呼称 | 風の伝書使 |
身長 | 165㎝ |
好きなもの | ・手紙の配送 ・羊皮紙の香り |
嫌いなもの | ・うるさいこと ・もたもたすること |
故郷 | 群山の頂 |
現在地 | エスペリア |
現在の身分 | 神々の伝書使 |
CV | 松村夏紀 |
※「HP・攻撃力・防御力」は上限が存在しないため記載しません。
クリティカル率 | 79.7 |
命中 | 1080.44 |
回避 | 1183.6 |
魔法効力 | 0 |
魔法抑制 | 0 |
速度 | 12 |
自動回復 | 0 |
魔法耐性 | 9.68 |
物理耐性 | 19.88 |
吸収力 | 0 |
クリティカル増幅 | 40.32 |
クリティカル耐性 | 9.1 |
洞察 | 35.42 |
根性 | 49.26 |
治療効果 | 0 |
治癒 | 0 |
攻撃速度 | 0 |
クリティカル回避率 | 4.3 |
防御貫通 | 10.1 |
魔法貫通 | 0 |
熟知 | 0 |
受け流し | 0 |
腐食 | 0 |
緩和 | 0 |
ダメージ耐性 | 0 |
シールド効果 | 0 |
SP回復効率 | 0 |
Lv.1 | 【パッシブ】 通常攻撃を行う時、敵英雄に「決闘状」を送る。 敵英雄1体につき、最大1通の「決闘状」を持つことができる。 通常攻撃で「決闘状」を持っていない敵英雄を優先的に攻撃する。 「決闘状」は除去されない。 【アクティブ】 敵英雄全員が「決闘状」を持っている場合、必殺技が発動可能になる。 必殺技発動時、「決闘状」を持つ敵英雄全員の近くまで飛び、「決闘状」を1通消費し、敵英雄の最大HP×8%のダメージを与える(最大でメルクリの攻撃力×260%まで)。 必殺技の発動期間中、自身は無敵状態になり、ターゲットにならない。 5秒ごとに最大1回まで発動可能。 必殺技を発動する時、SPを消費しないが、SPが回復することもない。 |
Lv.2 | 与ダメージが敵の最大HP×10%になる(最大でメルクリの攻撃力×300%まで)。 |
Lv.3 | 与ダメージが敵の最大HP×12%になる(最大でメルクリの攻撃力×360%まで)。 |
Lv.1 | 4秒の間、HPが最も低い味方英雄1体に「情報」を1通送る。 味方英雄1体につき、最大1通の「情報」を持つことができる。 「情報」を持つ味方英雄は2秒ごとに1回、最初に受ける直接ダメージまたはHP流失効果を必ず回避する。 |
Lv.2 | 味方英雄が「情報」を受け取るとメルクリと共鳴し、「情報」の効果により、味方英雄の攻撃力がメルクリの基礎攻撃力×15%分だけ増加する。 |
Lv.3 | 持続時間が6秒に増加。 |
Lv.4 | 「情報」の効果により、味方英雄の攻撃力がメルクリの基礎攻撃力×30%分だけ増加する。 |
Lv.1 | 敵サイドに向けて突進し、ルート上の敵に自身の攻撃力×300%のダメージを与え、ノックバックさせる。 その後、4秒間存在する「渦」を作り出す。 「渦」は0.5秒ごとに1回、範囲内の敵にメルクリの攻撃力×160%のダメージを与え、吸引効果を付与する。 |
Lv.2 | 「渦」の持続時間が6秒間になる。 |
Lv.3 | 「渦」が1秒ごとに敵に与えるダメージが200%になる。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル30が必要 「渦」の中の召喚ユニットのHPが最大HP×80%未満の場合、その召喚ユニットを直ちに撃破する。 |
Lv.1 | 【パッシブ】 最大HP×8%より高いダメージまたはHP流失効果を受ける時、そのダメージまたはHP流失効果を無効化し、最も近くにいる味方英雄が持つ「情報」を消費し、その英雄の近くまで瞬間移動する。 瞬間移動の間はターゲットにならない。 この効果は4秒ごとに最大1回まで発動可能。 |
Lv.2 | ダメージを回避した後、最も近くにいる敵英雄1体に、回避したダメージと同じタイプ・同じダメージ量の追加ダメージを与える(ダメージ量は最大でメルクリの攻撃力×300%まで)。 |
Lv.3 | 追加でもう1体の敵英雄に追加ダメージを与える。 生存中の敵英雄が1体しかいない場合、追加ダメージのダメージ量とダメージ上限が2倍になる。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル60が必要 敵英雄に追加ダメージを与える時、その敵英雄に「決闘状」を1通送る。 ターゲットがすでに「決闘状」を持っている場合、3秒の間、スタン効果を付与する。 |
初期 | 「決闘状」または「情報」を送る時に、SPが50ポイント回復する。 保有中のSP100ポイントにつき、自身の速度が3増加 |
+10 | 保有中のSP100ポイントにつき、自身の速度が5増加。 |
+20 | スキル「戦闘情報」で送る「情報」が1通増え、「情報」の保有上限が2通になる。 |
+30 | 通常攻撃で送り出す「決闘状」が1通増え、「決闘状」の保有上限が2通になる。 |
+40 | 必殺技を発動してダメージを与えた時、敵が持つ「決闘状」1通につき、その敵のSPを50減少させる。 |
3/9 | 戦闘開始時、敵英雄全員に1通の「決闘状」を送る。 |
9/9 | メルクリの保有するSP100ポイントにつき、自身と「情報」を受け取った味方英雄は防御貫通が4増加する。 |
【ゲーム内説明】 セレスチアルのレンジャー英雄。 風のごとく進む。 |
登場時 | あれ?ない!手紙がない! |
移動時 | どいてどいて、そこをどいて! |
通常攻撃 | お手紙でーす!受け取ってね! |
スキル1 | 時間通りに配達完了! |
スキル2 | ふふーん!私の速さについて来れる者などいないのよ! |
スキル3 | —— |
必殺技 | 邪魔邪魔!これでも食らえ! |
勝利時 | ちゃんとお届けしますよ! |
神話時 | 雲の上からお届けします! |
旅館 | お荷物です!受け取ってね! |
カタストロフが破滅の深淵を突破してから、ブライト王国から遠く離れたサンドスティ城は、未だ硝煙に覆われていない数少ない場所となった。人々はただ運がよかったのだと考えていたが、町の外に広がる金色の野原の奥深くに、町民のために暗躍し、悪を駆逐したセレスチアルが隠れていることは誰も知らない。
ドンドンドン、とドアが力強くノックされた。セレスチアルが立ち上がって外に向かうと、数歩も歩かないうちに外にいたはずの客人の姿はすっかり消えていた。木の板の隙間には、薄い封筒が1通挟まれて、かすかな風に揺られていた。そうしたそそっかしい振る舞いに、彼はふいにある懐かしい友人を思い出した。
その友人は専任の伝達人をやっていて、少し頼りなさそうに見えることもあったが、彼女はいつも正確な情報を真っ先に伝達していた。だが、、ハトール深海での戦いの後、彼女は謎の失踪を遂げ、それ以来彼女の姿を見た者はいない…
そこまで考えて、セレスチアルはその中から少しでも手掛かりを見つけようと思いながら慎重に封筒を開けた。手紙の最後に署名はなかったが、この筆跡にはとても馴染みがあった。
親愛なる旧友へ、久しぶり!
私がどれだけの労力を費やしてあなたを見つけたかは神のみぞ知るってところだけど、私の可哀想な乗り物も奔走しているうちに泥だらけになっちゃった…それでもこの手紙を受け取れたなら、そのことを喜ぶべきだよ! もちろん、私がどんなことを経験してきたか、あなたは興味津々だよね…
数年前、神々がハトール大陸の深海でイグテスの手先に抵抗してた時、破滅の深淵ではカタストロフたちがそれに手を貸して再びこの世に戻ってこようと企んでた。私はその情報を受け取ってすぐに最速で駆けつけたんだけど、不幸なことに、その途中でカタストロフの手下に奇襲をかけられちゃったんだ。どうやっても包囲網から抜け出せなかった私は、自分の神力を燃やし尽くして鳥の群れを生み出して、せめて情報をあなたたちに伝えようとしたの。でも私の鳥たちは、方々へ飛び去ろうとしていたところをカタストロフの追撃に遭って、最後には一番小さな1羽だけがなんとか逃れた…
正直、その時の私は自分が生き残れるなんて期待していなかった。でも力を出しきって体が消えたその時、私の意識が最後に生き残ったあの小さな青い鳥と一緒にエスペリアを飛び回ってるのを感じたの。でも、神々が知らせを受け取った時はもう手遅れなんだと思い知った。破滅の深淵は撃破されて、戦局は防波堤を決壊させた洪水のように劣勢に追い込まれ、神々さえも悪の勢力によって分裂して、それぞれが戦うようになってた。
私は自分の最速スピードを誇りに思っていたけど、そのスピードでは、現実となってしまった悪い結果を覆すことができなかった。カタストロフが再び現れたら、私には何ができるんだろうって考えてた。
私は小鳥と共に大地を見た。そこには見渡す限り、戦争と硝煙が広がってたわ。ほとんどの伝達人が危険を恐れて、とっくに自分の仕事を放棄してた。大地はひび割れ、情報も隔絶された。人も神もそれぞれ戦っていて、みんな自分を孤独だと思い、数千里遠くに、そして数十里ほどしか離れていないところにも、自分たちと同じ境遇の人がいることを知ってる人はいなかった。カタストロフたちはそのことにつけ込んで勝ち続け、そいつらの次の標的なんて誰にも分からなかった。
ある村では、カタストロフを前に勝ち目がなく、誰もが生気を失って家の中で死を待ってた。一方で20里離れた町では、指揮官が自ら書いた知らせを運べる者がいないことを思い悩んでた。そこで私は小鳥を操ってその手紙をくわえさせて、村まで届けたの。手紙には、町で彼らを受け入れる準備が整っていることや、すぐに援軍を派遣して彼らを迎えに行くことが書かれてた。カタストロフを倒すことより、援軍が来るまで生き残る方が現実的だもの。彼らの目には光が灯り、突然これまでにないほど、強固な意志を抱いたの。
このことに対して彼らが真剣に祈ったおかげで、私の消えていた力が再び集まった。あぁ、オル、あなたもこのことはよく分かってると思うけど、彼らは私たちより弱い。でも彼らが生み出す奇跡はいつだって私たちの心を動かすのよ、何度もね。
私は突然、これから自分が何をすべきか分かったわ。伝達人として、私の使命は知らせを伝達することだけじゃない。揺らいでる人には信念を、臆病な人には勇気を、絶望してる人には希望を届けられる。
そうして私は再び大地を歩き、各地の人々に彼らが一番必要としてるものを届けた…そこには私たちも含まれているわ。
カタストロフのあげた戦火はもうすぐあなたのところにも届こうとしてる。1人で戦うのは、バカな奴のすることよ。今や、群山の秩序はつくり変えられた。あなたは私が誘った最初の神でもないし、最後でもないわ。
懐かしい旧友よ、私を信じて。一緒に戦うのよ。
「あぁ…メルクリ、私の忠実な友よ」
招待を受けたセレスチアルは軽くため息をついて手紙をしまい、そして微笑んだ。
「君はいつも、私たちが最も必要としてる時に、求めていたサプライズと希望を届けてくれるんだな。なんていいところに来たんだ、と言わざるを得ないよ」
※未実装
伝書使であるメルクリは、誰よりも速く仲間に情報を届けることを己の使命とし、それを誇りに思っている。人々の間では、「届いた手紙に使われているインクが乾いていなければ、それを届けたのはメルクリだ」という噂が流れるほどだ。
メルクリは活発的で熱い心を持ち、この世界に対する好奇心も強い。だけどもしかしたら、彼女が考えているのはいかに速く手紙を届けられるかだけなのかもしれない。真実を知る者などいないのだ。
伝書使が届けるのは、そこに書かれている情報だけではないとメルクリは信じている。手紙には、遠くの相手に対する想いも込められているのだ。そのため、彼女は毎日情熱を持って仕事に取り組んでいる。しかし、破滅の深淵の陥落で、すべては失われてしまった。この情報をもう一つの大陸にいる神々に伝えようとしていたメルクリ自身も、危うく命を失う所だったのだ。彼女は残された最後の力で鳥と化し、カタストロフが我が物顔で凌辱する大地の上を彷徨った。戦いにより行き場を失った人々を見ているだけで悲しみがあふれ出す。その時、初めて己が今まで一番に求めていた速度というものに疑問を抱いた。そして、メルクリはとある者と出会い、彼らのために難民受け入れを知らせる手紙を届けた。そんなことでは何も変わらないと思っていたが、届けられた知らせにより目的地ができた人々が再び希望を抱いた姿を見た時に気が付いたのだ。難民たちの瞳に映る恐れと戦慄が勇気に変わったのは自分のおかげなのだ。自分こそが希望の伝達者であるのだと! その時、メルクリの心にも再び光が射し、行方が分からなくなっていた者たちを探す役割を果たすようになった。そして群山の頂が秩序を取り戻した後、メルクリは急いでそのことを各地に散在する神々に伝えた。
今のメルクリには迷いなどない。彼女はこの大地の上で力の限り、離れ離れとなってしまった星明りを繋ぎとめている。「新たな仕事」は、思っていた以上に忙しい。相手が扉を開けるよりも速く、次の目的地にたどり着いているということも珍しくないのだ。
希望は小さな火種。その光を伝書使が集め、各地へと届けていく。それは少しずつ世界に広がり、真の変化に繋がるだろう。
「マイスターハンド」ホロスがメルクリのために作った移動アイテム。
上手く使えば、強風の中でもスルスルと動ける。
メルクリの力を込めると、移動速度が上がる。
※未実装
※特になし
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