているが、治療効果はあまりよくない。いまだにあの不気味な声が頭に響くのだ。夜になり、眠りに落ちると、あの醜い職種が這い上がってきた深淵に飲み込まれる悪夢を見ている。ヴェルディア連盟の者と精霊はどうやってこの恐ろしさを乗り越えたのだろうか。私はごく一般の人間に過ぎないため、この先、精神が完全に飲み込まれるまで、ずっと悪夢に苦しめられるに違いない。
深淵の底にある邪悪な存在はいずれ必ずまた這い上がってくるだろう……。
その時はまたあの2人が深淵に追い払ってくれることを祈るばかりーー
※未実装
防衛施設を破壊するために作られた巨大なハンマー。
ハンマーに埋め込まれた宝石には自然の力が秘められており、その力が発揮されるといかに頑丈な城門であっても簡単に破壊できる。
※未実装
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