※「HP・攻撃力・防御力」は上限が存在しないため記載しません。
※()内はPVPでのステータス
クリティカル率 | 15.5 |
命中 | 1067.66 |
回避 | 210 |
魔法効力 | 0 |
魔法抑制 | 74.4 |
速度 | 14.4 |
自動回復 | 0 |
魔法耐性 | 30.82 |
物理耐性 | 78.02 |
吸収力 | 13.2 |
クリティカル増幅 | 0 |
クリティカル耐性 | 30.9 |
洞察 | 54.18(86.03) |
根性 | 77.76 |
治療効果 | 0 |
治癒 | 0 |
攻撃速度 | 0 |
クリティカル回避率 | 0 |
防御貫通 | 15.98 |
魔法貫通 | 0 |
熟知 | 0 |
受け流し | 0 |
腐食 | 24.13 |
緩和 | 0 |
ダメージ耐性 | 0 |
シールド効果 | 0 |
SP回復効率 | 0 |
Lv.1 | 3本の煉獄の筆で自身から最も離れている敵英雄3体を攻撃し、攻撃力×320%のダメージを与え、6秒の間、「殉死の刻印」を付与する。 「殉死の刻印」の効果により、ターゲットの緩和が30減少する。 「殉死の刻印」を付与した後、ターゲットを自身の近くまで引き寄せ、3秒の間、スタン効果を与える。 |
Lv.2 | 必殺技発動時、煉獄の筆1本につき、8秒の間、自身の腐食が12、ダメージ軽減効果が20%増加する。 |
Lv.3 | 必殺技発動時の煉獄の筆の数が4本になる。 また、戦闘開始時、自身のSPが500回復する。 |
Lv.1 | 通常攻撃で敵をノックバックさせる。 また、通常攻撃を行うたびに、敵の攻撃速度を2奪う(永続効果)。 このスキルにより、自身の攻撃速度は最大30増加し、敵の攻撃速度は最大50減少する。 |
Lv.2 | 攻撃を行うたびに、敵の攻撃速度を3奪う。 |
Lv.3 | 自身の攻撃速が最大60増加する。 |
Lv.4 | 敵の攻撃速度の減少値が無制限になる。 |
Lv.1 | 煉獄の筆で高速攻撃を繰り出し、範囲内の敵に攻撃力×100%のダメージを6回与え、近接範囲内の敵をノックバックさせる。 攻撃するたびに、自身のHPをHP減少量×5%だけ回復する。 このスキルの攻撃速度は速度ステータスの影響を受けず、攻撃回数はスキル「悪の蹂躙」で奪った攻撃速度に基づいて増加する(攻撃回数は最大9回まで)。 |
Lv.2 | スキル発動中、被ダメージが85%減少する。 |
Lv.3 | スキル攻撃を4回行うたびに、追加でターゲットに攻撃力×200%のHP流失効果を与える。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル30が必要 スキル攻撃を3回行うたびに、追加でターゲットに攻撃力×240%のHP流失効果を与える。 |
Lv.1 | 敵にHP流失効果を1回与えるたびに、自身の攻撃力が3%、攻撃速度が2増加する(永続効果、最大10回まで重複可能)。 ターゲットが自身から離れている場合、煉獄の筆の力でジャンプして素早くターゲットに接近し、着地と同時に近くの敵に攻撃力×250%のダメージを与える。 |
Lv.2 | 敵にHP流失効果を1回与えるたびに、自身の攻撃力が5%、攻撃速度が2増加する(永続効果)。 |
Lv.3 | ジャンプ期間中、行動阻害効果を無効化する。 また、着地時に近くの敵をノックアウトする。 |
Lv.4 | ※解放には刻印レベル60が必要 敵にHP流失効果を1回与えるたびに、自身の攻撃力が8%、攻撃速度が4増加する(永続効果)。 |
初期 | スキル「狂乱の筆」の1回分の与ダメージが攻撃力×120%になる。 |
+10 | スキル「狂乱の筆」の1回分の与ダメージが攻撃力×150%になる。 |
+20 | スキル「狂乱の筆」の攻撃回数の上限が12回になる。 |
+30 | スキル「狂乱の筆」で、ターゲットに「殉死の刻印」を付与する。 |
+40 | スキル「狂乱の筆」の攻撃回数の上限が15回になる。 さらに、スキル発動中、行動阻害効果を無効化する。 |
3/9 | 「殉死の刻印」の効果期間中、1秒内にターゲットの位置が変化した場合、ターゲットのHPが攻撃力×300%分だけ流失する。 期間中に移動した距離が長いほど、流失するHPが多くなる(最大で攻撃力×360%まで)。 |
9/9 | 「殉死の刻印」の効果終了時、敵のHPが15%未満かつ攻撃力×800%以下の場合、直ちに戦闘不能になる。 敵英雄を1体撃破するたびに、自身の攻撃力が20%増加する(永続効果、最大4回まで重複可能)。 |
【ゲーム内説明】 カタストロフの戦士英雄。 通常攻撃で敵の攻撃速度を奪い、自身のスキルを大幅に強化することが可能。 さらに、敵に大量のHP流失効果を与えることができる。 |
登場時 | 我慢の限界が来たようだな… |
移動時 | 生贄の匂いがする… |
通常攻撃 | ぬ…調整が必要だな |
スキル1 | —— |
スキル2 | インスピレーションが湧いてくるな! |
スキル3 | —— |
必殺技 | お前たちは刻印の一部となるのだ! |
勝利時 | んん~儀式完了だ |
神話時 | 刻印には鮮血が必要だ。 |
旅館 | 俺の「贈り物」は少し変わった方法で姿を現すものなんだ。 |
ケルチャーチン、殉死の刻印に取り憑かれた純粋な悪意で出来た生き物。
降りしきる雨の中、元素の地の荒涼とした海岸に、ギシギシと音を立てる老朽化した帆船が近づいてきた。十数人の罪を詠いし者たちを乗せたその船が、ついに彼らの故郷へと帰ってきたのだ。手漕ぎボートに乗り換え、岸へと降り立ったカタストロフ崇拝者の子孫たちは、目立たぬよう静かに、生還の喜びを分かち合った。一行を率いて先頭を歩くのは、かなり年を取った老人だった。漂着した大陸を、どうにか5艘編成で出航したにもかかわらず、今、海岸に残るのは、彼と老若男女を含む十数人の追随者だけだった。数年前の記憶を辿りながら、老人はすでに廃墟となっている長屋を探し当て、一行に雨宿りをするよう命じた。濡れた服を乾かすために全員が服を脱ぐと、彼らの背中に刻まれた、奇妙な逆三角形の刻印があらわになり、そのうち何人かは、まだ血がにじんでいた。
ケルチャーチンが老人の首根っこをつかみ、自らの創造者を宙吊りにすると、その薄気味悪い4本の触手が、身動きできない罪を詠いし者たちを蹂躙していった。筋が切れ、肉が砕ける音が不快に響く。
「聞こえるか、俺を呼ぶ声が? ケルチャーチン、この冒涜的な音にちなんで名付けられたんだ」
彼が話し終わったとき、老人はすでに息絶えていた。その少し前、老人は追随者たちに、カタストロフたちがこの世に戻ってきても、この刻印が守ってくれると約束したばかりだった。しかし実際には、それは彼の邪悪な儀式のための、生贄の印にすぎなかった。上陸した日の夜、彼は長屋で数年前から仕込んでいた生贄の儀式を、皆が眠っている間に始めたのだ。これが、カタストロフからの贈り物を受け取るために同族を生贄に捧げる、罪を詠いし者の正体であった。
年老いた罪を詠いし者は、禁じられた書物を盗み見て、そこに記された刻印儀式によって、不死のカタストロフへの昇華を成し遂げるという希望を抱いていた。しかし、古語に対する彼の表面的な理解は、その希望を単なる妄想で終わらせてしまった。『古代のカタストロフは殉死によって不滅となる』。『殉死によって昇華する』のではない。つまり、いわゆる昇華儀式とは召喚儀式のことであり、わずかな読み違えが、古代カタストロフの種族を、この世に蘇らせてしまったのだ。
さらに、その儀式は粗末で不完全なものであり、殉死の刻印も正確に刻まれていなかった。そのため、この不完全な儀式によって生まれたケルチャーチンは、刻印を完成させることに深く執着するようになった。この残酷なカタストロフは、非常に聡明ではあるが、古代の知識はすでに失っていた。そして、訪れる先々を地獄へと変えていった。大通り、山中、大広間、神々の祭壇、ケルチャーチンは生贄を捕らえては、その4本の触手で蹂躙した。何度も罪のない血を流し、直感だけを頼りに自分が誕生した儀式を繰り返し模倣した。ただ完璧な殉死の刻印を描くために。
この冒涜的な悪を制裁するために、帝国の北にある法廷と聖堂は総動員体制を敷くことに決めた。彼ら勇士はケルチャーチンの痕跡を求めて広大な北の地を注意深く探したが、なんの痕跡も見つけられないばかりか、ケルチャーチンの犠牲者リストに載る者もでてきた。そしてついに、セレスチアル・タニーの罪の柱が天から降りてきたのだった。ある村でタニーは、ケルチャーチンの残虐行為を止め、初めて彼の「創作」を失敗に終わらせた。しかしタニーは、この狡猾なカタストロフが、最後の瞬間に神罰を逃れたことを確認した。それ以来、ケルチャーチンは長い冬眠に入ったかのように姿を見せなくなったのだが、誰もが落ち着きのない日々を過ごしていた。そして、勇敢な聖職者たちまでも、ケルチャーチンが再び戻ってこないようにと祈り続けていた。もし、完璧な殉死の刻印を携えてケルチャーチンが戻ってきたとしたら、どのような恐怖がこの世に降り注ぐのかは、誰にもわからない。
「夜道を歩くな、地面に押しつぶされる。密林に入るな、木の梢に吊るされる。祭壇に上るな、偶像の上に落とされる。門をくぐるな、最愛の人を亡くし涙を流すことになる」
ーー北の童謡
※未実装
ケルチャーチンには天性の暴虐さと、この上ない残忍さが備わっている。それは純粋なる悪意の化身なのだ。伝説と童謡には、その恐ろしい触肢と気配、そしてそれがもたらして消えることのない恐怖が登場している。
ケルチャーチンは罪を詠いし者の欲望から生まれた。召喚者が古代語をあまり理解していなかったため、それを召喚した殉死の刻印は不完全であり、呼び出されたケルチャーチンもまた不完全だった。それは非常に聡明で、タニーの天罰を逃れられるほど狡猾だった。しかし記憶がなく能力も不完全なため、無意識に完璧な殉死の刻印を追い求め続け、いつか完璧な自分を取り戻せると期待している。
その過程で、ケルチャーチンは多くの命を奪った。殺戮を行う時、それは人間を家畜同様の生贄としか見ておらず、儀式を行うための道具として好き放題使った。
人間がケルチャーチンに対して抱く恐怖は、骨の髄にまで染み込んでいる。彼らは夜になるとケルチャーチンについての物語を語り、互いにこう警告し合うのだ。
「夜道を歩くな、ジャングルに入るな、祭壇に乗るな、そして何よりも自分の家ならこの悪意を防げると思うな」
と。彼らは、一度ケルチャーチンに目をつけられた者はロウソクの火に包まれる蛾のように、暗闇へ吞み込まれる運命なのだと知っているのだ。
ケルチャーチンは殉死の刻印より生まれ、その行動も筆さばきもすべては殉死の刻印の意志によるものなのだ。
※未実装
※特になし
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