ラーク【森の小腕白】

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基本情報

呼称・森の小腕白
・フサフサモンスター
種族アライグマ亜人
年齢12歳
身長120㎝
趣味・かくれんぼ
・食べること
好きなものすべての美味しい食べ物
嫌いなもの・寂しい事
・つまらない事
故郷ユグドラシルのナッツシェル
現在地ユグドラシル
現在の身分・ペギー姫の旅の仲間
・退屈生活の解決者
関連人物【友人】
CV猪股慧士
誕生月6月

データ

陣営ヴェルディア連盟        
タイプ敏捷型
職業レンジャー
メインロール爆発アタッカー

ステータス

※「HP・攻撃力・防御力」は上限が存在しないため記載しません。

※()内はPVPでのステータス

  • 神話☆5ランク
  • T4装備
  • 専用装備40
  • 家具9(ランク最大)
  • 刻印80(白星)
  • エルダーツリー最大、絆ボーナスあり
  • 神器・コレクションなし
  • 狩りモンなし
クリティカル率58.5
命中1132.66
回避1157.35(1190.68)
魔法効力0
魔法抑制0
速度16.1
自動回復0
魔法耐性6.84
物理耐性12.6
吸収力0
クリティカル増幅47.9
クリティカル耐性30.1
洞察0
根性24.1
治療効果0
治癒0
攻撃速度4.66
クリティカル回避率19.8
防御貫通13.27(19.35)
魔法貫通0
熟知0
受け流し0
腐食0
緩和0
ダメージ耐性0
シールド効果0
SP回復効率0

スキル

必殺技:ラークのどんぐり砲

Lv.1最も弱っている敵に対して強力な射撃を行い、攻撃力×330%のダメージを与え、スキル発動中は行動阻害を無効化する。
この射撃はさらに追加で敵が失ったHPの55%のダメージを与え、4秒間スタン状態にする。
追加ダメージはラークの攻撃力の900%を超える事はできない。
もしこの攻撃で敵にとどめを刺すと、再度このスキルを発動する。
Lv.2追加で与えるダメージが敵の失ったHPの60%になる。
Lv.3追加で与えるダメージが敵の失ったHPの65%になる。

スキル1:ラークの束縛弾

Lv.1攻撃力が最も高い敵に攻撃力×220%のダメージを与え、4秒間その動きを封じる。
Lv.2ダメージが攻撃力×240%に増加。
Lv.3ダメージが攻撃力×260%に増加。
Lv.4ダメージが攻撃力×280%に増加。

スキル2:ラークの大胃袋

Lv.1携帯している食べ物を食べて、続く8秒間、行動阻害効果を無効にできる。
この期間中、攻撃力が30%増加し、速度が30増加する。
Lv.2スキル効果期間中、攻撃力が40%増加し、速度が40増加する。
Lv.3スキル効果期間中、攻撃力が50%増加し、速度が50増加する。
Lv.4※解放には刻印レベル30が必要
スキル効果が10秒に増加する。

スキル3:ラークの目印【パッシブ】

Lv.1敵が行動阻害状態の場合、続く4秒間、ラークの通常攻撃が追加ダメージを与える。
さらに行動阻害効果中の敵の受けるダメージを35%増加させる。
Lv.2行動阻害効果中の敵の受けるダメージを40%増加させる。
Lv.3行動阻害効果中の敵の受けるダメージを45%増加させる。
Lv.4※解放には刻印レベル60が必要
敵が行動阻害状態の場合、続く6秒間、ラークの通常攻撃が追加ダメージを与える。

専用装備:ラークのいたずら

初期通常攻撃がダメージを与えた時、ターゲットに続く6秒間3の減速効果を与える。
この効果は重複し、重複時継続時間がリセットされ、最大15スタックまで重複される。
+10通常攻撃がダメージを与えた時、ターゲットに続く6秒間3の減速効果を与える。
この効果は重複し、重複時継続時間がリセットされ、最大20スタックまで重複される。
+20通常攻撃がダメージを与えた時、ターゲットに続く6秒間3の減速効果を与える。
この効果は重複し、重複時継続時間がリセットされ、最大25スタックまで重複される。
+30通常攻撃が追加でターゲットの現在HP15%のダメージを与えるが、最大でラークの攻撃力の650%を超える事はできない。
+40自身のHPが80%より高い場合、アクティブで必殺技を発動できず、代わりに攻撃速度が20、防御貫通が30増加。

専用家具:ラークの本気

3/9通常攻撃が行動阻害効果のある敵に命中した時、スキル「ラークの大胃袋」のクールタイムが1秒減少する。
9/9ラークは必殺技を使用時、命中した敵にトドメを刺していなかった場合、追加でもう一度発動できる。
この効果は必殺技使用時に1回のみ発動する。

特徴

【ゲーム内説明】
ヴェルディア連盟のレンジャー英雄。
優れた必殺技性能を持ち、行動阻害と減速のスキルで味方をサポートする。
【ゲーム内攻略】
ラークは行動阻害効果を受けている敵の被ダメージを増加させることができる上、通常攻撃を行う時に、敵に追加攻撃を与えます。
専用装備のスキルを解禁すると、ラークは通常攻撃で敵に「HPに基づく追加ダメージ」を与えられるようになります。

『おすすめキャラ』

ミサカは必殺技で敵に長時間の行動阻害効果を与え、防御力を下げることで、敵の被ダメージ量を増加させます。
ミサカとラークが共に戦うと、ラークの通常攻撃の追加攻撃のターゲット数が増えます。

『その他おすすめキャラ』

セリフ集

登場時ラークの強いところ見せちゃうよ~!
移動時アッ!面白そう!行ってみよ~っと
通常攻撃よーい!ドンッ!
スキル1は!逃げるなよ!
スキル2むしゃむしゃ…ゲップ
スキル3——
必殺技そ~れ!ゴム弾くらいやがれ~
勝利時おととい来やがれってんだ~
神話時わ~いい匂い!ここには美味しいお菓子がいっぱいある!
旅館お前はラークのお友達だから、ラークも良いものをお前にあげるよ!

エンブレム

※未実装

 

ストーリー

『エスペリア童話選集』

ーー小わんぱく冒険記

むかしむかし、とてもわんぱくな子どもが住んでいました。その子の名前はラーク。森の中の『ナッツシェル』という洞窟で暮らしていました。

ラークはいたずらが大好き。そのせいか、周りの子どもたちは彼と遊びたがりません。唯一、ピッパーという小さな魔女が彼のお友だちでした。

ピッパーはちょっとドジ。いつもわんぱくなラークに振り回されています。気がつけば海賊船に乗せられていた、なんてことも。でもピッパーはラークと遊ぶのがとっても楽しいみたい。2人はいつも平和に森の中で仲良く遊んでいました。

しばらくすると、ピッパーはお勉強をするために、森を出ていってしまいます。残されたラークは、ピッパーがいなくなってとっても寂しくなりました。ピッパーとの楽しかった時を思い出すたび、悲しくてしかたありません。

そんなある日、ラークは森の外に出ることを決意するのです。ピッパーを探すために! 誰にも言わず、こっそりと森を出たラーク。だけど、勢いで出てきたため、ピッパーがどこに行ったのかわかりません。人間がいっぱいいるところに行った、ということしか知りませんでした。その情報だけを頼りに、ラークは人間がたくさんいる場所へと旅立ちます。生まれてはじめての、大冒険です!

この日、ラークはとある町にやってきました。ピッパーを探してキョロキョロしていると、ラークの目にとある物が飛び込んできました。窓辺に飾ってあった、2つの『透明な檻』です。その中になんと、魚たちが閉じ込められていました。可哀想に思ったラークは、2つの『透明な檻』を盗み出します。しかし、その家の主人である、痩せたおじいさんに見つかってしまい……。

「物を盗む悪い奴め、必ず捕まえて、犬小屋に閉じ込めてやる!」

痩せたおじいさんは、そう叫びながらラークを追いかけます。だけど、ラークは走るのが得意なので、捕まる気配はぜんぜんありません。

「おととい来やがれってんだ~!」

あっかんべーをしながら、ラークは走り去っていきました。

(魚は川の中で自由に泳いで暮らすべきなんだ! 人間はどうして閉じ込めるのが好きなんだよ)

ラークには人間の心が理解できません。

おじいさんを振り切ったラークは、近くの小川に魚たちを逃がしてやりました。

「ほら! 魚たちが川で楽しく泳いでる」

元気に泳いでいる魚たちを見て、得意げです。ラークは空いた2つの『透明な檻』に水を入れて持っていた紐でくくり、肩から下げました。これでいつでも食べ物を洗うことができます。

さあ、冒険の続きです。

ラークはピッパーを探すために、いろんな町に訪れます。なかなかピッパーは見つかりません。そんなある時、近くからパンを焼くいい匂いがしてきました。すると、ラークのお腹がグ~と鳴ります。匂いに釣られて、彼はどんどん歩き出し、気づけばとても高い壁に囲まれた大きな家にたどり着いたのです。石の家の周りには、鉄の服を着た人間が忙しそうにあちこち走り回っていました。人間たちに気づかれないように、ラークはこっそり窓から忍び込みます。目に飛び込んできたのは、とても大きくて美味しそうなパンでした。喜びを隠せないラークは、パンに駆け寄り『透明な檻』の水で洗い、食べ始めました。

「むしゃむしゃ……ん~! うまい!!」

こんなに美味しいパンを食べたのは初めてでした。パンを食べるのに夢中になっていると、ドアの外から足音が近づいてきます。ガチャリ、とドアが開くと、キラキラ光るスカートを履いた人間の女の子が1人部屋に入ってきました。女の子はラークを見ると、宝物でも見つけたように目を光らせながら言いました。

「わぁぁぁ! 毛がフサフサの怪物だ!!!」

『怪物』という言葉にラークはちょっとカチンときてしまいます。

「お前こそ怪物だ! 毛も生えてない子どもが!」

ラークが話したことに驚いた女の子は、興奮して近づいてきました。

「すごい! あなた話せるんだ!? よ~し、私が捕まえてあげる!」

「は!? なんだお前! やめろ、近づくなよ!」

そうして、部屋の中で2人の追いかけっこが始まりました。カーテンをつたったり、テーブルの上に飛び乗ったり、ラークは必死に女の子の手から逃げます。だけど、女の子も負けじとラークを追いかけ回すのです。部屋の中はめちゃくちゃで、まるで泥棒でも入ったかのようでした。そして、いろんな物にぶつかったり、転んだりしたせいで、2人ともいたるところにたんこぶを作っていました。それでも女の子はずっと笑っていて、とてもとても楽しそうでした。ラークはなんだかムズムズします。ピッパーがいなくなってから、ずっと悲しい気持ちだったラーク。だけど、女の子と追いかけっこをして、とても嬉しかったのです。こんなに楽しいって思うのは、いつぶりでしょうか。でも、ラークはまだピッパーを探す冒険の途中。こんなところで遊んでいる場合じゃないと、窓の外に出ようとしましたが、女の子にしっぽを掴まれてしまいます。

「ぎゃ!」

「行かないで! もっと一緒に遊ぼうよ!」

「ボクはいま、友だちを探す旅の途中なんだ。だからもう行かなくちゃいけないんだよ~。ピッパーっていうんだけど、知らないか?」

「ううん、知らない。でも、ここに残って一緒に遊んでくれたら、探してあげてもいいけど!」

「ダメダメ! お前たち人間は、ボクを檻の中に閉じ込めちゃうんだろ!?」

「そんなことは、絶対しない! 約束するから!」

女の子はラークに強くお願いします。

「それに、ここにはおいし~~~~お菓子もいーーーっぱいあるんだから!」

美味しいお菓子と聞いて、ラークはよだれが出てきました。

「みんな私と遊んでくれないんだ。だから、お願い!ちょっとのあいだでいいから、私と遊んでよ!」

「む~。じゃあ、ちょっとだけな!」

おやつに釣られたのか、それとも女の子を同情したのか、ラークは数日だけ遊んでからピッパーを探すことにしました。

ラークは人目を避けるために、昼間は見つからないように女の子の部屋のクローゼットで眠っていて、夜になるとこっそり出てきて、外の花壇で女の子とかくれんぼをしていました。

そうそう。女の子の名前は『ペギー』というみたいです。

「パパはこの国の王様なんだぞ~」

と言っていました。でも、いつもお仕事で忙しく、相手をしてくれないそうです。だから、ペギーはイタズラをして王様の気を引こうとします。最初は、寂しい子どもの可愛いおねだりと言われていましたが、時間が経つにつれて、イタズラでワガママの悪い子だって言われるようになったようです。その話を聞いたラークは、自分と同じだと思いました。ペギーの気持ちが痛いほどわかります。女の子の寂しさを紛らわしてあげるように、森のことや森の中でしかできないことなど、楽しい話をいっぱいしました。元素の地にある、歩く大岩のことや、幻夜の森にある呼吸するキノコ、それからアジュールリーフ湾にある色鮮やかでキラキラ光る巻貝のこと。ラークの話は、どれもペギーの興味をそそるものばかりでした。その中でも特に巻貝の話が大好きなペギー。巻貝にまつわる話を何度も何度もラークにねだっては楽しそうに聞いていました。

気づけば『ちょっとのあいだ』はとっくに過ぎていて、何日も何日もペギーと一緒に遊んでいました。おいしいお菓子を食べたり、かくれんぼをしたり、森の話をしたり……。なんと、ペギーの誕生日も一緒に過ごしたのです。ラークはそこで初めてケーキというものを食べて感動しました。そう……楽しすぎてピッパー探しのことをすっかり忘れていたのです。

誕生日が過ぎたある日、ペギーはピッパーの居場所がわかったと、話してくれました。ペギーはちゃんと覚えていて、ずっとラークのために探していたのです。『一緒に遊んでくれたら探す』という約束を忘れていませんでした。でも、本当のことを言うと、誕生日前には侍女から聞いていたので知っていました。ペギーは言えなかったのです。だって、ラークと一緒に誕生日を過ごしたかったから。ラークともっと一緒にいたかったから。でも、このままラークを騙したまま遊んで暮らすことなんてペギーにはできませんでした。ピッパーの居場所を教えてもらったラークは、嬉しくて飛び跳ねます。ペギーの話によると、なんとピッパーは森に戻っていたようでした。ラークは森に帰る準備をして、ペギーに別れの挨拶をします。

「ボク必ずまたここに戻るから、また一緒に遊ぼうぜ~!」

そう言って笑顔で去っていくラークの姿が見えなくなっても、ペギーはずっとずっと見送っていたのでした。

ラークがいなくなった後、ペギーはすっかりおとなしくなってしまいました。ラークと一緒に過ごした楽しかった時間を、毎日毎日思い出しては寂しい気持ちになっていたのです。

それからまた1年が過ぎーー

ペギーの誕生日が訪れました。だけど、王様は国の仕事が忙しく、一緒に誕生日を過ごすことができませんでした。

(去年はあんなに楽しかったのに……)

ラークと過ごした誕生日を思い出し、寂しい気持ちになっていると、侍女からとんでもないことを告げられます。

「こ、婚約者ですってぇ~~~~!?」

なんと王様は、ペギーの誕生日に合わせて、勝手に婚約者を決めていたのです。

「なによ、それ~! 誕生日プレゼントのつもり!? 許せな~~~い!!」

ペギーは王様に文句を言ってやろうと書斎に駆け込みます。だけど、ドアの前にいた衛兵にとめられてしまいました。

「姫様、いけません! 国王陛下は今、とても大事な政務を行っている最中です。この部屋には誰もいれるな、と仰せつかっています」

「うううう……」

渋々ペギーは部屋に戻りました。だけど、王様に対する怒りは収まりません。

「うわああああああああああ!!! あんにゃろ~~~~~~~~~~~~~~」

王様への怒りが爆発したペギーは部屋の中で大暴れ。国の大臣たちが贈ってくれた誕生日プレゼントを、次から次へと窓の外に投げ捨てます。メイドたちはみんな手がつけられず、逃げ出してしまいました。

「私がほしいのは、こんなものじゃない!」

物でもなく、婚約者でもなく、自分と一緒に遊んでくれることがペギーにとって1番のプレゼントなのに、誰もわかってくれません。

「うわああああん!!!」

ペギーはテーブルにうつ伏せになって泣き始めました。すると、部屋のどこからか、音が聞こえてきました。瞳から流れていた大粒の涙がピタリととまります。部屋の中をぐるりと見渡すと、どうやらその音はクローゼットから聞こえてくるようです。おそるおそる近づいてみると、その音の正体はイビキのようで……。そっとクローゼットを開けたその時でした。ペギーの泣き顔は、キラキラとした満面の笑みに変わるのです。

クローゼットの中にいたのは?

そう。毛がフサフサの怪物だったのです! そして、怪物のお腹には色鮮やかに光る巻貝がイビキの声に合わせて揺れ動いていました。

絆【無垢の冒険】

『エスペリア童話選集』

ーー無垢の冒険ーー

このおとぎ話を読んだ人なら、多かれ少なかれこんな伝説を聞いたことがあると思う……。この世には、生命を司る神デューラが愛した金色のベリーが存在する。それはエルフの羽根のように輝く葉がついていて、黄金の真珠のような不思議な実がなる果実だ。それを食べた人は、願い事を1つだけ叶えることができる。だが……この果実は純粋な心を持つ者だけが見つけることができるのだ。これから語る物語は、この伝説の金色のベリーと深く関係しているーー

橙色の空が完全に藍色に染まり、夜になってしまったとアモスは気づきました。月がひっそりと姿を現し、静かな夜が訪れました。鳥の歌声や楽しそうに笑う草木のさざめきが聞こえる昼間の森は、女神デューラの祝福を受けていますが、日が落ちるとその賑やかさがなくなり、未知なる神秘を見せるのです。アモスは簡単にたいまつを作り、森の暗闇に怯えながらも森の中を進んでいきます。ここに来た時の道を戻っているだけなのに、森に立ち込めている霧のせいで、どんどん道に迷っているような気がしてきました。

「はぁ……しょうがない」

足を止めたアモスは、ふと木々の葉が覆う空を見上げ、昼間にお父さんと喧嘩したことを思い出しましたーー

「すでにこの件のことは話が終わっているはずだが? どういうことなのか説明しろ、アモス」

「だ、だって……」

「この森は危険だから遊ぶなと何度同じことを言わせれば気が済むんだ! 森の中が危険なことぐらいわかっているだろう! 何が楽しくて森で遊ぶんだ!?」

森の中にいるアモスを必死に探し、ものすごく怒りながら家まで連れ帰ったお父さんの言葉でした。

「遊んでるとかじゃなくて……」

「私のアモスよ。お願い、もうお父さんを心配させないで」

「お母さん……」

病気を患い、ベッドに横になりながら涙目で訴えるのはアモスのお母さんです。

「でも金色のベリーを見つけることができたらーー」

「アモス! その話は済んだと言っただろう!」

お父さんは薬のお椀を机に叩きつけて、声を荒げながらアモスの言葉を遮りました。

「いいか? もう二度とあの森には入るな!」

ーー遠くから聞こえる獣の声に、アモスは現実に引き戻されます。お父さんの言うことを聞かず、ひとりで迷路のような森に入ったことを後悔し始めました。森の暗闇でだんだんと心細くなってきたアモスは、嫌な想像をしてしまいます。気を抜けば、すぐにでも背後から闇に引きずり込もうとする獣が森には潜んでいて、その機会をじっと待つようにアモスを暗い森の中から見つめている……そんなことを考えるようになってしまいました。考えれば考えるほど恐怖に支配され、居ても立っても居られなくなったアモスは、慌てて木の穴に飛び込みました。そこには『ナッツシェル』という文字が刻まれていました。穴の奥は暖かく、さっきまでとは別世界のようでした。ふかふかの干し草、採れたての新鮮な果物、それに見たこともない大きなどんぐり。一日中森の中を歩き回り、疲れ果ててお腹もペコペコだったアモスは、目の前の誘惑に勝てませんでした。胸の前で手を合わせて、聖なる光に許しを請い、果実をひとつふたつと口の中に入れました。お腹が満たされたアモスは、だんだんと睡魔が襲ってきて、気づけばふかふかの干し草の上で眠りについてしまったのですーー

「ねぇ、ラーク。夜中に私をこんな場所に連れてきた理由って……まさかこの人間のガキンチョを見せつけるためなの?」

「ち、違う、違うよ! 見せたかったのは、こっち! どんぐり! ピッピの誕生日に渡そうと思って、幻夜の森で必死に探したんだぜ~」

話し声が聞こえてきて目を覚ましたアモス。うとうとしながら目を開けると、目の前には2つの毛むくじゃらが!

「わっ!?」

思わず声を上げると、気づいた2つの毛むくじゃらが振り向きました。

「あわわっ、起きた! ねぇ、人間のガキンチョ。なんでラークの家にいるの?」

よく見れば毛むくじゃらの1つは、リスでした。そのリスが大きなぐるぐるメガネをくいっと直しながらアモスに聞きます。

(うう、まさかこの家の持ち主に見つかっちゃうなんて……)

逃げられないアモスは正直に話しました。

「森で……迷子になって。ここは暖かくて居心地よかったから、つい……」

「えっ、本当!? ねぇ、ピッピ聞いた!? ピッピ以外に褒められたの初めてだよ!」

もう1つの毛むくじゃらは、ラークと呼ばれたアライグマでした。なんだか照れくさそうに頭を掻いて、喜んでいます。

「そういうことなら、ここでゆっくり寝ていきなよ! 朝になったらピッピとボクが家まで送ってあげるぜ~!」

「それはダメだよ!」

ラークの言葉にアモスは慌てて起き上がりました。

「だって……ベリーがまだ見つかってないんだもん」

「ベリー?」

ラークとピッピは、顔を見合わせながら頭をかしげました。

「ベリーが欲しいなら、たくさん持ってるよ」

ラークは持ち歩いている缶を取り出して、蓋を開けました。中には赤や青の美味しそうなベリーがたくさんありました。だけど、アモスは頭をぶんぶん振ります。

「違う、それじゃない。金色で、キラキラしていて、昔デューラ様が愛したベリーだよ!」

ピッピはうーんと考えて、あっと気づきました。

「わかった! 伝説のベリーを探しているんだね!」

「で、伝説のベリー!?」

ラークは今にもヨダレがたれそうなくらい食いつきました。

「おいしそう! すぐに探しに行こうよ!」

「あわわ、待ってラーク! 伝説のベリーはね、純粋な心の持ち主にしか見つからないベリーなんだよ。しかもね、このベリーを手に入れるには、神様が残した試練に合格しなきゃいけないの」

「へっへ~ん! 大丈夫! ボクならどんな試練だって絶対に合格しちゃうもんね~!」

ラークは自信満々に自分の胸をどんっと叩きました。

「うーん……でも、何があるかわからないし」

ピッピは頭を抱えて悩みます。だけど、ぱっと顔を上げて言いました。

「……わかった。ラークが言うなら行こう! ねぇ、人間のガキンチョ! その伝説のベリーの場所知ってるんでしょ? 早く連れてって!」

「えっ……あの、実は……僕もわからなくて……で、でもデューラ様が好きな場所に行けばあるかなって! デューラ様なら自分の好きな場所に好きな果物を植えると思うし! だからきっとユグドラシルにあるはず! あと……僕の名前はアモス。ガキンチョって呼ばないで。お父さんの畑仕事の手伝いだってできるし、お母さんに薬をあげることだってできるんだから!」

「わかったよ、アモス! ボクはラーク。こっちはボクの友達のピッパー。このユグドラシルには、ボクとピッパーの知らない場所はないんだぜ~! 伝説のベリーがこの森にあるなら、絶対見つかるよ!」

こうして……アモスはラークとピッパーと一緒に森の東から西へと歩いていきました。森には不思議なものがいっぱいで、アモスは目をキラキラさせながらラークたちに着いていきました。ヤドリギに覆われたオークの木や、眠りから起こされて怒っているオークの賢者。草むらから飛び出してきた、ヴェルディア連盟のエリート武装集団『ヴィジランツ』。ボルトベアードに乗ったファントムライダー。アモスたちは蛍に導かれて、川辺にやってきました。キラキラと光る川にアモスは大喜び。この輝く川の底には、なんと光っている石があったのです。アモスたちは水切り競争を楽しみました。目的地に向かう途中、ラークとピッパーはアモスにこれまでの冒険のことを話します。アモスはとっても羨ましそうでした。特に、ピッパーがこれから星界学院に交換留学生として行く話は興味津々のようです。

「ピッパーはすごいね! 星界学院で学ぶことができるなんて」

「アモスも行きたいの? なら一緒に行こう!」

ピッパーは被っている大きな帽子をつかみ、ぎゅっと整えました。

「アルドンのお爺さんに頼めば、きっと許可してくれるんじゃないかなぁ」

ピッパーのお誘いに少し嬉しい気持ちになるけれど、アモスは戸惑いました。

「……やっぱりいいよ。僕、魔法わかんないもん」

「大丈夫! ボクも魔法は得意じゃないよ! 木に登ったり、どんぐりを採ったりすればいいんだ!」

ラークはふふんっと得意げに胸を張りました。だけど、アモスは首を横に振ります。

「僕、木登りは得意じゃないし、どんぐりがどこに生えているのかわからないよ」

「ふーん、そうなんだ? じゃあさ、アモスは何が得意なの?」

疑問に思ったラークはアモスに聞きました。

「お父さんが言うには、僕はお父さんを怒らせることが得意みたい」

アモスは真剣に言いました。

「僕ね……お父さんの仕事を手伝ったり、お母さんが薬飲むのを手伝ったりしてるんだ。だけど、ほかの家の子は、学校で勉強したり村でおとなしく遊んだりしてるんだって。だから、僕は子どもらしくないってよく言われるんだ。今日だって僕が伝説の……金色のベリーを探してるって言ったら、森には入るなって怒るし……」

「えー! それはひどいよ! 大人の手伝いするなんて偉いのになんでやっちゃダメなんだ? 人間の大人って、やっぱり閉じ込めるの好きなんだね! 変なルールも作っちゃうし! 大人って本当わかんないなー! ルールに縛られて何が楽しいんだよ?」

ラークはぷんぷん怒りながら言いました。

「アモス、キミはボクよりすごいよ」

初めて褒められたアモスは、少し恥ずかしそうに頭を掻きました。

「自分の価値を決めるのは自分だからね」

ピッパーもどうやら不満そうでした。

「みんな、ラークのことをいたずらっ子って言って遊びたがらないけど、私はラークと一緒にいると面白いからよく遊んでるの。だって、ラークがいなかったら、夜の幻夜の森に行くことなかったもん! すっごくきれいなんだよ!」

「あっ!! そうだ、幻夜の森!」

ラークは思い出したようにはっとして、アモスの肩を嬉しそうにたたきました。

「アモス、幻夜の森にまだ行ってなかったね! 実は、ピッピにプレゼントした大きなどんぐりも幻夜の森で見つけたんだぜ~! そこには空に浮かぶデッカいキノコとか、人間よりもデッカい花とか! ほかにも美味しい果物もたーくさんあるんだよ!」

ラークの話を聞いたアモスは、とってもワクワクしてきました。

「そうなんだ……! すごい! もしかしたら金色のベリーはその森にあるかもしれないね!」

楽しそうにうんうんとうなずいて、アモスたちは幻夜の森に向けて出発しました。七色のレースのようなカーテンをくぐり抜けて幻夜の森に入ると、アモスはわぁっとため息をつきました。ラークが言ったことは、大げさでもなんでもなく、本当にきれいな世界が広がっていたのです。まるで星屑が夜空から落ちてきたように、キラキラとした光が降り注ぎ、ぼんやりとした光の霧が森の中を漂っていました。輝く胞子を纏った巨大なキノコが空に浮き、人間よりも大きな花は、色とりどりの花びらをつけていて、夜風が揺らしていました。それだけではありません。淡い光を放ちながら自由に飛び回る精霊たちもいるのです。

「ジャミー!」

精霊たちに向かってラークとピッパーはジャミーと呼びました。どうやら精霊たちはいろいろな種類のベリーからジャムを作ることができるみたいです。だけど、臆病な性格のジャミーは、アモスたちと目が合ったすぐあと、逃げ去ってしまいました。

「ここの果物って本当においしい! でも、もう食べられないよ~」

ラークはごろんと仰向けに寝転がって、パンパンに膨れ上がったお腹をなでています。

「ラーク……。幻夜の森に生えてる果物なのに、食べちゃうの……?」

ピッパーは心配そうに言いながらメガネをくいっと直しました。

「いつも食べてるから平気だよ」

だけどラークはどこ吹く風。

「はぁ……何も起こらないといいなぁ」

お腹いっぱいだと言っていたのに、ラークの手には果物がありました。

「あれれ? そういえばアモスは……」

姿を探そうとピッパーは振り返りました。すると、そこには口の周りにたくさんの果汁がついたアモスがいたのです。

「もうっ……」

ピッパーはやれやれと呆れています。

「えへへ~」

誤魔化すように笑ってみせたけれど、ピッパーに機嫌を直してもらおうと慌てて大きな木に向かって走りました。そこには輝く提灯のような果実が実っていました。ピッパーに渡そうと手を伸ばしたその時です。

「あ~~~~!!! ピッピ!!! アモス!!! ちょっとこっちに来て~~!!」

アモスとピッパーがラークのもとに駆け寄ります。すると、その大きな木には、探していた伝説の金色のベリーが生えていたのです! エルフの羽根のような丸い実……。生命を司る神デューラが愛したと言われる伝説のベリーに間違いありません。

「あ……こ、これが……!」

「アモス! 早く採って! これが欲しかったんでしょ!?」

「慎重にね……」

湧きあがる気持ちを抑えきれないアモス。ラークとピッパーにせかされながらも、恐る恐る金色のベリーを摘みました。だけど、その瞬間……。まるで古代の生物が蘇ったかのように大地が激しく揺れ出したのです。地面に大きな亀裂が入り、3人は引き離されてしまいました。

「あわわっ!」

バランスを崩したピッパーが地面の割れ目に落ちそうになって、ラークが慌てて手を伸ばします。間一髪、ピッパーを助けることができましたが、ラークたちは勢い余って金色の大きな木のほうへと転がっていきました。

「ラーク! ピッパー! 大丈夫!?」

みるみる遠ざかる2人に向かってアモスは金色のベリーを手に持ったまま、大声で叫びます。だけど、それに応えたのは、ラークたちではなく聞き慣れない老いた声だったのです。

「この地に足を踏み入れる者が現れるのは、久方ぶりじゃ。人間の子よ……お主がこの聖なる実を手にしたのか?」

アモスは少し怯えましたが、迷いながらも頷きました。

(声しか聞こえない……もしかしたら、僕が見えてないだけかも)

アモスは相手にちゃんと伝わるように大きな声で答えました。

「はい……! 僕が金色のベリーを摘みました!」

「ひとつだけでいいのかね? ベリーはたくさんある。欲しい分だけ持っていっていいんじゃよ」

アモスはぶんぶんと頭を横に振りました。

「僕は願い事がひとつしかありません。お母さんが、健康になってくれることです。なので、ベリーはひとつで十分です」

「ふむ……人間の子よ。金色のベリーを持って帰るには、代償が必要なことは知っていたかね? 知らなかったということであれば、許してやろう。じゃが、そうでないのであれば……そのベリーはここに置いていくのじゃ」

「えっ……」

代償が必要なことを知らなかったアモスはとても迷いました。だけど、アモスには絶対に叶えたい願いがあります。金色のベリーをぎゅっと胸に抱いて、その声に向かってはっきりと言いました。

「金色のベリーを持ち帰らせてください! 代償なら、なんでもあげます!」

「なるほど……では友達のどちらかをもらうとしよう」

「え!?」

アモスが驚いている間に、いつの間にかラークとピッパーが光る丸い球の中に閉じ込められて、ぷかぷかと浮いていたのです。

「さあ、選べ、人間の子よ。どの友をここに残して行くのじゃ?」

「そ、そんな……」

アモスはお母さんの病気を治す金色のベリーを手に入れるために、何かを失うことがあるかもしれないと覚悟はしていました。もしかしたら森から出られないかもしれないと……。でも、その『代償』が友達だとは思わなかったのです。ラークとピッパーはまだ知り合ったばかり。でも、アモスの言葉を信じて、一緒に冒険をしてくれた2人は、もうアモスにとっては特別な友達なのです。

(お母さんを治すベリーはここにある。でも……その代償がラークたちだなんて……)

アモスの両方の目には涙が溜まり、今にも溢れそうです。

「ボクを選んで!」

球体の中のラークが、声を上げました。

「アモスはボクが出会った中で、一番優しい人間だった。ピッピはボクの一番の友達! どうせボクは迷惑をかけることしかできないからさ! でもピッピは違う。ピッピは星界学院にいけるくらいの天才なんだ! だからボクを選べばいいんだよ!」

「ちょ、ちょっと! それはダメだよ!」

ピッパーは無意識にメガネをかけ直して、叫びました。

「ラークはユグドラシルで一番面白い友達! ラークと一緒に遊ぶのは、すごく楽しいんだから!」

ピッパーの言葉を聞いたラークはとても喜んでいました。だけど、難しい選択を迫られていることに変わりはありません。アモスがラークを選んでも、ピッパーを選んでも、どちらにしてもピッパーとラークは離れ離れになります。ラークは真剣に考えて、アモスに向かって叫びました。

「ねえ、アモス! 金色のベリーを2つ持ってってよ! それで、ボクとピッピ両方ここに残して!」

「え……? 何、言ってるの……?」

「お母さんを助けたいんでしょ? だったら金色のベリーは持って帰らなきゃ! 大丈夫! ボクはピッピと一緒だからさ!」

笑顔で言うラークですが、その瞳には涙がたくさん溜まっていました。アモスはラークの一言で、どうやら決心がついたようです。

「ーーもう金色のベリーはいらない! ピッパーとラークを返して!」

「ほう?」

謎の声の主は驚いているようでした。

「人間の子よ、母親の病気は治したくないのかい?」

「治したいです! でも……こんな代償で……友達を置いて金色のベリーを手に入れても、お母さんは喜んでくれません!」

「ハッハッハ。素晴らしいのう……久方ぶりにこの地にやってきた人間の子よ……そしてこの試練に合格したたったひとりの人間の子よ……」

神秘的で威厳のある大きな笑い声が、アモスたちの耳元で響きました。もう一度笑い声が聞こえたかと思えば、その声は消えていったのです。そして、アモスの手にあった金色のベリーも一緒に消えていきました。消えていくベリーを見つめながら、アモスは悲しそうにため息をつきましたーー

「ーース! アモス! 目を覚まして……アモス!」

「わっ!?」

アモスはびっくりして勢いよく起き上がります。アモスの隣には心配そうに見つめるピッパーの姿がありました。

「ふぅ……よかったぁ」

ピッパーは一安心。だけど、反対側ではラークがまだ眠っているようでした。

「うわああぁ! ピッピ! 逃げて!」

「え……?」

ラークは眠りながら手足をジタバタさせて叫んでいます。何が起こっているのか、アモスはまったくわかりませんでした。その時、ピッパーはアモスが手に持っている果実に気づきます。

「あ……それは……。眠りのベリーだね。間違って採って食べちゃったんだよ。それを食べたら、いつの間にか眠っちゃうんだ」

アモスは自分の手の中にある灰色のベリーに気がつきました。

(なんだ……夢だったんだ……)

ガッカリしたその時。そのベリーから新しい葉っぱが生えてきたのです! その葉っぱはエルフの羽根のように輝いていて、金色の真珠のような丸い実がついていました。

「これはーー金色のベリー!」

目を丸くして見ていたピッパーが、突然アモスの手を取ってくるくると回りだしました。

「やっぱりそうだったんだ! 伝説の金色のベリーは、純粋な心の力、想いによって形を変えられるものだったんだ……! キミが持っている金色のベリーがその証拠だよ! これはキミの願いそのものなんだ!」

「えーと……ピッパーが言っていた神様の試練っていうのが、さっき見てた夢で……それを乗り越えたから、金色のベリーを手に入れられた……ってこと?」

ピッパーが言っていることがよくわからないアモスは、目をぱちぱちさせて聞きました。

「そういうこと~!」

「……そっか、そうなんだ! あはは、やった!!」

なにはともあれ、金色のベリーを手に入れることができたアモスは、ピッパーと一緒に踊り出しました。アモスの手の中にある伝説の金色のベリーは、優しくて温かい光を放っていましたーー

物語はここで終わりだ……だが、皆さんにはどうしてもその後の展開を知ってほしい。

その後ーー

アモスたちはジャミーたちに感謝の言葉と別れを告げた。ヴェルディアの民のふたりは、アモスをユグドラシルの森の中から安全に送り出した。彼らの別れはあまり悲しいものではなかったようだ。リスの言葉を借りると……。

「森の中を散歩していると、いろんな果物を手に入れられるんだ。だけど、手のひらには限界があるでしょ。欲しい果物を手に入れるには、何かを置いていかなきゃいけないの。でも、一番大切なのは置いてっちゃダメ。それはね、純粋な心。これだけは、なにがなんでも失っちゃダメだからね!」

人生もそうかもしれない。ヴェルディアの民と別れたあと、少年は金色のベリーを持ち帰った。少年の父親は、少年の姿を確認すると、ぎゅっと抱きしめた。2人はお互いに昼間言い過ぎたことを謝った。少年の母親は、2人に勧められて金色のベリーを口の中に入れる。そして、願いをひとつしたらしい。どのような願いだったのかはわからない。だが、その家族はいつまでも幸せに暮らしましたとさーー

ドリーのコーナー

いたずら好きな寂しがり屋で、すべての面白くて楽しいことが大好き。

ピッパーに出会うまではひとりでも別に良かったと思っていたけど、ピッパーと一緒に過ごしてからはひとりでいることが嫌いになった。学院に通っているピッパーを探すため、幼い頃から暮らしていたユグドラシルを離れた。

専用装備の説明

ラークが元素の力の宿った枝で作ったスリングショット。

豊富な元素の力が宿っており、柔らかく丈夫で遠距離の的も精確に撃ち抜くことができる。

スキン

わんぱく水夫

ギャラリー

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